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轢ーーッ!!目を覚ますと俺は生成りの貫頭衣姿で寝台に身を横たえていた。 身を起こす。清潔だが無機質のアイボリーホワイトで統一された室内には目立った装飾がなく壁はつるんとしている。 目を覚ましたようね。 ここは《生真面目タウン》、冗談禁止の世界よ。 頭の中に直接"声"が響いた。 あなたは生前にあまりにも冗談を言い過ぎました。 その業(カルマ)のため今生では冗談を禁止します。 胸に手を当てるまでもなく心当たりはいくらでもあったので俺は素直に頷く。つるんとした壁の一角に長方