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扇棚田で棚田キャンプの実証実験!

先月「つなぐ棚田遺産」にも認定された産山村の扇棚田。

その扇棚田で、稲刈り後の農閑期を利用した【棚田キャンプ】の実証実験が実施されました。

熊本県観光連盟が県内の6つの観光資源を深掘り、磨き上げをしていく事業の中で、産山村の扇棚田がその資源の一つとして選ばれたのがきっかけです。

今回の棚田キャンプで田んぼを提供するのは地元の農事組合法人「やまぶきの里」。今秋の農閑期のキャンプスタートに向け準備を進めています。

周辺環境のガイドツアーからスタート

扇棚田では、すぐ近くにある山吹水源の水を引いてお米を育てています。周辺の環境を知るために、まずは山吹水源へのツアーからスタートしました。

ガイドをしてくれたのは、「やまぶきの里」の井春夫さん。
長年の森林ガイドの経験があり、村の”うぶやま学園”でも特別講師を務める春夫さんのガイドに、モニターで参加したJTB総合研究所のスタッフは興味津々。水源や周辺の植生についてまで熱心に聞かれていました。

ちなみにこの山吹水源の標高は約840メートル。
そして扇棚田の標高は約820メートル。

扇棚田から山吹水源へ行く道は坂を下るので、山吹水源の方が標高が高いように感じられますが…。20メートルほど扇棚田の方が標高が高いそうです。

「そうじゃなきゃ棚田に水を引けないでしょ~!」と、春夫さん。

確かにそうなのですが、どうしても感覚的に山吹水源前の坂道に惑わされてしまいます。

続いてテントを張る扇棚田へ

扇棚田は全部で16枚ありますすが、棚田キャンプとして利用できるのはその内の4枚。「やまぶきの里」の代表・井常富さんが所有する田んぼです。

当日は実際に田んぼにテントを張って、イメージを確かめました。

田んぼの中に入ることは普段決してない事なので、実際に入ってみるとその広さに驚きます。そして周辺は小高い丘に囲まれているため、とっても静か。

いつも外側から見ている扇棚田の、中から見える風景はとても新鮮です。
いつもと違う雰囲気のキャンプ場を求めている方にぴったりかもしれません。

地元食材での食事

提供できる食材にどんなものがあるか、地元の食材で検討もしました。

扇棚田で育てているお米の「あきげしき」や地元で育った「あか牛」、近くにあるお食事処水魚園で養殖されている「ヤマメ」や、原木椎茸などが並びました。

お米はモニター参加者が口をそろえて「美味しい!」と驚いていました。

お米を育てる源にもなる山吹水源、そして実際にお米を育てる扇棚田へと足を運び、実際に見て聴いて感じたからこそ、お米の味は一層美味しく感じられたのかもしれません。

意見交換

モニターツアーの終了後は、参加者の外からの視点と、地元の方の内からの視点で、意見交換が行われました。

扇棚田や山吹水源の今まで守られてきた環境を維持しながらどう進めていくか、まだまだ検討していくことはたくさんありますが、”農閑期”という時期を利用して、人と自然が交流できる場所になっていくといいなと思います。

棚田キャンプは今年の秋の農閑期からのオープンを予定しています。詳細が決まり次第お知らせします。

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