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電池を使った機器への電源供給

電池を長時間使うと容量が少なくなり、電池の交換が必要になる。
電池の代わりに外部から電源を供給できれば、電池の交換が不要となる。
これを実現するために、電源にACが使えるようにしたものを用意した。
単1~単4の乾電池は、1本1.5Vなので、電池の本数分に相当するACアダプターを用意できれば機器は動く。
下記の図は、機器に外部から電源を供給するときに必要になる物がわかるようにしたもの。

簡単ですが、1点だけ注意が必要なのは、使用する本数が偶数の場合(2本・4本・6本・8本)です。
例えば、以前問い合わせがあって確認してもらったら単3を6本使用するインターホンで、実際3本でも動くことが確認できた製品がありました。
これを見抜くために、偶数の本数の場合は以下の手順で機器本来の使用数を確認してください。
①未使用かほぼ使用していない乾電池を機器に装着します
②機器の電源がOFFの場合はここでONにします(電池をいれるだけでONする場合はそのままでよいです)
③装着している電池のいずれか1本を抜いてみる
もしここで機器が止まった(電源がOFFとなった)場合は装着している本数が機器本来の使用数とします。まだ動いている場合はさらに以下続けます。
④機器本来の使用数を確認
・装着本数2本ならここで終了。機器本来の使用数は1本とする。
・装着本数4本なら残り3本から1本抜いても機器が動く場所を探す。残り2本で動いたら、念の為もう1本抜く。この時点で1本しか機器に装着されていない。ここで機器が止まった(電源がOFFとなった)場合は機器本来の使用数は2本とする。
なお、これでも動く場合は機器本来の使用数は1本とする。
・装着本数6本なら、もう1本抜いて残り4本でも動く場所を探す。更にもう1本抜いて残り3本でも動く場所を探す。更にもう1本抜いて残り2本でも動く場所を探す。ここで3本だったら動いていた場合は機器本来の使用数は3本とし、2本でも動いていた場合、さらに1本を抜いて止まった場合は機器本来の使用数は2本、動いた場合は機器本来の使用数は1本とする。
・装着本数8本の場合、残り6本、残り5本と少なくしていきそれでも動く場所を探す。最終的に動いていた本数が機器本来の使用数となる。4本・2本・1本のいずれか。
⑤ ④で確定した電池の本数を先の図の電池の本数としてACアダプターとダミー電池の本数を決める。

<製品を装着>
電池が装着されていて動く状態から電池を抜き電池形変換ケーブルとダミー電池に交換するように装着します。このときACアダプターはまだコンセントに差し込まないでください。
最後にACアダプターをコンセントに挿入し動作させれば、以後電池交換から開放されます。
製品は以下から購入いただけます。

注意1) フラッシュやモーターを使用する機器には数A(アンペア)の大容量ACアダプターが必要になります。
注意2) 無線機や電話機などアナログ機器の場合ノイズが乗ることがあります。→ご相談ください。

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