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私設リーグ【ゆうなだリーグ】を発足しました!

(この記事は3364字、約7分で読めます)

こんにちは、夕灘ゆうなだです。

この度私が主催するMリーグルールの麻雀リーグ【ゆうなだリーグ】を発足しました!

本記事ではその概要、発足経緯、狙いや目標についてご紹介したいと思います。

ゆうなだリーグのレギュレーション

ゆうなだリーグとしてのレギュレーションは不定で、第一期は12名の選手による開催となりました。というのも、参加人数によって適切なレギュレーションにチューニングするべきという思考が、ゆうなだリーグとしてのレギュレーションが不定であることの由来です。

実際、Mリーグも毎年微妙にレギュレーションが変わりますよね。試合数とか。

今期は12名ということで、レギュラーシーズンを8節行います。1節は3半荘で構成されているので、ひとり24半荘を闘うことになります。こうして8節が終了した時点で上位4名が決勝戦へ進出します。決勝戦は前半後半の2日日程で、計6半荘をもって最終順位を競います。

以下、作成した規定のコピペです(読み飛ばしていただいて結構です)


ゆうなだリーグ 規定

第1章 概要

 当リーグはMリーグルールを採用した個人戦である。当リーグは「レギュラーシーズン」「決勝戦」の二部構成となっている。レギュラーシーズン上位4名が決勝戦へと進出する。決勝における各順位は名誉となる(2位・3位にも価値がある)。

 レギュラーシーズンの節数は協議のもと、主催者によって決定される。大まかな規則として、全員が全員と2~3節同卓するよう設定する。参加人数は不定であり、参加人数に応じて節数を決定する。各節は3半荘とする。

 決勝戦は、レギュラーシーズンのポイントを半分持ち込むものとする。決勝戦は6半荘とし、2日に渡って開催するものとする。

第2章 目的

 当リーグは、様々なアマチュアリーグが開催されている札幌において行われる。他リーグに参加できない事情の方にも、リーグ戦の形式を楽しめる機会を提供することが発足起源である。
 一定の実力を持った打ち手だけが集まり、均等な試合数で実力を競う環境は少ない。この需要を埋めることが、当リーグの開催目的である。
 当リーグにおける優勝者の名誉がより輝かしいものになるよう、日々当リーグの発信を行い、認知度を上げることに努める。

第3章 日程

 原則、各節を月に一度行う。対局月の前の月に卓割を決定する。各節各卓に「A卓」「B卓」…の要領で名前をつける。各卓の参加者同士で日程と開催場所を調整する。尚、参加者の良心の下、個人宅による手積みでの対局を許可する。

 したがって、当リーグはおおよそ8ヶ月~1年をかけて開催されることを想定とする。

 決定した日程は確保し、キャンセルすることの無いよう、参加者は努める。万が一キャンセル者が出た場合、その卓を延期とし、再度日程調整を行う。

 やむを得ない事情で、今後の参加が不可能となった場合、代理人を立てるものとする。代理人は、レギュラーシーズンの総節数の過半数を参加しなければ、決勝戦へ進出する資格を持たない。

第4章 参加資格

 当リーグへの参加は、原則主催者からの勧誘のみとする。また、第3章における日程調整が可能な者を選出するものとする。

第5章 運営

 当リーグ参加者は、専用のLINEオープンチャットに入室し、ここを情報共有・案内の場とする。

 当リーグの参加名と成績はSNS等にアップロードされる。また、主催者へ許可をした者に限り、Twitter・note等で顔写真を掲載する可能性がある。

 これらを留意した上で、参加名を決定し、その名前でオープンチャットに入室する。


規定の内容については後ほど度々触れますが、レギュレーションについての重要事項は
・Mリーグルールに準拠すること
・全員がまんべんなく全員と対戦すること
・最終順位に価値があり、優勝以外にも、順位をひとつでも上げることに価値があると明言していること
です。

最終順位に価値があるので、優勝が狙えない位置についてしまっても、目無しになることなく目標をもって最後まで戦い抜いていただきたいという想いがあります。

なぜ私設リーグを発足したのか

ゆうなだリーグ】を発足した経緯として、現状札幌でアマチュアが参加できるリーグ戦のシステムが理由のひとつにあります。

麻雀店が主催するリーグ戦は、全節に参加する義務がありません。当然スケジュールの都合もありますし、あくまで娯楽であり麻雀店が提供するエンターテインメントサービスであるからです。

しかし全節参加しないことによって弊害が発生します。

序盤中盤で大きく負けてしまうと、優勝を目指して参加しているお客さんは、後半に参加する意味が無くなってしまいます。
実際、こういったアマチュアリーグは、後半になると来なくなる人が増えたり、キャンセルが多く発生します。

また、序盤に大勝ちして、規定参加数を超えてしまえば、これもまた後半にポイントを減らすリスクを背負ってまで参加する必要はなくなってしまいます。勝ち逃げができるんですね。

私は同じ半荘数でポイントを競う楽しみ方をしたいので、こういった形式のリーグ戦に参加することは本懐ではありません。

半荘数をそろえるとなると、固定メンバーで、全節参加を了承して参加する人だけを集める必要があります。

これを実現させる手段は2つ。
プロになるか、自分でリーグ戦を立ち上げるか、です。

しかし現状、Mリーグルールでこの要望を実現している環境は札幌に存在しません。
したがって、自分でリーグ戦を立ち上げた次第です。

全節参加にご協力いただくため、試合は1ヶ月に1回のスローペースで開催しています。1か月に1日だけリーグ戦に予定を下さい!ということです。なので、レギュラーシーズンは8か月をかけて戦い、10か月で一期を終えることを想定しています。

さらに、リーグ戦を立ち上げた理由は他にもあります。

お仕事の関係で、既存のアマチュアリーグに参加できない方が身の回りに何人もいらっしゃいました。
既存のアマチュアリーグは土曜日開催が多いんです。

こういった人たちもリーグ戦で腕を競いたいだろう、そういった思いがありました。

そこで、【ゆうなだリーグ】では、卓組ごとに選手間で日時を調整し試合を行っていただくことにしました。
実際には私が候補日を提示し、参加可能の是非を回答していただく形式です。

こういった経緯から、他にも【ゆうなだリーグ】にお誘いしたい方々がたっくさんいらっしゃいましたが、既存リーグに参加されていない方を優先してお誘いさせていただきました。
声をかけられなかった方々は、どうかご了承ください。

また、アマチュアリーグには参加者の実力にばらつきがあります。
当然、強い人と多く当たるより、弱い人と多く当たる方が有利です。

プロリーグはこういった観点から、AリーグBリーグ、、とリーグを分けているのでしょう(勿論他にも理由はありますが)

第一期について、私よりはるかに強い方には申し訳ありませんが、だいたい私が中央値になるイメージで募集させていただきました。

狙い・目標

なぜ麻雀打ちはリーグ戦に出場するのか。例外はあるにせよ、それは優勝したいからです。
そして優勝で得られるものはなんでしょう。胸の内で小さく喜びますか?いいえ、欲しいのは名誉です。

しかし、誰も知らぬ名も無きリーグ戦で勝っても、せいぜい出来ることは仲間内でジョッキを片手にふんぞり返るくらいです。

やはり時間と金と気概を割いて参加するからには、より大規模で名の知れたリーグ戦で優勝したいハズ。
ともなれば、主催として、この【ゆうなだリーグ】を1人でも多くの人に認知していただくよう努めるのが、参加選手に対する誠意だと思います。

そこで、試合結果などを誰でも知ることができるよう、【ゆうなだリーグ】のTwitterアカウントを開設しました。

皆さんがプロリーグを観戦する時もそうかと思いますが、興味を持つかどうかは、知っている選手がどれだけいるかというのがポイントです。

なので、まずは札幌の競技麻雀愛好家の皆様に、見知った友人の名前を見つけていただければと思います。

そうして年末、優勝を果たした選手が、「あのゆうなだリーグで優勝した人なんですね」と言われるようになれるよう、このリーグを盛り上げていきたいと思います。

(了)

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