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【初見感想】新『ガンダム』履修「UC+NT+F91」編
よくきたな、お望月さんダヨ。
お望月さん、そのまま逆シャア→ユニコーンと進んで欲しい。
— 牧野なおき (@ingaoho) April 28, 2020
令和開始からの1年間で初代ガンダムから逆襲のシャアまでを履修した俺たちは新たな宇宙領域に飛び出すためにアニマックスでのガンダムUC+NTの一挙放送を利用して新作シリーズに手を出し始めた。いわゆる「シャアとアムロ」の延長線上にある世界。そこではジオンとニュータイプの物語に決着をつける壮大なサーガが演じられていた。
ここでは作品鑑賞中の反応を鑑賞順に掲載していこうと思う。初見感想は最上の娯楽であるゆえに。
前回までのガンダム履修
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)(2010-2014年)
シャアが死んで数年。小惑星アクシス墜落という大破壊を免れても人類に進歩がもたらされることはなかった。
アクシズ金星事件の後も争いは止まらなかったと全裸シャアは言ってるけど、なんだか当事者にしては熱が薄いな。昔からそんな感じだったような気がしないでもないけど、もっとこう……
— お望月さん (@ubmzh) May 16, 2020
とあるコロニーの高専生バナージは逃亡者オードリー(実はジオンの姫君ミネバ)と出会い、彼女を守るために守護者としてユニコーンガンダムへ乗り込む。しかし、ユニコーンガンダムには宇宙世紀をひっくり返す「ブラックボックス」を開く鍵であったことで、大変にややこしい事態を引き起こしていく。
親方!空から女の子が!
— お望月さん (@ubmzh) May 7, 2020
ユニコーンへ乗り込んだバナージはその立場の特異性から各陣営を渡り歩き戦争の裏側にある「人間」と触れ合うこととなる。ジオンの姫君を守りながら戦い続けたアムロの足跡を辿るように冒険をしながら、シャアのせいで行き詰ってしまった先代を乗り越えるようにループはらせんを描き少しずつ新たな局面へ向かっていく。
一方で(ネオ・ジオン・残党)「袖付き」の"シャアの再来"フルフロンタルやガルマンクスがバナージに巨大感情を向けながらも「ブラックボックス」を確保するために、決して殺さずそれでいて甘くもなくゆっくり包囲していく。このためある一定段階までバナージの安全は保障されている=周りの関係者はどれだけ死んでもよいという緊張感(喪服の用意)が持続する。
敵も味方も関係なく世界中があの時のような奇跡を目撃して一つになったが……黒いガンダムが蘇る!!
— お望月さん (@ubmzh) May 14, 2020
そして、なぜかガルマンクスとフルフロンタルシャアが助けに入ったわよ。
どういうことわよ?
ガルマンクス、謎のゲッツ!みたいな動きで袖にはけたわよ。なに。
なにわよ?
第五話終わり。
(なおタイムラインのジオン残党は第4話のジオン同窓会で盛り上がっていたが、私はまるでピンとせず水中ロボの愛らしさだけに目を奪われていた)
ガンダムUC 第四話
— お望月さん (@ubmzh) May 14, 2020
いきなり水中用ロボが出てきてかわいさにのたうちまわる。カプールの叔父さんみたいなやつが出て死ぬ!
ひどい!!
お望月さんジオン同窓会のとこ見てるんですか
— kope (@kope_3485) May 14, 2020
同窓会に連れてこられた参加者のお子さんみたいなリアクションだ。 https://t.co/Z0tE64EGn1
— 牧野なおき (@ingaoho) May 15, 2020
ユニコーン4話のジオン同窓会、本当に積み上げてきた熱量が凄まじいし、それを「知ったことか」と切り捨てていくバイアランカスタムもプロ感あっていいんですよ。
— 牧野なおき (@ingaoho) May 15, 2020
ガンダムUCは名もなき名パイロットのやたらいい動きを見るのが好きだよ
— 榊 亮vs光たもれDX🐸 (@banon_) May 15, 2020
マリーダさんのピーマンと接敵して粘りに粘ったスタークジェガンとか大好きだ
あとはジオン水泳部同窓会のバイアラン無双とかすーき
— 榊 亮vs光たもれDX🐸 (@banon_) May 15, 2020
あの場にしれっとリッパーのイフリートシュナイドがいて、何気に脱出してるのほっこりする
物語は再び宇宙へ。ブラックボックスの座標が明らかになり人々が物語のスタート地点へ集結する。ゲスト出演のブライトさんがアムロの遺影に話しかける等の旧ファンサービスがある。
ホントにでかいんだよあの遺影。つらいね。 https://t.co/hc9fwltOUO
— 牧野なおき (@ingaoho) May 15, 2020
色々ありそれは宇宙。
ガンダムUCのメインヒロインであるマリーダさんがニュータイプ正気爆弾※ を発生させる。マリーダさん、ガンダムの負の歴史と救済を一人で背負わされた女。はやいよ、早すぎるよ。
※NT正気爆弾:ニュータイプの素質がある人間が爆発四散する際に感情や記憶を周囲数㎞に放つ精神爆弾の一種。ショック効果により周囲の人間は争いを止め正気を取り戻し、感受性の強いニュータイプであればこの時点で決着することもありうる。
マリーダさん、それはフード理論的にはもうアレですよ!!
— お望月さん (@ubmzh) May 16, 2020
「とにかくマズいので処理を手伝ってくれ」なんて食事を分かち合ってはいけない。
「好きなものはアイスわよ」
俺の前でそれを言って生きてた奴はいないな。マリーダさん……
娘は自由意志で愚行して、父は娘の自由意志を尊重して、男の重感情神砂嵐に突っ込むわけで……マリーダさん、ほんとやめなさいよ。
— お望月さん (@ubmzh) May 16, 2020
あンた、ほんとオレンジ農園とかで余生を過ごしなさいよ。
最悪、喪服が4着必要。
マリーダさん!!おまえ、ニュータイプ正気爆弾はやめろ!!そんなの誰も望んでいない。
— お望月さん (@ubmzh) May 16, 2020
ニュータイプ遺言破!!
一方でガルマンクスにも正念場が訪れる。シャアの幻影フルフロンタルへの幻想を理想化させ巨大感情を走らせる男。バナージ=ユニコーン=NTキラーが放つ近距離精神感応攻撃 NT有情拳※ により説得されそうになるも、あまりにも剥き出しの精神に触れられたことにより自害してしまう。
※NT有情拳:ガンダムユニコーンが全身のサイコフレームを駆動させて音を越えた拳。非接触の精神交換により相互理解とサイコ兵器の強制収奪を強制してしまう最終兵器。ユニコーンが覚醒(勃起)した状態では効果が拡大し菩薩のシルエットが浮かび上がる。
ガルマンクス「初めて会った時から気に食わなかった死んじゃえよおまええぇ!!」
— お望月さん (@ubmzh) May 16, 2020
あわわわわ
ニュータイプゆえの感受性と「正解」に到達してしまうのは、もうどうしようもないわな。
「分かり合えないことをわかる」
ほどほどにせにゃあかん。
なんかシリーズが進むごとに「個の力」が強化されてるよね。軍隊としての機動戦士から、もっとこう影響力のあるカリスマがねぶたのように持ち上げられていく……
— お望月さん (@ubmzh) May 16, 2020
あっ ガルマンクス自害!!
有情勃起説得菩薩掌を拒否して!!#気持ちとか全て読まれちゃうからよかった
わかり合いって言っても、ガルマンクスみたいは絶対に立ち入られたくない部分がある人はどうすんだよ…
— kope (@kope_3485) May 16, 2020
っていうのはガンダムの中でも玉虫色にされがちっすよね
(結論出せるなら誰も苦労しないって話でもあるが)
殺し合いをしないためには何がいる?
— kope (@kope_3485) May 16, 2020
→相互理解、ならそのための前提は?
→誤解なく腹を割って話せること、どうすればいい?
→心と心で繋がればいい
という発想で考え出されたニュータイプ思想だけど、
考えれば考えるほど不完全で、Zでは「無理だこれ」となってしまった
作中でも現実でもわかり合い思想とスーパーパワーを一纏めにして「ニュータイプ」と呼称しているので、
— kope (@kope_3485) May 16, 2020
何度も「わかり合おうよ、え?勝手にズカズカ踏み込むな?あー、あっ無理だこれ」を何度も再演するシリーズになっておるわけなんですな(早口)
そして、最終こじらせ男のリリィ先輩が最終話にして大爆発を起こすが、それはそれとして和解した二台のガンダムが"シャアの再来"としてバンダイナムコにでっち上げられた男、フルフロンタルと対峙することになる。
シャアの器、フルフロンタルは「ガンダムの歴史」を背負わされ続けてきた木偶である。死んでいったモノたちやファンやスポンサーが戦争の終結を許さない……だが、やがて彼は自分の幽霊を見た。己はすでに死亡しており、彼が求めていた世界の最小単位の姿を見てしまった。そして、フルフロンタルは「熱」を感じて、成仏した。これが……心か……
キミカ少尉が「くそバナージ!家柄でも女でもロボでも腕前でも主人公でも!人徳でも全て奪いやがって死ね!」と全裸になって続いた。
— お望月さん (@ubmzh) May 16, 2020
このペースであと一話?????
最終回になんか発動して全部まとめて死ぬような展開しかなくない??
キミカ少尉が「くそバナージ!家柄でも女でもロボでも腕前でも主人公でも!人徳でも全て奪いやがって死ね!」と全裸になって続いた。
— お望月さん (@ubmzh) May 16, 2020
このペースであと一話?????
最終回になんか発動して全部まとめて死ぬような展開しかなくない??
シャア頭巾
— お望月さん (@ubmzh) May 16, 2020
「世論の内輪になるには狂気の果てにそれを乗り越えたモノ、君のような狂化人間だけだ!!私と共に来いバナージ!」
カァー!(例のSE)
いくぞバナージ
— お望月さん (@ubmzh) May 16, 2020
今日は俺とおまえで
Wガンダムだ!!#あっさり#以心伝心#これにはにっこり
アムロが去り、シャアが去り、新しい世代に残された宇宙で腹の底まで割あった若者たちが手を結び合い、これまで死んでいった者の心(スペースでブリ的に発生する残留思念 #宇宙世紀怪異 )を集めて宇宙を滅亡から救うのであった。
愛しさと優しさとガンダム有情サイコシールド!!2人なら、いや3人なら最後まで勃起できる!!
— お望月さん (@ubmzh) May 16, 2020
お望月さんユニコーンをダンコーンとして捉えてるからめちゃくちゃ笑ってる
— ヨウホウ (@yooooohoooooooo) May 16, 2020
宇宙を滅亡から救ったもののユニコーン角が膨張しニュータイプの進化系、サイコフレームと一体化した宇宙七人ミサキになる寸前でバナージは現世への帰還を選択する。ミネバと手を取り合って対話を重視していこうと。ブラックボックスは開かれ、もはや宇宙世紀に後戻りはないのだから。
ガンダムUC「ガンダム・ニュータイプ」ありきで生み出されたメタ作品であり総決算。シャアの墓を掘り起こし改めて決着をつける。
— お望月さん (@ubmzh) May 16, 2020
過去シリーズからさらに複雑化したニュータイプ問答や地獄巡りのような修行の旅はバナージを鍛え上げ、超理解と超拒絶の先にある当たり前の「対話」へ落着する。 https://t.co/YHNMzoMlwh
ガンダムUC総評
機動戦士ガンダムからの卒業を目指した本作はシャアを完全に葬り成仏させることによって新たな段階へ向けた舵を切った。報復の連鎖を断ち切り新たな価値観を浮上させるための十分な希望を持たせたエンディングは期待が持てるものだと思う。
本作で考えさせられたのは、初代ガンダムで高く評価したランバラルやドズル等の武人的登場人物たちについてだ。彼らの価値観は視聴者目線としても旧時代的であり、それゆえに理解しやすい。善悪は別として明確な価値観によって行動する人物は好感を持たれやすいものだ。
だが、彼らの価値観については理解しやすいだけで正しくない。魂を重力に引かれた者たちの立場だ。様々な宇宙世紀を旅することで無数の価値観を知り私もそれを理解することができるようになってきた。とにかく人々は対話しなくてはならない。そういう物語であったと思う。
— お望月さん (@ubmzh) May 15, 2020
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機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)(2018年)
ガンダムUCで開かれたブラックボックスは、宇宙へ一瞬の衝撃を与えたがそれは新たな複合企業体の勢力争いのきっかけでしかなかった。ユニコーンガンダム幻の三号機を巡り新たな戦争が幕を開けようとしていた。
『ガンダム奈良ティブ』
— お望月さん (@ubmzh) May 17, 2020
仏教モンスター縮めてブツモン。
ガンダム・セントール
仏像、下半身がシカ。
ネオジオング
仏像
ガンダムユニコーンには幻の三号機が存在していた。表向き廃棄されていたそれは補給もなく永遠に動き続け襲撃を行うことからフェネクス(不死鳥)と呼ばれ恐れられていた。物語はその捕獲作戦から始まる。
フェネック!やめるのだ!
— お望月さん (@ubmzh) May 17, 2020
「あそび用」「保管用」「布教用」の布教用を開くつもりか!!
ガンダムNTを操るヨナはフェネクスの捕獲に失敗する。まるでわざと失敗したかのように。なぜならフェネクスには彼の思い人ミシェルが乗り込んでいるからであった。そしてそれを仕向けているのはヨナを想うリタの陰謀であったのだ。
ブツモンゲットだぜ!!
— お望月さん (@ubmzh) May 17, 2020
あっ!
ノーマルボールをはずした。
ブツモン化してしまった平等院鳳凰ロボを追うべく……おまえなんかビジュアル系バンドみたいな顔してるな。こういうやつらしかいないの?
— お望月さん (@ubmzh) May 17, 2020
ということで幼馴染のESP三角関係と宇宙ロボをダシにしたメロドラマに感情を失いかけていたのですが、ここで本命の悪役役が登場して潮目が変わります。その名はゾルタン。"シャアの再来"フルフロンタルと同じ釜の飯を食い、バンダイナムコによってシャア候補生として育てられた男。おい、バンダイてめえ!シャアを成仏させたのにまた問題を起こしてるじゃないか!!
このゾルタンさん、非常にこじらせた男であり根が非常にまじめ。エキセントリックな役回りが多いおかげか楽屋でのあいさつは欠かさないタイプ。シャアの再来という軛を解かれついに俺の時代だ!と調子に乗り、コロニー内部でビームを撃って穴をあけようとするなどはっちゃけ始めます。そして、ネオジオングダブルツインマークツーセカンド※を発動した途端に、ヨナのNTガンダムによってネオジオングダブルツインマークツーセカンドが寝取られてしまう。
嗚呼!!嘘っぽいほど空回りするセリフと実行力だけを与えられたゾルタン!その力を奪われて絶望し涙ぐむゾルタン!お前はなんて愛おしいんだ。
※ネオジオング:モビルスーツと合体して起動する大型モビル装置。発動直前にヨナに寝取られるが、本体の能力は触手によって他のモビルスーツを意のままに動かしたりガスタンクを爆発させたりする首のない起動仏像である。
セカンドネオジオング……???
— お望月さん (@ubmzh) May 17, 2020
セカンドネオジオング、ださくない?
首ないし。
ガンダムでネオジオングを凌辱するのひどくない?しかもサトラレだからビンビンにウェットな回想を流しこまれるんだよ?
— お望月さん (@ubmzh) May 17, 2020
フェネック「やめるのだガンダム」
— お望月さん (@ubmzh) May 17, 2020
ガンダム有情ヒーリングチョップ!
やっぱネオジオングセカンドダブルツインマークツーセカンドの脚はダサくない?膝関節ないよ?
— お望月さん (@ubmzh) May 17, 2020
悪役を真面目に演じるゾルタンの好演から、この作品が好きになってしまい終盤のニュータイプを集めるとサツガイ※や功徳兵器※のようにPOPするフェネックの習性やメロドラマもぐんぐん楽しめるようになり、最終決戦でのガスタンク轢殺や触手アタック、NT正気爆弾からのヨナのフェネック搭乗、宇宙七人ミサキ ※の完成、そしてバナージの再登場とフェネックスの昇天、後半部分は一気に楽しめてしまいました。
サツガイ:ニンジャスレイヤーに登場する謎の怪ニンジャ存在。リアルニンジャやニンジャ遺物の存在を感知して半自動的にPOPしてくる黄色い衣の男。
功徳兵器:黄昏のブッシャリオンに登場する衆生を強制解脱へ導く自律仏陀型兵器。徳の高い存在を発見すると徳エネルギーとするために捕獲する。
七人ミサキ:宇宙高知県等で知られる船幽霊の一種。常に七人で行動し一人を加えると戦闘の一人が抜け出して成仏することができるらしい。本作のフェネックの怨霊的行動原理に近い。
ガスタンク 轢ーーッ!!
— お望月さん (@ubmzh) May 17, 2020
ファッション狂人、ちょっと泣いてたシーンから先は好きになっちゃうな。
ニュータイプ正気爆弾!!
— お望月さん (@ubmzh) May 17, 2020
結界!!
密教奥義、哀しみの反出生主義!!
やっちゃえ、男の子ォォ!!
ガンダムNT総評
ガンダムNT、オカルト心霊科学とニュータイプ物理学を上手に折衷した娯楽作品だと思います。なんだかんだで良い感じに終わったのでは?悪役ゾルタンの熱量が高く、それに引き上げられるように三人+一人の主人公と殉死眼鏡が集うシーンは上がりました。結果的に、非常に爽快で爽やかなエンディングを迎えることができました。
やっぱサイコフレームは位牌なんだよね。フル位牌ガンダム。位牌は多い方が強い。合掌!!
— お望月さん (@ubmzh) May 17, 2020
メカにはあまり興味がなかったけどシナンジュは覚えたよ!(見比べて判定できるかわからない)
お望月さんがゾルタン評価してくれてて嬉しい。
— 双魔 (@calpissoma) May 20, 2020
次はコイツにします。 pic.twitter.com/5ELoBKvlSB
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機動戦士ガンダムF91(1991年)
ガンダムUCとNTの時代から数十年後。もはやシャアやアムロと同期の現役はもういない。腐敗した連邦政府と宇宙貴族の争いは宇宙海賊クロスボーンバンガードの介入により再燃しようとしていた。
死!
— お望月さん (@ubmzh) May 24, 2020
F91、かなり戦災死の描写が濃い
— kope (@kope_3485) May 24, 2020
シーブックの「アーサーなんだぜ?」っていう端的なセリフ、カメラが回り始めるずっと前から彼らには彼らの世界があって、生きていたのだと分かり、本当に辛い。
— 牧野なおき (@ingaoho) May 24, 2020
というわけで少年や民間人が次々と死んでいくハードなテロ死が描写されていきます。腐敗しきった連邦軍と実行力として宇宙海賊を操る宇宙貴族の争いに心が痛んでいきます。ゾルタンですらやらなかったコロニー内のビーム掃射を撃っちゃうんだ、連邦政府は。
連邦軍が相当アレに腐敗時代なんですね。コロニーに艦砲射撃とは。
— お望月さん (@ubmzh) May 24, 2020
ジオンとは別の宇宙貴族か台頭してるし、地球帰りが増えているし、とにかく世知辛い。世紀末だ。
撃っちゃうんだなコレが、はこの事故映像を教習所で見せられて免許取ったんだよね? コロニーに穴を開けようとするのやばくない?
— お望月さん (@ubmzh) May 24, 2020
お望月さんF91、連邦の緩みとかNT観の変化とか要点を初見で全ピックしていってるのスゴイなぁ
— 双魔 (@calpissoma) May 24, 2020
それはそれとしてガルマンクス子孫とララァ(当代)が胡乱ワードなのに誰なのか一発でわかって笑ってしまう
宇宙海賊の重役「鉄仮面」はヴァンプ将軍に酷似した男であり全宇宙人類の抹殺を託された強化人間です。彼はヒロインの父であり超でっかいモビルアーマー(全人類への弔辞としてお花型の)を操るなんかすげーやつです。
ヴァンプ将軍じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!
— お望月さん (@ubmzh) May 24, 2020
後に知ったのですが本作(F91本編)は、TVシリーズ24話分を115分に圧縮したものらしくどんどん新手の激重感情が登場しては爆発していきます。新ララアも猛スピードで戦ったり裏切ったりして愛憎の中で散っていきます。もうどうしたらよいの。
ララア(当代)!!
— お望月さん (@ubmzh) May 24, 2020
公開順では、90年代ですが時代設定的にはUC以降であるという展開。あれだけ頑張ったのに……と思いつつも、あいつらならやる。絶対腐敗させるという確信もあり、大河シリーズならではの説得力が逆に存在してしまいます。これはこの順番で履修していなければ感じ取れなかった部分かもしれません。
ユニコーンの後にこの時代が控えてる辛さ、わかっていただけただろうか。 https://t.co/ZNRlFpE4PV
— 牧野なおき (@ingaoho) May 24, 2020
なんかこれまでの経緯からしてテロリストやヴァンプ将軍が英雄視されるというのはよくわかりますね。
— お望月さん (@ubmzh) May 24, 2020
あっ
父さん!!早すぎるよ!!
さっきまで普通に話してたから
喪服が間に合わない!!
鉄仮面もラフレシアも大好き。#すぐ敵側を好きになる
— へるま@パン大臣⋈ (@herumer) May 24, 2020
F91は本当に面白いので、こいつが興行的にコケたと知ってときはかなり驚きました
— タイラダでん (@tairada) May 24, 2020
ガンダムF91総評
猛スピードで人が死に重みだけを残していく質量のある走馬灯のような展開。それでいてヌケのよいアクションシーンや最終局面のほぼリアルニンジャみたいな挙動にハッピーエンド的なイメージ。ガンダムの組み立てや戦艦の接地等、メカニックの描写をアップデートしようしたフェチズムもあり俺たちの戦いはこれからだ!という結末も含めてよい作品だったと思います。
THIS IS ONLY THE BEGINNING
— 双魔 (@calpissoma) May 24, 2020
(続きをアニメでやるとは言っていない) https://t.co/68T9VotWdL pic.twitter.com/88Q3R6fmlB
『機動戦士ガンダムF91』
— お望月さん (@ubmzh) May 24, 2020
おわり。
俺たちの戦いはこれからだ!!
ディティールが面白かったですね!
敵味方関係なく、誠実であろうとする事が報われる前向きな作品だったと思います。
それはそれとしてクローズアップされる戦災たるや。アーサーはゆっくり眠らせてやれ。
実況全体はこちら
新鮮な質量をもった初見感想はこっちだ!!
以上です。
思ったより長引いてしまった。ガンダムっていうか、人間ドラマっておもしろいね!!
いつもたくさんのチヤホヤをありがとうございます。頂いたサポートは取材に使用したり他の記事のサポートに使用させてもらっています。