ドラゴンクエスト10を振り返っていく　12.ジュレットのストーリー攻略・男気のヒューザ

いよいよ最初に取れるキーエンブレムのお話も、最後となりました。その最後は、ウェディ種族が暮らすウェナ諸島の町・ジュレットです。今回もなかなか心にグッとくるものがあるので、楽しみながら振り返りたいと思います！

ジュレットの風景を正面から撮ってみました。初めて降り立った時、立体構造の大きな町だなあと思った記憶があります。

出会ったのは影のある少女。

町にたどり着くと、一人の少女・ソーミャと出会いました。しかし、この子には何やら訳がある様子。何かしらの闇を抱えているのでしょうが、心を開いてくれません。それでも、親切に村長の家を教えてくれました。そこで、出会ったのはヴェリナード王国の調査員ことキンナー。どうやら、知恵の眠る遺跡に同行することで、キーエンブレムがもらえるのかな？とりあえずは知恵の眠る遺跡へ向かいます。

知恵の眠る遺跡の音叉の前です。音や歌がテーマになっている種族なだけあって、神秘的ですね。

急にクルっと回って、「説明しましょう！」というポーズ。調査員の割に、あまり学がありそうな感じではないので、拍子抜けしました笑。

知恵の眠る遺跡に向かう途中、偶然ソーミャの姿を発見。何やら、何かを隠している様子です。泣く声が聞こえているのに、もうバレバレです。ってかこんなセリフ、なんかいるなとしか思えないよね笑。

そこにいたのは、かわいい子ネコ。柔和な顔でずっと笑っています。ソーミャを町の人たちに知られないように、ずっとこの子の面倒を見ていたのでした。

捨てられた子ネコに自分を重ねるソーミャ。幼くして、色んな苦労を背負っているような背中ですね。悲観的になるのもわかるけれど、前を向いて欲しいと思います。

その後、知恵の眠る遺跡で無事に調査は終了。報酬として、村長に1000ゴールドをもらいましたが、目的はキーエンブレム。それでは、困ってしまいます。そんな中、ソーミャが子ネコを面倒見ていることが、村人に知られてしまいました。ジュレットの村人たちは、ネコに対する過去の凄惨な経験から敵対心をあらわにしています。そんな村人たちに知られたことで、大問題に。村長自らソーミャの家に出向いて、ソーミャと向き合おうとするのでした。

過去にひどい目に合わせられてたら、どんなにかわいくて、何の害も無いとしても、激しく嫌ってしまうものなのかな。それとこれとは別となれないのが、悲しいところ。

ネコがたくさんうろついていることに、恐怖を感じている村人たち。

孤高の剣士・ヒューザとの出会い。

話し合いの最中、現れたのは口の悪い、キザな男。名前はヒューザといいますが、気ままな旅人だということ。しかし、このヒューザ、なかなかに男気があり、実際は面倒見がよく、心優しい良いヤツでした。口の悪さにギャップがあるのですかね、未だに女性を中心に大人気のキャラクターです。

そんな彼が、その子ネコを海に捨ててくると言い出して、村人たちは大慌て。無理やりに子ネコを奪われたソーミャは涙にくれていました。結局、村長に引き留められる形で、話し合う格好になりましたが、困ってることがあったらほっとけないタイプなんでしょうね、彼は。

ヒューザの登場シーン。見せかけではいけすかない野郎ですね笑。扉によしかかりながら、腕を組んで話すという、見事なバランス感覚です。

子ネコを取り上げられたあとに、切々と訴えるソーミャちゃん。彼女にとって、唯一の家族ということなんでしょう。

子ネコを海に捨ててしまうと、ネコの魔物たちが町を襲うかもしれないということで、ヒューザと子ネコを、子ネコの親がいるであろう猫島に届けることになりました。魔物の巣の中に入っていくようなものなので、当然危険を伴うと思うのですが、男気あるヒューザ。そんなことは気にしていません。

このやりとりを聞いていたソーミャ。一緒に行くというではありませんか。ソーミャの安全を守るため、ヒューザとは別行動で向かうことになりました。

口は悪いですが、協力を申し出るヒューザ。

気持ちはわかるけど、やはり本当の親のところに帰るべきだと思うよね。

彼女の強い意志に、ヒューザも折れて連れていくことに。小さい体なのに、大きく見えます。

なんだかんだ言って、優しいヒューザ。少女の手を引く姿に心打たれた人も多かったのではないでしょうか。このストーリーの中でも、印象的なシーンですね。

猫島に行ってみると…

猫島についてみると、ネコの女王に側近の面白いネコが。この面白いネコ、キャットリベリオというのですが、後々なんども出てくる憎めないネコですね笑。

猫島の美しい風景を取りました。その辺に、たくさんのネコ科の魔物が生きているのですが、この島も生きていますね。

ウェディが仕組んだことだと言い張る、キャット・リベリオ。どうやって子ネコをさらうことができるんでしょうね？

子ネコを見せたあとでの、ネコ女王ことキャット・マンマーの反応。子供を前にすると、顔が優しくするのは、ネコも人間も変わらない。

子ネコを返そうとしたら、ネコの女王ことキャット・マンマーの子供だったということが判明。しかも、この子ねこを捨てたのは、キャット・リベリオの計画だったのです。というのを、リベリオが口を滑らせて言ってしまっただけなのですが笑。言わなきゃわからなかったのに、わざわざ言うリベリオマヌケぶりがなんともね。

計画を自ら暴露してしまった一幕。言う場所考えよう。でも、肝心なところが抜けてるから、いい味出したキャラなんですよね。

全てがバレてしまって、やけになったリベリオとの戦闘へ。このリベリオもなかなかに強かった。忘れられない思い出ですね。向かう道中も、猫島というだけあって、ネコだらけなので、それはそれで印象深かったんですが。

大胆なこと、次から次へと言っちゃってるよね。

戦闘勝利後、ひと悶着ありましたが、無事に子ネコを母親のもとに返すことができました。お母さんのもとに帰れて良かったねと思いつつも、ソーミャのことを考えると切なくなりました。そんなかわいそうなソーミャに、声をかけるヒューザの献身的な姿も印象的ですね。

忠実に約束を守り続けていることがわかる瞬間。最初からそう言えばいいのに、そうは言えないところがご愛敬。

ソーミャに言いずらいことをズバッと言うシーン。親がいないさびしさを知ってるお前が、そんなことをするのか？と問いかける凄味は、やりますよね。

本来なら、子は生まれた親の元で育つべきですよね。ただそうであっても、幸せな人ばかりではないのが難しいところ。

実は、巨猫族とウェディ族が、手を取り合ったことがあったという話をしてくれました。今後の伏線かな？って普通は思いますね。

「親がいる奴はそいつを頼ればいい、でもいない奴は自分が強くなるしかない。誰にも頼らずに生きていけるように。」なんて沁みることを、言うじゃありませんか。男らしい考え方に映ります。

がんばってね！と思いつつ、この子の続きの話がすごく気になりました。このまま置いとくのは、かわいそうだよね。

キーエンブレムももらえて、いよいよグレン、ガタラ、オルフェア、アズラン、ジュレットと、列車で移動可能な町の話は終わりを迎えました！次からは広大なマップを移動して向かう町へと、話が移っていくことになります！乞うご期待ください！（その後の後日談になるクエストがありますので、そちらはまた更にあとに、振り返っていきたいと思っています）

猫島で生息しているプリズニャンの巣を取りました。横たわれる場所が用意されてるんですよね。寝ている姿を取りたかったです笑。

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