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【もっと知りたい産山村】シリーズ第6弾!『DABERIBA』

産山村の飲食店や観光施設、観光スポットや特産品などにスポットを当てたインタビュー『もっと知りたい産山村』シリーズ。第6弾はあか牛のハンバーグなどを提供する「焼きアーモンドカフェ DABERIBA」さんのインタビューです。

あか牛のハンバーグが人気

国道57号阿蘇市笹倉の交差点を左折、県道40号に入って南小国町に向かう南小国波野線を北上すること11キロ余りにあるのが産山村内では人気のカフェ「DABERIBA(ダベリバ)」だ。

元は保育所があったという場に夫婦で移住し、カフェを経営するのは嶋井利修(しまい・としのぶ)さん(41)と妻の麻紗誉さん(41)。店内に入ると、利修さんが描いたキャラクター「ダベ子」が笑顔で迎えてくれる。

メニューやイラスト、さらに店の内装まで夫の利修さん(左)による手作りだ

北九州市出身の利修さんは、南阿蘇村の九州東海大学農学部(現・東海大学農学部)に進学。卒業後、北九州に戻って就職したが、「雄大な阿蘇の風景に魅了され、いつかは阿蘇で働きたい…と思い続けていました」という。
その後産山村の牧場や阿蘇市のレストランなどで働きながら経験を積み、独立起業を目指した。

多数の死傷者が出るなど、大きな被害となった2016年4月14日の熊本地震では、この地を離れ、北九州に戻ることも考えたという。
しかし、「子供たちが、自然の豊富な産山がいい、と言うのでここで踏ん張り、店の開業にこぎつけました」

元保育所だった建物をほとんど自分で改装し、だれもが気軽に集まりだべる(話す)ことができる場にしたい、との思いで「ダベリバ」と名付けた。

元は保育所があった場所にカフェを開いた

店の自慢は、地元産のあか牛を使ったハンバーグやピザなどだが、ほかに自家製の焼アーモンド菓子を提供している。このアーモンドは、村のふるさと納税返礼品となるほどの人気商品でもある。
今では阿蘇をドライブやバイクツーリングで訪れる県外からの客にも評判になっている。

ぬくもりを感じるインテリアは客の人気も高い

アーモンドは20種以上の味が

「ドイツ語でアーモンドを『マンデル』というのですが、焼いたものにいろいろなフレーバーを付けたものを言います。焼きアーモンドとしたほうが分かりやすいので、うちではそう言っています。」
今では、約20種の味がある。

味付けされたアーモンド

「プレーン、キャラメル、コーヒー、ブラックペッパー、ショコラが定番の5種ですが、季節によっていろいろな味に変えています」

焼アーモンドを作る妻の麻紗誉さん

中学3年を頭に3男1女の子育てをしながら、アーモンドの焙煎も行っている麻紗誉さんは「店のインテリアやイラストを描いたりして、(夫は)器用な人ですね」と笑顔を見せた。

※年齢などは取材時のものです

焼きアーモンドカフェ DABERIBA

◆住所:〒869-2704 熊本県阿蘇郡産山村田尻581-2-2
◆電話番号:0967-25-3650
◆営業時間:10:00~17:00
◆定休日:火曜日
◆駐車場:有
◆料金:産山あか牛100% ハンバーグランチ 1,500円 税別
    (ごはんorパン、ドリンク付き)
    ピザ 1,200円~ 
    各種フレーバーの焼アーモンド 650円 税込 
    ほか

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