ドラゴンクエスト10を振り返っていく　16.ヴェリナードのストーリー攻略・テンプレ王子登場

2021年5月27日 09:34

ガートランドから次は、ヴェリナードに話を移したいと思います。先にこの話を振り返ろうと思ったのは、他のメギストリス、カミハルムイ、ドルワームの話は、どれも奥が深い名作ストーリー揃いで、これらより後に語るにはきついかなーと思ったためです。ヴェリナードの話が面白くないとかそういうのではなくて、単純にインパクトとして弱いかなという印象です。それでも、ドラクエのRPGらしいストーリーなので、楽しんで振り返っていけたらと思ってます。

ジュレー島上層の風景。ジュレット→ジュレー島上層→キュララナ海岸→ヴェリナード領南→ヴェリナードの道のりの一つです。

ヴェリナード領南の風景です。マリンスライム狩りで賑わっていた場所でもありました。

結局手伝わされるパターンの、ちょっと抜けてる王子？

ヴェリナード王国の最初のイベントは、女王が恵みの歌を歌っている場面から。そんな女王と王子が、なんだか仲違いしているではありませんか。「禁断の地」なるキーワードが出てくるのですが、まあ、そこに行くことになるんだろうなということはわかりますよね？そこには、キャスランなる女占い師の入れ知恵があったみたいで、王子とそこに出向くことになりました。

女王が歌を歌ったあとに、ご丁寧に教えてくれる町の人。歌が水に聖なる加護を与えるって、なんだか不思議な気持ちになるね。

訳があるから、教えないんだろうと察するけれど、王子はそんなのわからないぐらい若いってことだろうね。

禅問答みたいなやりとりをしている親子。なかなか怖い。

間にメルーさんが入ってくれてるわけですが、このおじさん実はめちゃくちゃかっこいいんです。

漠然とした理由で突然現れた占い師。ありがちな自己紹介だけど、大体こういうのに限って、トラブルメーカーパターン多いです。

とりあえずは見てほしいという事で、永遠の地下迷宮へ。ダンジョンの名前からして、物騒。

禁断の地とされた先にいたのは、美女。

禁断の地とされている、永遠の地下迷宮についてみると、綺麗な美女が水の中に封印されていました。オーディス王子は彼女を助けたいとのこと。占い師によると、刹那の歌なるものを歌えば、封印が解けるというのですが…。でも、刹那とか言ってる時点で、あんまり良い感じしないですよね笑。

永遠の地下迷宮の最奥、永遠の牢獄です。牢獄というだけあって、宗教的で物々しい造りですね。

刹那の歌のことを女王に聞いてみると、1000年の間も歌う事を禁じられている歌というのですが、彼女を救いたい一心の王子はもう止まりません。親子は、更にすれ違っていくのですが…

封印され続けている、美しい女性。見ただけで惚れてしまうのもわかりますが、なんだかワケありな感じにも思えなくもない。

また水の存在が。ウェディの種族は海と共にあることがわかりますね。

一見すると理解できますが、よく考えてみると、それだけではよくわからない理由です。もっと色んなことを知ってから、行動すべきだと思うよ、王子。

なんでそんなことを知ってるの？って思うけど、占いのおかげといえば理解もできる。占いというよりは、予言だよね。

母親に大して、ガンガン思ってることをそのままぶつけていく王子。若さがみなぎっています。

やはり、いろいろ知っていて、踏み入らないようにしてきたんだよね。

どういう事情でああなったかもわからないのに、責任も取れないおぼっちゃんが何言ってるんだ？と思ってしまう、自分はもう、いいおっさんなんだろうね笑。

メルーさんがまた、間を取り持つ流れ。気遣い大変だ。

ってか自分で戦おうよ、王子。

刹那の歌は、ブーナー熱帯雨林の奥、詩歌の遺跡にあるとのこと。行ってみれば、守り手ならぬカニさんが待ち受けていました。本来ならば、歌を歌う王子自身が乗り越えなければいけない相手なのに、なぜか主人公が戦うことになりました。占い師を守るよりも、己自身で戦うことのほうが重要だと思うんだけどなぁ。でも、お人好しなのが、いつものドラクエの主人公。仕方ないね。

ブーナー熱帯雨林の風景。向こうで、ドラゴンが戯れてますが、まさに生きてる世界。

詩歌の遺跡。神秘的な感じですよね。いるだけで、心が洗われるような感じです。

頼みに頼んで、教えてくれた調査員。国の命に背いたことがバレたら、普通は処分ものだよね。たぶんメルーさんが、これもうまく収めたに違いない。

詩歌の守り手ならぬカニさんです。試練だから、倒さなきゃいけないんだけど、なんだかかわいそうな気がする。

お前が歌の後継者なんだから、お前も一緒に戦え！と思った人も少なくはないはず。箱入り息子ならぬ、世間知らず王子の冒険に同行すると、いつもこういうおせっかいを強いられることになるわけです笑。

彼女を救い出すことはできたのか？

刹那の歌を覚えて、彼女を救い出しに来たのですが、オーディス王子の歌では封印が解けません。そりゃそうだろうと思いますが、占い師のキャスランがここで正体を現します。彼女の目的は、お人好し王子をそそのかして、永遠の地下迷宮に封印されている、暴君バサグランデを復活させることでした。

彼女は、王子にそんな力がないこともとっくにわかっていて、王子が水に封印されれば、女王が仕方なしに刹那の歌を歌い、封印を解くであろうとまで計画済み。水に落とされたオーディス王子のマヌケぶりには、「ああ、お前はやっぱりかませ犬か…」と、わかっていながらもがっかりしました。しかし、なぜか犬が登場し、占い師キャスランは犬嫌いのために水落ちの刑に。こっちも負けず劣らずのおバカさんのようです。