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自宅サウナを作る 内装DIY 1

小屋ができて初めての週末。
頼んでいたストーブを引き取りに行き、土曜日の午後からサウナ小屋の内装工事スタートです。

本来は煙突とストーブの設置をする予定だったのですが、煙突の誤発注が判明したため、その他の工事から取り掛かりました。

◆やったこと
天井の木材の厚みは約40mmということだったので、やや断熱性に不安。そこで天井に断熱材を施工。

一応の完成写真はこちら。

天井の断熱材を取り付けました

あ、この時点でメガネ石も付いていますね。
メガネ石、事前にお願いしていた木枠がカツカツで、かなり力を掛けて押し込みました。
閑話休題。

天井の断熱ですが、あまり厚みを付けたくなかったので、フクビのフェノバボードを採用しています。

端面にアルミクロステープを施工

これ、色々悩みました。
まず必要なのは耐熱性と耐久性。
その時点で、よくあるスタイロフォームは却下なんですよね。
スタイロフォーム使うなら、ある程度表面材にも厚みが求められるはずなので。

熱に強いと言えばロックウールなんですが、ふにゃふにゃで加工性が悪いので却下。

やはり発泡系の施工性の良さは捨てがたい。

と言うことで、検討した結果、熱に強いかつ薄くても断熱性能が高いフェノール系発泡材のフェノバボードを選びました。
お値段はそれなりですが、40mmのものをネット通販で。実測値では、スタイロフォームの2倍の性能があるとか?
さらには耐湿性もそれなりにあり、経年劣化にも強いと言うシロモノ。

で、断熱材をそのまま仕上げにするわけにいかないので、表面の層が必要になります。
サウナにクロスを貼るわけにもいかないので、木材を仕上げに施工するのも手ではありますが、斜めの天井面に施工するのは素人にはハードルが高い。

と言うことで、
・熱に強い
・熱反射性がある
・湿度にも強い
漆喰仕上げにすることにしました。

で、事前にトライした結果、フェノバボードの表層のガラス繊維混抄紙って、そのまま漆喰が施工できるんですよね
メーカーが、塗装は不可としていましたが、漆喰ならそのまま密着します。

フェノバボードは標準グレード

漆喰は、日本プラスターのうま〜くぬれーるをチョイス。
端面は、アルミクロステープに、専用のメッシュテープで処理していきます。

素人なので、ビニール手袋仕上げ…
一応、メーカー推奨の二度塗り仕上げです。

漆喰のチョイスも悩みました。
純天然素材のみと言うDIY用の漆喰とか、野菜から作ったコスパの良いものとかもありましたが、
施工性が良さそうで、使用期限が長く、屋外使用も可能と言う点が大きかったです。

色はスモークグリーン。
乾燥すると、かなりシックな仕上がりになります。

これで二度塗り後乾燥した状態です。

微妙に寸法が合わないとかで、取り付けに苦労しましたが、結局余っている杉板材で固定しています。

一部、ベンチの施工も完了して、とりあえずはここまで!
ストーブの火入れはお預け…

あ、ちなみに。
フェノバボードは、100均のプラスチック用ののごぎりでサクサク切れます。

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