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歳を取って怒られる事はあまり無くなった、お陰で怒られ耐性も無くなった【フードデリバリー日記二十七日目】

先日某チェーン店にピックアップに伺った際、調理待ちが発生してしばらくカウンター付近で調理完了を待っていました。

すると社員もしくはバイトリーダー的な方が、アルバイトの子にお説教している様子が目に入りました。

要約すると「作業が遅い」みたいな理由でアルバイトの方は怒られており、個人的には「お客さんからも見えるし聞こえる位置なのだからお説教するにしてももっと奥でやれば良いのに」や「勤務態度が悪いとかならまだしも作業が遅いだけでそこまで怒らなくても良いのでは無いだろうか?」等と感じました。

その案件がショートで300円代の案件だったのもあり、そんな案件で調理待ちさせられているのに若干辟易としていた私ですが、彼の様子を見ていて

「怒られる事も無く好きな時に出退勤出来てさらには閑散期でも恐らく諸々の実費を引いても彼よりは時給は高いであろうフードデリバリーって良い仕事だな」

とも思うのでした。

フードデリバリーだと破損や大幅な遅延等が原因でお客さんから怒られる事があったとしても、恐らく年に数回レベルでしょう。

加盟店から配達員が怒られるケースなんてのはさらにレアケース、私は4年近く配達員をやっていますが加盟店から怒られた経験と言うのはまだありません。

それに実際大幅な遅延でも基本アプリで配達員の状況はモニタリング出来る訳ですから多少遅れてもよっぽど察しの悪いお客さんでもなければ配達員が何故遅れているかは分かるわけです。

だからお届けの際にこちらから「お待たせして申し訳ございません」と一言謝罪すれば基本そこからさらに怒ってくる人は余り居ませんしね。

私は配達員は副業なので本業は別に会社で働いているのですが、さすがにこの年齢になると頭ごなしに怒られるような事も無くなりました。

その為、私自身もう何年も仕事においてガチ説教なんてのはされた経験がありませんし、恐らく私と同年代位の方もきっと似たような物だと思います。

カウンターの向こうで注意されてる若いアルバイトの方を眺めつつ


「今自分がアレやられたら、多分即バイト辞めるだろうな」


等と思いながらそれからも数分間、調理待ちをしていました。

歳を取るにつれて怒られる事への耐性は低くなり、逆に他人へは怒りっぽくなる。

それも老化の一種なのかもしれません。

気を付けてどうにかなるもんでも無い気もしますけど、それでもやっぱり気を付けて日々を過ごしていきたいと思います。


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