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リスクを取るのが正解になる場合 / 3月25日の日記

ミクロ経済学を学ぶと、人間は「リスク回避」を選ぶことが普通ということがわかります。

①50%の確率で100万円がもらえるが、50%の確率でなにももらえない
②必ず50万円がもらえる

という2択の場合、99%の人が②を選ぶと思います。

中学校で習う「期待値」では、この2択のどちらとも「期待値50万円」です。この選択肢を1000回選ぶ機会があるとすれば、1000回すべて①を選んでも、1000回すべて②を選んでも、トータルで受け取れる金額に変わりはないという考えかたです。

数学的にはどちらも変わらないんですが、大抵の人は「②必ず50万円がもらえる」を選んでしまうんですね。ちなみに僕も②を選びます。


しかし、こうするとどうでしょう。

①50%の確率で100万円がもらえるが、50%の確率でなにももらえない
②必ず30万円がもらえる

あなたはどちらを選びますか?

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