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売らないブランド。自分だけの。羽織る。

そもそもは「さらっと羽織る服が欲しいなあ」と思って。
だけど、ニットのカーデの気分ではなく···布帛(ふはく)がよくて···コートとかダウンの下にも着られるようなゴツくないやつがいいなあ····ボタンとかファスナーとかポケットもなくていいんだよなあ····とか、勝手な理想を並べていたら、これがどこにも売ってない。

なので、作ってしまえ、と。

つねづね、作家の角野栄子さんが、パターンを変えずに生地を変えて同じ型のワンピースを着ていらっしゃるというのが素敵だなと思っていたこともあり、基本的な形は同じにして、生地によって袖丈や身幅、着丈、ネックラインをちょっとずつ変えただけにしてみました。

ノーカラーで見返しや前たてもないから、3~4時間もミシン動かせば出来上がってしまう簡単仕様。切り口がほつれる生地は、襟ぐり、裾、袖口にパイピング。

あえて生地の裏を表に。既製品なら絶対やらないだろうけど、こういう"生地殺し"な贅沢な使い方も自作ならではかと思います。袖を折り返すとポイントに。

圧縮ウールなら切りっぱなしでイケる。襟ぐりも前端も裾も袖口も全部切りっぱなしの超簡単仕様。

柄モノも作ってみた。配色パイピングをポイントに。

ダウンの下に着れば、吹き出し(ダウンが飛び出してくるやつ)対策としても便利。

フリースでつくってみたらこれが一番便利かも。なにせ温かい。
この冬、実家滞在中に兄貴が寒い寒い言うので、ちゃちゃっと一晩で大きめサイズのを作ってあげたら、ずっとスウェットパーカの上に羽織ってて、その使い方も便利だなーと。

このパターンでしばらくはいけます。
つぎは何作るかなー···

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