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2022年7月19日の米国株相場

S&P500は3週間ぶりの高値を記録。6月24日以来最大の上昇幅で取引を終えた。

Dow:+2.4%
S&P500:+2.7%
NASDAQ100:+3.1%

市場が好転した背景にはBank of Americaの月次調査結果が引き金になっている。

BofAによると、投資家の株式への投資は2008年10月以来の水準に落ち込み、現金には2001年以来の水準に達している。 ファンドマネージャーの58%が通常よりもリスクを取らない姿勢を示しており、世界金融危機時の調査結果を上回った。

「これ以上最悪のシナリオはない」と判断し、好転した形。

楽観的な見方が再び広がってはいるが、依然として景気後退の見立ては強く、株式の上昇は長続きしないかもしれないとGS・MSのストラテジストは語る。

実際、このレポートを書いているBofAのチーフも過去にS&P500の最終目標は3,000としており、景気後退リスクは十分織り込んでいない可能性がある。


その他マーケット関連の状況
・10年債は3%を超えた
・木曜日のECB利上げに伴い、ユーロは0.8%上昇
・その他の通貨についても金融政策の差が縮まることを織り込み、対ドルに対して強くなる傾向が見られた
$NFLX は予想されていた退会数ほど多くなかったため、アフターの株価 +7%上昇
・原油価格は積み増しが予想され、やや下落


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