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「B'z presents UNITE #01」私的感想#01

先日「B'z present UNITE #01」のネット配信が1週間の配信期間を終えました。
時間いっぱいまで視聴して予定時間を2分ほど過ぎた頃、最後に選んだ「さまよえる蒼い弾丸」を視聴している途中で無慈悲にも配信は打ち切られました。
普通のライブなら「そのうちDVD出るっしょ!」と思うんですが、今回は権利の関係とかでDVDやBlue-ray等の円盤化はされないんじゃないか…という噂。
B'zとMr.Children、自分が大好きな2つのバンドが一緒にライブをやる、という最初聞いた時は信じられなかったこの伝説のライブはもう観られないのか?
「そうだブログだ!noteだ!まだライブの映像と音声がこの脳内に少しでも残っている内に自分用に記事を書いてしまおう!もしかしたら“Brother”達の中で読んでくれる人もいるかもしれない。」
と思い立ち、ライブレポートみたいな感じで書くことにしました。
こんなこともあろうかと最後の2日間はメモをとりながら見ていたのでそれを参考につらつらと書いていきます。
それでは行きましょう!


配信が始まるまでの「配信までしばらくお待ちください」の画面。
「イチブトゼンブ」に始まり「innocent world」「ZERO」~と両バンドの曲が交互に流れます。
配信が始まってからあわてて購入して視聴を始めたので、いつ頃から始まるのかが全然わからず30秒飛ばしたり、ちょっと先をクリックしたり…と延々とやっていましたら、かれこれ1時間以上。「ultra soul」の途中から画面は会場の様子へ切り替わります。

今回発表されたB'zの新曲「UNITE」が流れ、ステージ上部のスクリーンに今回の「UNITE」のシンボルマークが映し出され、
「UNITE Mr.Children × B'z」
のタイトルがバーンと出ます。

ここで会場暗転した後、オープニングのSEが流れいよいよミスチルの登場です。
レーザー光線が飛び交う中、ドラムの“JEN”こと鈴木英哉が拍手をあおり、SEに合わせてドラムを叩き始めます。
暗闇の中、他のメンバーがベースやギターをスタンバイ。

SEが止み、しばしの静寂の後、あの国民的フレーズ!
1曲目「Tommorow never knows」のイントロが…。
ここで今までのライブなら大歓声がわきおこるところですが、そこはしっかりマナーを守るファン達が拍手で応えます。
コロナ禍以降、観客の前で演奏したのはこの時がもしかして初めて?
桜井さん以下、田原さん中川さんの二人もにこやかな笑顔。もちろんJENさんも。

1曲目が終わると桜井さん
「ありがとう!ありがとう!ありがとう!大阪!UNITE!」

2曲目は「GIFT」
ピアノのイントロで始まり、桜井さんがソロで歌い出します。
「君が喜んだ姿をイメージしながら…」のところは、ファンのことを桜井さん思い浮かべているのかなぁ~なんて思いながら聴いてました。
曲の最後、手を大きく振りいつもなら「ラララ~ラララ~♪」と大合唱になる箇所は「心の中で、ラララ~」と桜井さん言ってました。
このコロナ禍の状況の中で聴くとすごく心にジーンときた曲でした。

「Mr.Childrenでーす!さあやるぞー!」

3曲目は「himawari」
田原氏のギターがめっちゃかっこいい。イントロと間奏のオクターブ奏法を使ったフレーズが印象的。
この曲、実は以前聴いた時はサラッと聴いてしまっていたんですが、今回ライブを見て好きになりました。
曲が終わると桜井さん「サイコー!」

ここで桜井さんのMCタイム
「どうもありがとう。初めての人もいるよね?僕らがMr.Childrenです。」
B'zファンにも気遣いを忘れず
「B'zさん声をかけてくれてホントにありがとう。」
「なにより皆さんマスク、ホントにありがとう。」
「あったかくて力強い盛大な拍手。ホントにありがとう。」

感謝の言葉の連発
「5000人とは思えない。今までのキャリア、経験、技術、情熱、愛情、すべてそそぎこんでやります!」
はい、それではすべて受け止めます!

次の曲に入る前に歌詞の内容に触れて
「心の中でがっちり手をつないで…それが“UNITE”」

4曲目は「口笛」
ファン投票の「ライブで見たい曲」の1位らしいですね。納得。
僕も大好きな曲です。
そういえばこの曲が発売された頃の桜井さん、金髪で短髪だったなぁ、と当時を振り返ったりしながら聴いてました。
曲の最後あたりに、マスク姿の泣いている女性のアップが映し出され、それを見て思わず僕ももらい泣きをしてしまいました。
この方以外にも、この曲は女性の観客の姿がたくさん映し出されていた様な気がします。
曲が終わり「つながれた気がするよ~。ホントにあったかい。」

ここで桜井さんMC(ちょっと細かいところは違うかもしれませんが)
「僕たちもそれなりの気負いを持ってきました。
自分たちで言うのもなんですけど、ビッグな2つのバンドが同じステージに立つ。これはある意味“対決”と取れるかもしれない。」
「選曲も相当悩みました。(B'zさんに対抗して)ロック色の強い選曲にしようかとも思った。」


この桜井さんの語りの間、後ろでJENさんは要所要所でドラムのフレーズを入れながらいろんな表情を見せてました。

「負けたくないんです。そりゃ。」
で会場の笑いを誘い(このぐらいの声は出してもいいでしょう)

「でも一体何に勝つの?負けるの?
勝つべき相手は、みなさんの抱えている、もやもやや不安をふっとばすことが本当の勝利だと思い直しました。」


「という訳で!」「B'z、松本さん、稲葉さーん」
の呼びかけでB'zの二人が登場。
桜井さんと稲葉さんは仲良く肘タッチ。

ここで稲葉さん、今回のミスチルの参加に至るいきさつをお話して
「演奏も歌も最高で“感無量です”」

5曲目は「Everything(it's you)」
田原さんのトレモロのアルペジオに合わせてまさかの稲葉さんの歌い出し!
「世間知らずだった、少年時代から…♪」
えっ!これB'zの曲だったっけ?と思わせてしまう。これが一流のボーカリストなんですね。あぁ一番ミスチルにハマっていたこの曲発売時の20数年前の自分に教えてあげたい!
「B'zとミスチル共演するってよ!」って。

「STAY~♪」のサビは2人一緒に。これは現実か?
最初のサビが終わったところでリズム隊と松本さんのギターがイン!
TAKのレスポールがフロントピックアップの甘いトーンで歌います♪
稲葉さんの歌い出しからのダブルパンチ!
えっ!やっぱりこれB'zの曲だったっけ?

間奏のギターソロは、初めの4小節を田原さんが弾き、その後の盛り上がるところからは松本さんへ。そしてここでもTAK節炸裂!

最後の「君なんだよ…♪」のところは桜井さん稲葉さん2人のハモリで。

最後、ジャーン…と全員が集まり楽器を鳴らしているところへJENさんが松本さんへ
(最後のキメは松本さんどうぞ)という感じで「どうぞ」のジェスチャー。
松本さんのギターのネックを下げる動作に合わせて全員が最後キメます。

稲葉さん「引き続きこの最高のバンドをお楽しみください!」と言って
B'zの2人は下がります。

そして再びミスチルのステージへ

6曲目は「others」
今、CMで流れてますからね。条件反射で内村さんがレモンサワーを飲んでいる姿が浮かんでくるんですよ。
ちょっと気になり歌詞をチェックしながら見てみました。
桜井さんらしい、せつなーいラブソングでした。
この曲もこれまで全体をしっかり聴いておらず、今回のライブを見て
「なんでこれまで聴かなかったんだろう!」
と悔やみました。でも今から聴くから大丈夫。カラオケと弾き語りのレパートリーにするために聴きまくります。
間奏では、田原氏が「E-Bow」というエフェクターを使って曲を彩ります。
田原さんはギタリストとして見ると、決して派手ではないんだけど、その曲に最適な曲を引き立てるギターの音色、フレーズ、バッキングを弾くことができる職人です。

7曲目は「DANCING SHOES」
ダークな曲調で「こんな曲も聴きたかった!」と思ったかっこいい曲。
桜井さんはアコギを弾きながら歌っていますが、曲の合間に聴こえるアコギのフレーズが結構印象的でした。
先程の「others」みたいなラブソングもいいけど、この歌詞も「THE桜井ワールド」って感じでとてもいい。韻も踏みまくりだし。
僕も趣味で作詞作曲しますが「サルバドール・ダリ♪」なんて歌詞、
あそこで出てきません。

8曲目は「SINGLES」
ファンの人からすると「意外な選曲」らしい。
間奏とエンディングの曲調変わるところの照明が鮮やかでした。

9曲目は「Brand new planet」
この曲ドラマ「姉ちゃんの恋人」の主題歌でしたね。
この曲も“職人”田原氏のスライドバーを使った間奏が曲を引き立てます。
「新しい「欲しい」までもうすぐ」の歌詞がいいなーと思ってます。

いよいよミスチルのステージも終わろうとしています。

「どうもありがとう大阪!Mr.Childrenでしたー!」

いよいよラスト10曲目「innocent world」
最後にこの曲が来ました!
イントロのこの耳に残るフレーズ。ギターで弾くには全然難しくない単調に聴こえるフレーズなんですが、こんなフレーズがある意味“最強”だな、と思います。
サビでは会場全体が大きく手を振りすごい一体感!
もちろんミスチルファン、B'zファン関係なく。
いつもなら大合唱の曲ですが、それができない今、体いっぱいに応えるファンの姿も最高です。
田原さんも歌ってるし、中川さんもうれしそうに笑みを浮かべています。
ラストのサビ前には全員がドラムの前に集合してお互いに向かい合って演奏している姿がいいなぁと思いました。

「次会う時はマスクもはずして、一緒に歌ってやろうね!」

ミスチルのステージとうとう終わってしまいました。

最後にメンバー紹介。
去り際に桜井さん
「最後まで楽しんでってー!B'zすげーぞー!」
そしてミスチルのメンバー退場します。


ここで会場が暗転。
ステージ上では次のB'zのステージの準備があわただしく始まります。
配信の時には、このセットチェンジが始まってからB'zが始まるまで2分切ってましたので「えっ!この短時間で!スタッフもどんだけプロフェッショナルなんだよ!」なんて思ってしまいましたが、実際には20分ぐらいかかった様ですね。そりゃそうだよね。まぁそれでも十分早いけど。

勢いに任せて一気にここまで書いてしまいました。
このままB'zのステージのことを書きたい!
でもちょっと腱鞘炎気味に手が痛くなってきた…。
何より時間が…もう深夜2時半過ぎ…
6時過ぎには起きないといけないのに…
というわけでB'zのステージは次回書きます。
今回は「ミスチル編」ということでまた次回。


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