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自粛を祭にしてはいけないたった一つの理由

自戒のために書く。

これからますます自粛が強まるだろう。家にいることを求められるだろう。

こういうことはしない。
・状況を楽しもうとする
・「これを機に○○をやろう」と張り切る
・「これを機に○○を極めよう」と意気込む
・絶望する
・自暴自棄になり、むやみに外出する
・時間を無駄に過ごしているととらえて不機嫌になる

心や身体に、力を入れすぎないことだ。

この闘いは長期に渡る。世界中で収束しなければ、闘いは終わらない。世界は繋がっている。どうしようもなく。だから、世界の隅々から終息の声が聞こえるまでは、続いていく。
短期決戦の闘いではない。今週末だけ我慢したらやり過ごせるわけではない。ゴールデンウィークまで頑張れば終わるわけでもない。
だらだらと続く。一時の祭りではない。長く続くのならば、それは日常と呼ぶべきだ。

こんな日常をやったことはない。
不安になるのは当たり前だ。
不安な気持ちを認める。不安でいることを不安に思わない。不安で、大丈夫。

活動は控えめに。大きな成果を期待しない。だって心が不安なのは当然だから。がんばれないのも当然だから。
心を放っていたら、心が縮こまってしまう。心は時折もちもちと伸ばして、縮こまらないように。

やっても良いと思うこと。
・原稿を書く
・可能ならば、本を作る
・可能ならば、本を売る
・いつもならばできない場所を少し多く掃除する(「大掃除をするぞ!」と意気込まない)
・会えない友人と通話する(この間やって、とても良かった)
・家の中でも身体を動かす(張り切らない、ぼちぼちやる)
・笑えることをする

とにかく、長く続く。
毎日患者が現れ、人が死ぬ。それは明らか。そんな中で普通でいられるはずがないんだ。
不安でも、情報を取りすぎてはいけない。
私がやるべきことは限られている。
手洗いをする。できるだけ家にいる、三密を避ける。よく食べよく笑い、よく寝る。
それらを着実に実行するのが、私にできること。

知らない人の話を聞きすぎてはだめ。この心は私のものだ。この身体の届く範囲は有限だ。よく見て。私は自分の身体を守る。心を守る。知り合いに、知識を伝える。それくらいしかできないし、それでいいんだ。いいんだよ。たぶん。

自粛を祭にしてはいけない。これは一時的に過ぎ去る、高揚をバネにして乗り切れるものではない。行動の変容が必要だ。いつまで続くかはわからない。途中でバテるわけにはいかない。私を守るために。周りの人を守るために。
だから、これが私の日常だよ。不安と一緒に生きていこう。不安になるのは生き延びたいから、なのだから。

ごきげんオタクライフに使わせていただきます🌱