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【データから見る】ユビレジ QRオーダー&決済が売上アップに繋がる話

こんにちは。ユビレジ広報の寺島です。
ユビレジはクラウドPOSレジをベースに、デジタル化によって店舗業務の効率化を推進する、店舗テック系スタートアップです。テック企業であればもっとデータを活用していきたい!ということで、今回は「ユビレジ QRオーダー&決済」のデータから見える傾向についてまとめました。

「ユビレジ QRオーダー&決済」ってどんなサービス?

飲食店に来店したお客様が自身のスマートフォンを使って、好きなタイミングで注文ができるサービスです。「まだ決まってないのに店員さんが注文を取りに来た」または「注文したくても店員さんがなかなか来てくれない」なんて事ありますよね?このサービスを利用すればプレッシャーを感じることなくメニューを吟味できるし、注文の際に店員さんを探す必要もありません。お客様が自分のタイミングで注文できることがポイントです。

また店舗側は、注文を取る度に手を止めることなく料理やオペレーションに集中でき、お客様との会話を楽しんだりと余裕を持った接客が可能になります。

お客様、店舗、双方のメリットをまとめた紹介動画があるので、こちらもぜひご覧ください。

「ユビレジ QRオーダー&決済」導入店の会計金額は非導入店より総じて高い

ここからは「ユビレジ QRオーダー&決済」の導入店と非導入店でデータにどの様な違いがあるのかを見ていきましょう。

下の図は、クラウドPOSレジ「ユビレジ」を導入する飲食店の1テーブルあたりの会計金額のグラフです。今回はコロナ禍の影響を極力下げるため、まん延防止等重点措置が解除された後の2022年4月から2023年1月のデータを抽出しました。オレンジが「ユビレジ QRオーダー&決済」を導入している店舗、グレーが非導入店です。

ご覧いただいて分かるように、「ユビレジ QRオーダー&決済」の導入店は非導入店よりも1テーブルあたりの会計金額が1,200円強高い傾向にあります。

▲1テーブルあたりの会計金額の差は1,200円強

客単価で見ると200円強の違いです。
席数が30席で1日2回転する飲食店と仮定すると、60人 X 200円 X 30営業日=36万円。月商にして36万円程度の差が出る計算です。

※ 今回のデータでは営業時間を絞っていません。ランチ営業の数字が全体の会計金額を下げていることが考えられます。

▲客単価にするとその差は200円強。月商にすると数十万円の差が出る


下の図は1テーブルあたりの平均注文品数の比較です。
QRオーダー導入店では平均して3品ほど注文品数が多いことが分かります。導入店では非導入店より注文品数が多くなることで会計金額が押し上がっていることがデータから読み取れます。

QRオーダーだと気軽に注文ができるので、「お客様が注文したいタイミング」を逃さず、その要望をしっかりと捉えていることがうかがえます。気軽に注文できることで「ついつい多く頼んでしまう」というお客様の心理がデータに反映されていますね。

「ユビレジ QRオーダー&決済」と相性が良いのは「焼肉・しゃぶしゃぶ・鉄板焼き」と「居酒屋」?

今回抽出したデータの中で、前項の特徴が最も大きく現れたのが「焼肉・しゃぶしゃぶ・鉄板焼き」の業態です。

導入店のトータルの注文品数は非導入店のほぼ2倍(!)、結果として会計金額の差は1テーブルあたり約3,200円にも及びました。

▲「焼き肉・しゃぶしゃぶ・鉄板焼き」の1テーブルあたりの平均注文回数はほぼ2倍!
▲「焼き肉・しゃぶしゃぶ・鉄板焼き」の1テーブルあたりの平均会計金額の差は3,200円にも及ぶ


「居酒屋」は飲食店の中でも「ユビレジ QRオーダー&決済」の導入店が多い業態です。

データを見ると、こちらも1テーブルあたりの注文品数がQRオーダー導入店の方が多く、会計金額も高くなる傾向が見られました。QRオーダーならお互いのスマホで写真付きのメニューを見ながら会話も弾みます。メニューを見てすぐにお客様のタイミングで注文できるので「もう1杯ずつ頼んじゃおうか?」を誘発しやすいことが考えられます。

▲「居酒屋」でも導入店で注文品数が多くなる傾向
▲ユビレジ導入店の「小割烹おはし ゑびすりびんぐ」さんの飲み物メニュー
画面を見ながら「これも頼んじゃおう」と会話も弾む

最後に

いかがでしたでしょうか?

「ユビレジ QRオーダー&決済」が飲食店の売上アップに繋がっていることをデータを用いてご説明しました。一方で、なぜ「焼肉・しゃぶしゃぶ・鉄板焼き」ではQRオーダー導入店でここまで注文品数が多くなるのか、また、飲食店の業務効率化にどう繋がっているのか、など今回のデータからは分からない点も多々あります。これらについては、引き続き検証していきたいと思います。

一般社団法人レストランテック協会が実施した調査によると、飲食店がDXに取り組む上で最も高いハードルは「コストが高い(37.8%)」で、次に挙がったのが「自分に合うサービスがわからない(30.8%)」だったそうです。

どのサービスが自分のお店に合っているのかを探すのはなかなか難しいですよね。ピッタリのサービスを導入して効果を実感して欲しい。ユビレジは今後も導入までのヒントになるコンテンツをお届けしていきたいと思います。

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