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【ライブメモ】Kolokol「Beyond the Horizon(東京会場)」(2024/05/03)


<概要>

「Kolokol」6周年記念ワンマンライブ 東京公演

・公演名
Kolokol 6th Anniversary ONEMAN SHOW
「Beyond the Horizon」(東京会場)

・日時
2024年5月3日(金祝)
開場 16:00/開演 17:00

・会場
渋谷CLUB QUATTRO

<所感>

Kolokolのワンマンに参加するのは「RingDingDong Tour 2023 -FINAL-」(2023/11/09)以来。

その間に、自身にとって大きな出来事があった。
主現場であるクマリデパート 山乃メイさんの卒業。
最推しとのお別れだった。

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これを期にアイドルオタクとしても一段落。
”生き方”から”趣味”への移行を模索することに。

それから約1ヶ月。
申し込み当初(昨年11月)には想像もしていなかった状態で今回のライブを迎えたのだった。

自身と「Kolokol」について

「ずっと気になっているけれど、そこまで近づけてはいない」
これが偽ることのない、Kolokolとの関係値だと思う。

出会いは2021年5月、実は割と昔から観ていたりする。

(こういう時、全現場メモを残していてよかったね!となる)

それから年10本ほど、ライブを観てきた。
2021~2023年合計では全697組中24位(31現場)
Kolokolが大阪拠点、自身が関東在住だということを考慮すれば、上位といって差し支えないだろう。

メンバーの佳凪きのさんは「noteを書いている」「セトリを公開してくれている(note書く時に大助かり!)」ということで、Kolokolを知ってから早々にフォロー。
存在自体はかなり前から存じ上げていた。

…のだけど、特技である人見知りを発揮し続けた結果、初特典会は「NEW ERA SYNDICATE vol.3」(2022/11/05)と、出会いから約1年半後となる。

その後は主現場のタイテ次第でライブだけだったり特典会にも参加したり…という感じの向き合いが続いた。
しかし、当日は主現場が2つあり、Kolokolまでは手が回らず。
対バンが重なればラッキー、フェスなら優先して観るという存在だった。

風向きが変わり始めたのが、冒頭にも記載した昨年11月のワンマン。
単独で2時間弱、Kolokolの世界観を浴びて、「もっと知りたい!」と思うようになった。

Kolokolに対しての2024年目標は「月1本観戦、年1回大阪で観戦」だった。
そんな中、年始に最推しの卒業が発表。
4月頭まではクマリデパートに集中することになり、今年初Kolokolは4月12日、盟友QUEENSとのツーマン「Respect」になってしまった。

当日に向けて

2024年、2回目のKolokol。
約半年ぶりとなるワンマン。

普段は何も準備せずに本番を迎えたい派(ライブでの新鮮さを大事にしたい、みたいなやつ)なのだけど、今回は何となく予習をしたくなった。
それは楽しめるかの不安でもあり、楽しみたいという意欲でもあった。

初手として最新ミニアルバムである「Fractal」を聴いた。
五種五様な楽曲が詰まっていた。
だけど、どの曲もKolokolだとわかった。
それだけで安心だった。

初手と記載したけど、当初はそれだけにしようと思っていた。
それだけでも自分としては凄いことをした気持ちになっていたからだ。
(そんなことはない)

前日、TwitterのTLで一つの動画が目についた。
「【ライブ前に見るべき】これを知れば絶対ライブが楽しめるKolokolライブ動画まとめ」という見出し。
今の自分にぴったりで、ついついリンクを開いた。

そこにはメンバーの藤本さきさんが映っていた。
それでこれが藤本さんの個人チャンネルだということを認識した。
フジモちゃんねる…トサキはどこに…?

初めて触れる(申し訳ないです)藤本さんのキャラクターと向き合いながらの約20分間。
明日、最低限やることを把握できてより安心した。
あとは藤本さんのふわふわさに癒やされた。

こうして万全の状態で本番当日を迎えたのだった。

当日!

昼現場を入れず体力温存に成功するも、昼過ぎから昔なじみと軽く飲んでしまう失策。
これ以上無いぐらいの青空だったのでつい…許して欲しい。

そんなこともありながら、開演時間ぴったりに到着。
割と早めのチケットだったことが幸いして、2段目の最前列端に入ることに成功。
今日の勝ちを確信した。

物販や展示物を見学していたら、あっという間に開演時間。
赤のペンライトを点灯させてメンバーの出番を待つ。
いよいよ、スタート!



そして、終演!

決して低くない期待のハードルを軽々と越えてくる、会心のライブ。
6周年にふさわしい、7年目の飛躍を想像させるパフォーマンス。

Kolokolに対しての理解が浅い自分には、見えていないものや感じられていないことがたくさんあるはず。
それでも圧倒された。
何に圧倒されていたのか、その正体が気になり始めた。

大阪と東京で複数公演の場合はテーマが変わるらしい、ということを今日初めて知ることができた。
次回機会があるのなら、両公演とも行ってみたい。
その時にようやく、Kolokolの根本に触れられるのかもしれない。

特典会で佳凪きのさんと話をして会場を後にした。
最後は他ファンの方とバーガーキングで感想戦をやって帰宅。
(ありがとうございました!)

濃密なゴールデンウィーク後半初日が終了した。

ライブ後

この記事を書いているのは、ライブから3日後の5月6日。
ライブ後からKolokolの存在が頭から離れない。
移動の間に楽曲を聴いて、作業の合間にふと考えている。

間違いなく、今回のライブを機にKolokolの存在がより身近になった。
今後のアイドルオタク人生において、自ら観戦したいと思える、数少ないグループのひとつとして確立されたように思う。

6月、初めて大阪でKolokolのライブを観戦する予定。
それまでにもう一段階、解像度を上げてライブに臨みたい。

刺激的で楽しいワンマン、ありがとうございました!
今後もよろしくお願いします。

https://twitter.com/klkl_official/status/1786373214324899967

<ライブ総括>

尺:約95分(17:00開演、18:35終演)
曲数:20曲
備考:アンコールなし

今回のライブタイトルは「Beyond the Horizon」
日本語訳すると「地平線のかなたに」となる。

MCでは「二種二様の楽しみ方ができるよという意味」と紹介されていた。
6周年という名の地平線、その境目は天と地が作り上げている。
東京と大阪、どちらか天でどちらが地か。
それは1曲目から明示されていた。

東京セトリ
大阪セトリ

東京は「Sundance」
大阪は「The Circus is Comming」
東京が天で、大阪が地である、ということ。
拠点である大阪を地としたところにKolokolの根幹を感じた。

途中の構成については、残念ながら自身の理解が追いつかなかった。
似ているようにも感じるし、時間など何らかの概念が逆なのかなという感じもする。
この辺はKolokolへの理解が深い方の考察を見てみたい。

東京公演のラストは「Bonfire」だった。
そして2日後、大阪公演も同じ曲で幕を下ろしていたことを知る。
そこでようやく、今回のワンマンの意図に思い至った。

天(東京)と地(大阪)が合わさることで地平線が生まれる。
地平線から顔を出しているのはオレンジの光…太陽。

それは、7年目という名の新しい1日の始まりを告げると共に、「Kolokolにとっての太陽はファンである」というメッセージでもあった。

その1人として陽を灯せたことが、とても嬉しい。
これからより応援していきたいと強く思える体験となった。

<個別感想>

衣装

「赤い!」「佳凪きのさんにぴったり!」が最初の感想だった。

https://twitter.com/klkl_official/status/1787114483753922679

きのさんがMCで「白いひらひらが可愛い」といっていたので今後注目していきたい。

楽曲

「Sundance」
前回ライブで初披露だった楽曲で幕を開けるのは綺麗な形すぎる。
赤衣装にも似合っていて最初からニコニコになった。

「スコール」
4人の歌声が優しい雨のように深く染み渡る。
聴けば聴くほどに魅力が増していく。
Kolokolの最初にして原点ともいえる楽曲なのだなと思わされる。

「クリアフレア」
ライブ初披露。
とにかく回れる(ターンできる)振付に心惹かれた。
狭かったけど、耐えきれずに何度か回ってしまった。
今度はスペースに余裕がある場所で観たい。

「Lullaby」
中軸を任されたエース。
「Until The End」からの切り返しは見事。
初めてKolokolを観た、横浜YTJホールでの衝撃と感動を思い出した。
自身におけるKolokolの原点。

「Cheers To Me」
藤本さんYouTubeでの予習のお陰で最初から振りコピできた。
リアル「フジモちゃんねるで習ったやつだ~」になった。

「Rascal」
これも耐えきれずに回った。
でも、2番終わりのターンを逃したので今後の追試が必要。

「Witch」
ライブ後「Signe」と「Bonfire」の間にこの曲が挟まっていた理由が引っ掛かっていた。
改めて聴いてみて、何となくだけど「この先の未来、7年目以降も”Kolokol”という魔法は解けることはない」という決意、ファンに照らしてもらうための覚悟、みたいなものかなと思った。

「Bonfire」
この曲の意味は総括で記載した通り。
曲が始まった瞬間にオレンジにできたのは藤本さんのYouTubeのお陰。
改めて感謝だな…と思っていたら、藤本さんがステージ上で感極まっていて、その様子にこちらもグッときてしまった。
改めて、予習動画ありがとうございました。

<セトリ>

SE
01:Sundance
02:魔法のうた
03:スコール
04:Rebellion
05:Pale Star
06:After The Storm
MC
07:クリアフレア
08:Until The End
09:Lullaby
10:fairy tale
11:Dead End
12:Insomnia
13:Fanfare
-Interlude-(間奏)
14:Cheers To Me
15:BRAVADO
16:リル
17:Rascal
18:Signe
19:Witch
20:Bonfire
MC

https://twitter.com/klkl_official/status/1786373214324899967

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