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真皇杯東海予選決勝トーナメント進出構築&オフレポ【ポケモンSVシングル】

真皇杯東海予選おつかれさまでした。
はじめてのオフラインの大会で予選抜けて決勝トーナメントに行けたことがあまりにもうれしかったので、記事に残しておこうと思いました。
記事を書くのもはじめてなので、お見苦しいところはあるかと思いますが、お時間があれば、最後までお付き合い頂けると幸いです。
あらためまして、うびと申します。よろしくお願いいたします。

わたし自身オフに行くことがはじめてであり、極度の緊張をし、2戦目までコマンドを選択する指ががたがた震えておりました。イブAを2錠飲んでなんとか震えがおさまりました。

そんなわたしですが、嘘みたいに運が上振れて予選通過いたしました。
前期7万位、レート1300以下のわたしが勝ち抜けるなんてあってはいけない話であり、「TNうび 運だけ」とツイートされていないか、エゴサーチしました。自分がツイートしていました。

ヌメラちゃんもびっくり

そんなわたしが使用していた構築がこちらです。

そうです。まったくこちらの動画とおなじ並びです。
(自分の動画の宣伝になってしまった。ごめんなさい。)

この動画のパーティは、上位ランカーでありわたくしの神、↓イア様

が前期貸してくださったパーティです。
この並びが、天下のポケモン徹底攻略様(https://yakkun.com/tool/type_checker.htm)も驚くほど完璧なバランスでした。

こんな診断結果はめったに見られないです

そのため、この6体で挑むことに決めました。わざや努力値、テラスタルはわたしが使いやすいようにすこし変えているので、あらためてご紹介します。


【個体紹介】

黒バドレックス@いのちのたま じんばいったい

テラスタイプ:フェアリー

おくびょう175-x-101(4)-217(252)-120-222(252)

アスビ / サイコショック / ドレキ / くさむすび

珠ダメで削れてしまうぶんをドレインキッスで回収したかったので、妖テラにしてドレキを採用しました。
くさむすびの枠は、前日までみがわりかわるだくみかで悩んでいたのですが、環境に増えていると聞いたヘイラッシャをどうしよう!!と思い、くさむすびを採用しました。
おかげでヘイラッシャをくさむすびでワンパンできた試合もあったので、採用した価値はあったと思います。200kg以上のヘイラッシャやディンルーに威力120、つよすぎる。

選出率2位(まさかの、選出しなかった試合があります)。

ガチグマ(赫)@とつげきチョッキ しんがん

テラスタイプ:ノーマル

ひかえめ 213(196)-x-140-205(252)-85-80(60)

ブラッドムーン / だいち / ハイボ / しんくうは

はっきり言いますと、調整意図は不明ですイア様に訊いてください
しかし、ガチグマミラーになった時に、Sに60も振っている効果!!!で、上から攻撃でき、ミラーを制することができたのでこの調整が良かったのだと思います。イアさん本当にありがとうございました。
テラスは黒バドの草技(あるかな?)となったときに切りました。切ったのは初戦の1回だけです。

選出率3位(トドロクツキかガチグマか、どちらかしか選出しないため)。

岩オーガポン@いしずえのめん がんじょう

テラスタイプ:いわ

ようき 155-172(252)-105(4)-x-116-178(252)

ツタ / ウッドホーン / ちょうはつ / カウンター

この子はイアさんのオーガポンと大幅に違っています。
出会ったことはないが耳に聞く、やどみが白バドに強いと思って育成しました。やどりぎ無効なのと、上からちょうはつを打てることと、たとえブリザードランスが来てもがんじょうで耐え、カウンターで倒してしまえる、と考えていました。

アローラキュウコンが出てきても、上からちょうはつが打てるように最速にしています。その他受けルにちょうはつ入りがいると便利だと思い、このようなかたちで育成しました。

が、白バドにもアロキュウにもザ・受けループにも当たらなかったため、この子はベンチをあたため続けていました。

選出率6位(一回も選出していません。ごめんね)。

オオニューラ@きあいのタスキ かるわざ

テラスタイプ:ゴースト

いじっぱり155-200(252)-80-x-101(4)-172(252)

フェイタル / インファ / シャドークロー / どくびし

最強の運ゲー上振れ要因。毎回初手に出しています。初手に出して、フェイタルクローを押す。あとは、天に願います。眠れ、麻痺れ、毒れ……。するとどうでしょう。毎回見事にいずれかを引いてきてくれます。(よしよし、いい子だね、ほんとうによくがんばったね……)。眠りを引いた時は、お相手は天を見上げていました。「神様っているのかな?」と思っていたのでしょう。わたしは喜びを顔に出さないように、至極申し訳なさそうに毎回俯いて回避していました。(内心、ダブルピースでした)。

しかしながら決勝トーナメントでお相手のオオニューラのフェイタルでわたしのバドレックスが麻痺ってしまい、1発で痺れを引いて負けてしまったときは、「ああ、これが因果応報か」と思いました。

罪深きポケモン、オオニューラ


そしてさすが上級者の集まりなだけあり、一度もタスキまで削られてかるわざ発動、とはいきませんでした。後ほど対戦してくださった方に訊いてみると、みなさんかるわざを発動させないようにさせないようにと気をつけていたそうです。「たとえBD下降補正でもタスキまでいかないかどうか計算した」と言ってみえた方もおり、最初からタスキもかるわざも見抜かれていること、その慧眼に心底驚きました(あたりまえなんて言わないで)。

イアさんのオオニューラと変えている点は、ゴテラにしたことと、どくびしを入れたことです。ゴテラを切ることはなかったのですが、どくびしは結構刺さりました。退場したあともどくびしで相手を蝕む、彼女の姿はかっこよかったです。

※余談ですが、エアプすぎてどくびしが飛行タイプに入らないことを知らず、カイリューに入らなかった時点で(このカイリューはブーツなんだな)と判断していましたが、ノマテラして帰ってきたときには毒におかされていたので、(え?!ブーツじゃないの?!)と泣きそうになりました。ハチマキでした。

選出率1位(宿敵・サーフゴーがまったくいなかったため、毎回初手に出していました。紛れもなくMVPです)。

テツノツツミ@こだわりメガネ クォークチャージ

テラスタイプ:ほのお

おくびょう131-x-135(4)-176(252)-80-206(252)

フリドラ / ドロポン / テラバースト / アンコール

この子もイアさんのツツミとは少し変えています。受けループ対策でメガネにしました。

予選でパゴスママングライ等々……という並びのお相手と当たり、「これはこの子の出番だ!」と思ってこの1戦だけ選出しました。結果、この方のテラパゴスはメガネで(ツキちゃんが叩き落としてくれて判明しました)、ママンボウはいたもののグライオンは選出されておらず、受けル偽装(!)というものでした。

結果的にお相手のテラパゴス&ミミッキュに対して4回連続ハイドロポンプを当てるしか勝ち目がなく、両手を合わせてお祈りした結果、見事に4連続でドロポンを当ててくれました。神様って、いるのかな?いるとしたら、それはテツノツツミでしょう。ありがとう、ツツミちゃん。

選出率5位(この1度きり)。

トドロクツキ@ブーストエナジー こだいかっせい

テラスタイプ:ひこう

ようき 185(36)-187(220)-91-x-121-188(252)

はたき / アクロバット / じしん / りゅうまい

最速&ブーストエナジーで上がる能力がSになるように、Sより1だけAを下げている神調整。基本的に、上を取られることがありません。余裕があるときは竜舞なんてしちゃって、そんなときには、もう誰も彼を止めることができないでしょう(マンダは初手竜舞や!)。

叩きでそもそもかなりダメージが入る&もちものがわかる&もちものの効果をなくせる、というのが強すぎました。大抵のポケモンは叩きからのアクロバットで落ちます。

ひとつだけ難点を言うと、あく / ドラゴンという複合タイプがよくわからず、弱点がわかりにくいことと(それくらい覚えなさい)、ひこうテラスタルを切りたくなるので、裏のバドレックスとテラス権の奪い合いになることです。でもイアさんはそうならないと言ってみえたので上手い人だとならないのかも。

選出率4位(ガチグマと僅差)。

【結果】

午前の予選は3勝2敗で2位で抜け、午後の決勝トーナメントは初戦で負けてしまいました。

「おい、笑える」が使いたかっただけ
実際は笑ってない、「心は泣いてる」

「1勝でもできたらいいな」「というかお知り合いができたらいいな」くらいの軽い気持ちで参加してしまったので、予選抜けで拍子抜けしてしまい、本当に吐きそうになりました。だって、ここに来ているみんな、決勝トーナメントに進みたいんだもん。そんなGブロックのみなさまの気持ちを背負っていると考えると、よけいに怖くなってしまいました。

昼休憩の時間も買ってきたサンドウィッチが喉を通らず、口の中でモサモサと居座りずっと気持ちが悪かったです。イブAを2錠飲んでなんとか吐き気がおさまりました。

そんななかむかえた決勝トーナメントの初戦のお相手は、この大会に参加するか悩んでいたわたしの背中を押してくださった張本人、↓めーぜんさん!

毎ターンごとに大きな声でリアクションしてくださるので、緊張がほぐれ、少し楽しい気持ちになることができました。あまりにも1人で盛り上がっていらっしゃるので周りの人たちも観に来てくださいました。恥ずかしいやら、嬉しいやらでした。

最初のほうはずっと押し黙って俯いていたわたしも、最後は大きな声でリアクションすることができました。楽しかったです。でも、一発麻痺負けはやっぱり許せない。

めーぜんさんはルナアーラを使っていらして、実はわたしも黒バドの枠をルナアーラにしようかとずっと悩んでいて、フレ戦等で試してみてしっくりこず、月食ネクロズマ(!)を使って気が狂ったりラジバンダリしていて、大会前日にやっぱり黒バドレックスとともに行くことに決めました。

厳しいって

結局、優勝した↓ウルシさん

も黒バドレックスで優勝していったので、この子がこの日の勝ち馬だったのだと思います。本当におめでとうございます!!本戦も陰ながら応援しております。

【おわりに】

対戦相手の顔が見える。これがオフライン対戦の醍醐味かもしれない、と思いました。喜んだり、悲しんだり、ふだんの1人で画面の前でマイクに向かって一方的に話しているだけとは全然違う、この感じ。
インターネットのなかでも人と人は繋がれるけど、こういう一体感はオフならではだと思います。

準決勝と決勝をみんなでプロジェクターで観戦していたときも、会場にはとてつもない一体感がありました。「うわー!!」とかみんな言うの。楽しかったなあ。

エアプすぎて、ウーラオスに対してヘイラッシャがまもるを押している意味がわからなくて、「ふかしのこぶしなのにどうして守れるんですか?」とつぶやいたわたしに、おなじGブロック(1位抜け!)でとなりの席だった↓たまらしさん

は呆れずにやさしく教えてくださいました。「パンチグローブを持っているとふかしのこぶしは発動しないんですよ」と。ありがとうございました。

わたしは生物学上も自認上も女なので、リアルな女友達にポケモンの話ができたことがありません。誰もポケモン対戦をやっていないからです。友達にも家族にもできなかったポケモンの話を、実体を持った(?)人間と話しているという事実に、感極まって泣きそうになりました(泣いてないけど)。

もともと顔見知りゼロの秘宝でオフにやって来たので、ひとり淋しく帰路につこうかなとしていたところ、めーぜんさんが声をかけてくださり、東海予選二次会(言ってみたかった言葉)に参加することができました。ほんとうにうれしかったです。
そこでは真皇杯総主催者の↓くらうでぃあさん

もいらしてヒェ~でした!!このような素敵な大会を開いていただいたこと、ほんとうに感謝しております。
また、東海予選主催の↓らんのすけさん、

お忙しい中運営、本当にありがとうございました。11月の竜舞オフも、またぜひ参加させてください!

ほかにもここに載せきれないほど、たくさんの優しい人たちが当日話してくださいました。関わってくださったすべての方に、感謝の気持ちを伝えたいです。本当に、ありがとうございました!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。本来文学畑出身で、文章を書くのが大好きな性分のため、ついつい長くなってしまいました。

伝えたいことは、
・オフラインの楽しさ
・そしてその感謝

この2点です。

動画よりも先に文章にして伝えたかったため、体内にアルコールが少し残っている勢いで書きました。

わたしのこの文章が、オフに行くことを躊躇っているどこかのだれかの背中を押しますように。


ではまた!

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