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entry number.9-6『初恋の人からの手紙』

ついに来た。
マジでこのお題やめて〜
初恋なんて覚えてないよ。
モジモジ。

しかし、お題を考えた方が一生懸命に皆んなのために出して下さったのだから。
書いてみよう。

なんとか思い出すとしよう。
ん〜ん〜
「初恋」はあれだな、、、

あの時だ、将来結婚しようとプロポーズを申し込んだ瞬間が「初恋」
もちろん返事はOK!嬉しいね。


相手は幼稚園年少(4歳)で、一緒の幼稚園に通っていた、同じ歳の従姉妹の〇〇ちゃんだ。

今思うと、なぜ幼稚園年少(4歳)の私が結婚など知っていたのか?
プロポーズなんてどこで覚えたんだろう。
父親の冷やかしに乗せられて言っていたのかな。
記憶が曖昧だ。

けれども、従姉妹の〇〇ちゃんと遊ぶ時間がとても楽しい時間だったことは感覚として記憶に残っている。

幼児期の事なので、具体的にイメージできる体験談ではなく、感覚なのだ。

たとえば、心底くつろいで〇〇ちゃんと交流をしている感覚。
〇〇ちゃんの瞳の黒い部分が微笑みかけてくる感覚。
不思議なドキドキした感覚。

リラックスと緊張を繰り返す、謎の心地良さ。

至福の時間がいつまでも続いて欲しい。
そんな思いから、私はプロポーズをしたのかも知れない。

あの感覚が懐かしい。

現在、従姉妹の〇〇ちゃんと私はめでたく結ばれて結婚!
してないです。


従姉妹の〇〇ちゃんは風の噂で、夢だった一級建築士になることができ、建築事務所に就職したらしい。
その後、素敵な男性と結婚。
お子さん三人に恵まれ幸せに暮らしていると聞いた。
会って直接「おめでとう」と言ってあげたい。
よく考えると、何で今まで私はお祝いをしてあげてないんだろう。
結婚式にも仕事で行かなかったし。
タイミングなのかな。
忙しかったとか、なんとか言っているが、私はきっと照れ臭かったのだろう。

従姉妹なんだから、伯父伯母に聞けば何処に住んでるかぐらいは、すぐに教えてくれるのにね。
中二以来会ってないから、もうかれこれ30何年になるのかな?
〇〇ちゃんには薄情な奴だと思われていることだろう。

そんな彼女から手紙が届くなんて。

もし手紙が届くことが、あるとすれば。

①伯父伯母に何かあった。

②親戚の結婚式または、法事。

③私が真面目に社会人をしているのか心配して。

④私の父親が亡くなったこと、知らせなかったのでお叱りの手紙。

⑤お子さんが大学生になって上京するため。

⑥故郷の先祖のお墓を今後どう守るのか相談の手紙。

⑦〇〇ちゃん市会議員に立候補?のお知らせ。

以上、現実に届く可能性があるものばかりを挙げてみた。

もしも〇〇ちゃんから手紙が届いた時、すぐに返事が出せるよう、今のうちに頭の中を整理してメモっておこう。

ちょっとパニックになる自分が目に浮かぶからだ。


初恋のように重大な生物学的現象を、化学や物理学で説明できるはずないじゃありませんか。
~アルベルト・アインシュタイン~

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