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ドラゴンクエスト10を振り返っていく 20.フィールドモンスターとアクセサリー後編(ver.1)

少々マニアック?な話題の3回目です。アクセサリーに照準を合わせて、紹介しきれなかった残りの数々の大体を、振り返っていきたいと思います。

氷、闇、風、雷の属性も登場。

ver1.2から大幅にアクセサリーが追加されたことは前回も触れましたが、こちらも必需なアイテムである、属性耐性のアクセサリーも実装されました。まずは、そちらから。

アクセサリー:ロイヤルチャーム 敵:しにがみのきし
アクセサリー:白アイパッチ 敵:しろバラのきし

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前回で紹介した「よろいのきし」には、「理性のリング」がレアドロップで実装されましたが、こちらは色違いのピンク鎧のモンスター(ライアンではありません)。ドラクエ1でも、呪文も使う魔法戦士でしたよね。こちらも同様です。当時は通常ドロップにプラチナこうせき、現在は破魔石とおいしドロップにかかわらず、レアドロップがアクセサリーという、破格のモンスター。ver1当時は、なかなか強い相手でしたが、現在は週替わり討伐や日替わり討伐でもおなじみのモンスターですね。

ろいやるちゃーむ

「ロイヤルチャーム」は実装当初は、「ロイヤルバッジ」という名前だったのですが、途中で今の名前に。基礎効果は、「氷・闇ダメージ20%減」。強いボスが使ってくる技も多いので、出番はかなりありました。

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ついでに、しにがみのきしの転生モンスターとして、しろバラのきしが登場したのですが、こちらも、アクセサリーを持つモンスターでした。しにがみのきしと戦うだけでも強いのに、こちらのモンスターはHPが高く、なかなか堅い。そのうえ、弱体系の呪文も使ってくるため、非常にイヤらしい相手でした。

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「白アイパッチ」の基礎効果は、「しゅび力+2、おしゃれさ+2、戦闘開始時10%で自分にリホイミ」。今でこそ、あまり見向きされないアクセサリーですが、当時はそれなりに人気アイテムでした。

あくまのきしも、一時期はロイヤルチャーム(バッジ)を落としていた。

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なお、一時期はあくまのきしも、落としたのがロイヤルチャーム(バッジ)。迷宮でたまに出現するだけのモンスターだったため、非常にマイナーな存在に(のちに、ドロップアイテムも変更されました)。〇〇のきしシリーズのモンスターは、総じてアクセサリー持ちの優遇モンスターなのでした。

アクセサリー:ビーナスのなみだ 敵:アモデウス
アクセサリー:モノクル 敵:まかいしつじ

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とてもいやらしい敵で、指揮棒を持っているだけあって、怒り状態になると「あやつる」という魅了攻撃だけではなく、「魔力かくせい」してからメラゾーマを唱えたり、マホカンタや「いてつくはどう」をしてくるなど、雑魚モンスターの割に、かなりこしゃくな相手。魅了耐性をつけていかないと、あえなく味方同士で討ち死に、なんてこともなりかねませんでした。ポポリアきのこ山という、独特な色彩のフィールドにいるせいか、印象的なモンスターです。

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「ビーナスのなみだ」の基礎効果は、「しゅび力+2、おしゃれさ+25、風・雷ダメージ 20%減」。ボスや強い敵の攻撃として、当初はあまり風や雷の耐性を備える必要性はなく、竜のおまもりやロイヤルチャームは幾分か地味でしたが、おしゃれさが25もあるため、おしゃれさをあげたい、旅芸人やスーパースターの間で人気となりました。後々、雷系の強い技が増えてきたため、人気が再燃したのも記憶に残っています。

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さらに、アモデウスの転生モンスターとして追加されたのが、まかいしつじ。アモデウスにイヤらしいモンスターで、「あやつる」を発動する率も高く、ザオラルやザキも使ってくる巧みな相手でした。でも、当時は出現しただけでも貴重で、こんなヤツでも嬉しかったですね笑。

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「モノクル」の基礎効果は、「しゅび力+2、おしゃれさ+4、呪文ぼうそう率+5.0%」。呪文暴走率が5%も最初からついているという点で、今なおも魔法職にとっては、持っておきたいアクセサリーですね。魔法使いが見直された今アップデート、持っていない人は取りに行ってもいいかもしれません。

まだまだあった、レアなアクセサリー。

アクセサリー:黒アイパッチ 敵:デビルロード、アカツキショウグン

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デビルロードは、シルバーデビルの転生モンスター。ドラクエ2を遊んでいる人なら、ロンダルキアの洞窟を突破した後に出会う、雪原での事故も経験しているのではないかと思います笑。ドラクエ10でも、変わらずメガンテを使ってくる超厄介な相手。ツインクローやメラガイアー、しゃくねつのほのお、あまいいきなど、出会えた喜びを打ち消してくれる、強烈なモンスターでした。そのうえ、空を飛んでるシルバーデビルをつかまなければならず、出現数が少ないため、人人人で混雑することに。自分は、一回出会ったら満足した記憶があります。

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ver1の終わりに、シュプリンガーの転生モンスターとして出現。こちらはレベル上げや、日替わり討伐など、様々な目的を絡ませながら、戦うことができただけに、デビルロードと比べて、また会いやすかった印象です。どうでもいいですが、「アカツキショウグン」って名前、なんだかちょっと乙ですね。

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「黒アイパッチ」の基礎効果は、「しゅび力+2、おしゃれさ+2、戦闘開始時5%でバイシオン」。合成すると、最大HP+6まで増やすことができたため、一時期は人気アクセサリーとなりました。それ以降は、他の効果を持ちながらも、HPも増やせるアクセサリーが登場し、人気は下火に。今現在は、なつかしのおしゃれアイテム的な位置づけだと思われます。

アクセサリー:ちからのゆびわ 敵:ボストロール

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ドラゴンクエスト3では、サマンオサの王様に化けた魔物といえば、ボストロールでしたよね。どこにもそんな賢さがなさそうですが、ドラクエ10でも同様で、武器を舐めたり、攻撃をしようとして転んだりと、あまり頭は良くありません。でも、そんなところが愛らしく、ドラクエ6では仲間モンスターにもなったほどでしたね。「つうこんのいちげき」が痛い相手なぐらいで、プクリポ視点だと埋め尽くされると、お腹しか見えなくなるのがつらい相手でした。

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「ちからのゆびわ」の基礎効果は、「こうげき力+2、しゅび力+2、おしゃれさ+2」。当時は合成により、攻撃力が最大+11まで増えるため、狙うプレーヤーも続出しました。しかし、指輪アクセは、耐性の指輪がたくさん存在しているため、今では前衛職に愛されているアクセサリーとなっています。また、ゆびわにHPがつく珍しい指輪なので、HPが欲しい職業では、まだ需要はあるかもしれません。

アクセサリー:はやてのリング 敵:ベルフェゴル

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紹介しておいてなんですが、ver1においてはあまり戦わなかったモンスター。強かったというのももちろんですが、シンボルの数が少なく、他に戦っているプレーヤーさんがいるため、真面目に戦った記憶がありません。

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「はやてのリング」の基礎効果は、「しゅび力+2、すばやさ+6、おしゃれさ+4」と、名前のごとく素早さをアップさせるアクセサリーですが、合成で最大値を実現しても、素早さのメリットを実感できるほどでもなく、人気になることもなく、存在だけが認知されているアクセサリー。自分も、この記事のために取りに行きました笑。(30分かかりました…)

アクセサリー:かいけつマスク 敵:アスタロト

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セルゲイナスの転生モンスター。見た目の通りなかなかの強さで、当時は倒しただけでお腹いっぱいのモンスターでした。また、セルゲイナスが出現するサーマリ高原は、トリカトラプスも多く、共に出てくると更に厄介なことに。息も絶え絶えで、戦闘に勝つことだけで精一杯でした。

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「かいけつマスク」の基礎効果は、「しゅび力+2、おしゃれさ+5、夜戦闘開始時20%でためる」。一見有用に思えますが、夜のみという仕様ゆえ、使い勝手が難しいシロモノ。後に登場した、簡単にテンションアップするアクセサリーにより、より存在が希薄に。夜だけのフィールドや、ダンジョンがあれば、限定的に大人気アクセサリーになったかもしれないが、今のところそんな世界はないため、アクセサリーを集めたいプレーヤーにもてはやされました。

番外:ねこひげ 敵:ザ・キャッツコイン

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最後に、番外編として、ザ・キャッツコインを紹介したいと思います。これは、コインボスの導入として実装されたといってもよく、2013年3月末に行われた「ドラゴンクエスト10 春祭り」にて、配布されたコインでした。ねこ軍団との戦いはそれなりで、初心者では苦戦する難易度。ボス戦の緊迫感を簡単に味わえました。

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「ねこひげ」の基礎効果は、「すばやさ+5、不意をつく確率+2%」。不意をつく確率を上げられる珍しいアクセで、きようさも高ければ、それなりに不意をつけるようになります。ねこひげが不意をつくというのも、なかなか面白いですね。

あとがき。

今回は触れませんでしたが、ドレスアップ用のアクセサリーはまだまだあり、ちいさなメダルで取得できる、アクセサリーも多数存在しています。ぐるぐるメガネ、パーティーメガネ、木彫りのロザリオ、パワーベルト…ほとんどのアクセサリーが忘れ去られ、今はそっと倉庫にしまわれていたり、売却されている事でしょう。でも、バーチャルな世界でも、アクセサリーは想い出を刻んでいます。ドラクエ10では、アイテムに入手した日や、合成効果を得た日が、記録として残っているわけでして。もし、手元にあの頃のアクセサリーがあるのであれば、入手した記録に目を通しても面白いかもしれませんよ。時間は経過しても、あの時の想い出は今もなお、変わらぬままなのです。

スクリーンショット 2021-06-01 183714まんげつリングの初ドロップは、2013/4/7。もう今から8年前ですね。まだまだ、ver1真っ只中の情勢の中、ボロヌスの穴まで足しげく通い、獲得することができたのも、いい思い出。

コインボスから、フィールドモンスターが落とすアクセサリーまで、3回に渡って振り返ってきました!次回は、これまた名作だと思うカミハルムイのストーリーを振り返っていきたいと思います!お楽しみに!

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