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災害ボランティアに初めて参加してみました。何人かに行ってきたことを伝えると「なぜ行ってきたの?」と聞かれるのですが、ぽっと時間が空いたから以外ない気がしています。

そんな気持ちでいいのかとも考えましたが、帰ってきた今は、それでいいのだと感じています。

2011年に東日本大震災を福島県浜通りで経験して、2024年の元旦に能登半島地震をテレビでみました。衝撃でした。2011年、私の住んでいる地域はこんなふうに伝えられていったのだと思いました。

それからボランティアの募集がかかるまで事前登録をしてメールを待ちました。結局現地に行けたのは発生から約4ヶ月が経ってからでした。日々届くボランティア募集のメールを開いては閉じて、いつか行こうと思ってあっという間に4ヶ月。

参加したのは日帰りのボランティア。滞在時間は4~5時間ほどです。
主要道路の片側は通れるようになっていましたが、陥没している箇所は多数。倒壊した家屋はそのまま。地域の人にとってはどんな4ヶ月だったのでしょうか。

1日だけでは全くわかりません。

私の住んでいる地域にも、震災以来たくさんの人が来てくれました。移住したり通ってくれたり。その気持ちがほんの少しだけ分かった気がしました。

もっと寄り添えたらと思います。

東日本大震災のとき、ボランティアの人に間接的にお世話になっていたんだろうなと当時を振り返って思います。顔は思い出せませんが、避難所でもらったおにぎりや、校庭に並べられた衣類、1人1本の水のペットボトル。それらを準備してくれた人が確実にいました。そしてとても救われました。

大切な土地であり、そこに結びつく記憶がたくさんあると思います。
とても小さな支援しかできませんが、丁寧に大切に想いを届けたいです。

東日本大震災から13年が経ちましたが、今でも足を運んでくれる人がいます。単純に嬉しいです。タイミングは人それぞれ。5年後でも、10年後でも、来てくれるだけで、興味をもってくれるだけで嬉しいと私は感じるので、私もそうでありたいと思っています。

ボランティア当日、のと里山海道から見えた大きな虹


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