昔話
こんばんは。今日は有給を使い休みをもらったので、買い物に出かけました。
たまたま通っていた高校の前を通ったときに、ふと、高校生の頃は楽しかったなと思いました。
ということで今回は高校生の時の話を少しだけ。
僕が高校1年生の頃、学校の行事で演劇観賞会というものがありました。市内の文化ホールで開かれた演劇はすばらしく、見入ってしまうほどのものでした。
サッカー部に所属していた僕は観賞会が終わり次第、学校に戻り部活をするというスケジュールでしたが、当時の先輩方は縦社会の厳しさを教えるべく、『先輩より先にグランドに出てなきゃダメだぞ』と僕達に言ってきたのです。その言葉を聞いた僕達は、遅れたらどうなるんだろうという恐怖に襲われ、とにかく早く学校に戻らなきゃ!と必死で自転車を漕ぎました。ですが、部活の仲間数人と自転車を爆走していた時、ひょんなことからみんなと逸れてしまったのです。#絶体絶命の大ピンチ
そこで僕の力が発揮されました。なんと僕は超がつくほどの方向音痴だったのです。
文化ホールと高校の間には駅があり、その駅をこえなければいけなかったのですが、当然駅の反対側に行く道を知らなかった僕はその時点でパニックになり、どうしようどうしようとかなり焦っていました。流石にまずいと思った僕は通行人に道案内をしてもらうことにしました。
僕『すみません、〇〇高校ってどこですか?』
通行人『、、、?』
それもそのはず、僕はしっかり高校の制服を着ていたのです。自分の高校の制服を着てる人が自分の高校の場所を聞くなんて、今思えば恥ずかしいですが、そんなこと当時の僕は考えもしなかったのです。
駅の反対側に行く道を通行人は丁寧に教えてくれましたが、それでもわからなかった僕は結局自転車を担いで駅の中を通り反対側に行くことにしました。#最初からそうしろ
無事に高校に着き、先輩より先にグランドに出ることができた僕は急に恥ずかしくなり、この出来事は自分の中にだけ締まっておこうと今まで隠してきました。マップで調べればすぐ解決できたじゃん!と。
人間はピンチに陥ると簡単なことも出来なくなるんだなと改めて思いました。
少しだけと言っていましたが長くなってしまいました。さーせん。
あの時の通行人、、、元気かなぁ、。
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