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【ライブメモ】MIGMA SHELTER「ブラジル生誕RAVE」(2021/10/02)

◆概要

MIGMA SHELTERのリオデジャネイエロー担当「ブラジル」の生誕イベント。

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・公演名
ブラジル生誕RAVE「胎児の夢」

・日時
2021年10月2日(土)
開場 16:30/開演 17:30

・会場
TSUTAYA O-EAST

◆所感

9/25(土)「brauerei shinjuku vol.7」以来。
1週間に1回、ミシェルのレイヴがあるのは心身ともに好影響。

「ブラジル ソロコーナー」
全体を通して感じたのは、真っ直ぐな想いと各曲へのリスペクト。
そして、清廉なパフォーマンス。
ブラジルさんだからこそのステージだった。
ソロステージでも巨大LEDにミシェルのロゴを背負って歌い踊る姿、率直に格好良かった。

「MIGMA SHELTER」
今日は少し手加減しての100分レイヴ。
「手加減とは…?」と思いつつ、ミミミユ生誕で120分を経験したことで「もう少し行ける」と思う自分もいて、これがミシェルの中毒性か…となった。
ただ、終わった後に下半身が結構辛かったので鍛錬が必要。

ステージ演出。
会場のO-EASTに大型LEDが設置されたことを受け、VJにかなり力が入っていた。
ミミミユ生誕のEX THEATREとは方向性の異なる演出で、また一つ新しいミシェルの表現を観ることができた。
この先、どんなステージでどんな演出を観ることができるのか一層楽しみ。

セトリ、かなり珍しい構成だと思った。
「HMX」で始まり、途中に明るい曲を入れながら、最後は「My Wonderland」で終わるのは、なかなかに心が揺さぶられた。
My Wonderlandが終わった瞬間、「え?これで終わり…?」と言葉を失ってしまった。

「胎児の夢」という公演名に相応しい内容だったと思う。
レイヴという母親の中で幸せを享受していたのに、ある日突然、現世に生みだされてしまった感じ。

「自立して生きよう」
「でもレイブ中ぐらいは色々忘れて幸せに踊ろう」
という優しさと強さが混じったメッセージかなと受け取った。
何にせよ救いなのは、現実にミシェルのレイヴがあるということ。

ブラジルさん、誕生日おめでとうございます。
ソロコーナー含め、よいレイヴ、ありがとうございました。
よき1年になりますように。
より大きなステージを観るためにも、これからもミシェルを応援します。

◆メモ

ブラジルさんのソロコーナーからスタート。
黒が基調の大人らしさ溢れる衣装。

1曲目は我儘ラキアさんの「Days」
我儘ラキアさんはミシェルとの対バンも多くて、スタイルは異なるけど認めあっているグループ同士というイメージ。
そんなグループの曲を生誕で披露するということにグッときた。
1曲で会場の空気を持っていく楽曲の強さ、そして、そんな曲を演じきる凄さを同時に感じた。

2曲目はEversolitudeさんの「Nefertiti」
ひりつくような真っ直ぐな感情を載せたパフォーマンス。
曲後のMCで、故人となった作曲者である友人への弔いを込めたという話。

3曲目はNILKLYさんの「REM」
オリジナル振付でのダンスパフォーマンス。
曲と詞に込められている感情を緩急織り交ぜた振付。
より大人びた表現になっていたように感じた。
突然、ユブネさんの喘ぎ声が入ってきた時は驚いた。
こんなところまで攻めるのかと思っていたら、ブラジルさんにも内緒だったらしく、ミシェルチームのエンタメ魂&メンバー愛を感じる出来事だった。

ソロコーナー終了後、MIGMA SHELTERのレイヴ準備へ。
巨大LEDを活かす施策の一つとして、ブラジルさんが退場してから準備完了まで、バックステージにカメラを入れて生中継。
ステージ直後のやり取りやメンバーのレイヴに向けての準備など、貴重な姿を観ることができた。

生中継からシームレスでレイヴ開始。

「HMX」からという珍しいスタート。
生誕お祝いな空気に包まれる会場。
ソロコーナー最後がダンスパフォーマンスで、ミシェル最初がダンスパフォーマンスというのも面白い構成。

曲終わりで自己紹介&ブラジルさんお祝いを入れつつ、次曲(NAME)
へ。
この辺りのスムーズさも進化している印象。

「TOKYO SQUARE」好きだからという前提はあるけど、前後の繋ぎ(NAMEからいきなりサビにつながる、徐々にMo' Strainに移行する流れ)がとてもよかった。

「BANG ON」「Paralyzing」「Baron」の流れは、今のミシェルの中でトップクラスの熱さだと思った。
ALICEの存在が大きかったからこそ、ALICE以降の新曲がしっかり立ち位置を得ていることが素晴らしい。

「Unbirthday」を生誕レイヴで聴く度、アリかナシかどうなんだろうと思う自分がいる。
「なんでもない日、おめでとう」という日々の感謝だと思えばアリなのか。

「69」「Egg Head」「Drops」「Deeper」
中盤の楽しい&盛り上がりセット。
Deeper久しぶりに聴けて嬉しかった。

そこから「It doesn’t matter」が来て、一度落ち着いてから再び盛り上がりそう…つまり、この先まだまだレイヴが続くのだなと感じた。
「Cosmic Forest」で背面LEDに森が映し出され、その森の奥にどんどん入っていく光景からも感じ取ることができた。

…と思いきや、いきなりの「Compression: Free」の終盤への繋ぎ。
一気にクライマックスで「これで終わりか…!?」と思わせておいてのQUEENへ。
繋ぎ直前に5人がナーナナラさんを囲むところで、QUEENがくると感じ取れて、気合が再度入った。

「QUEEN」
ナーナナラさんの歌い出しが好きで、毎回楽しみにしているけど、今日は特によかった。
堂々とした立ち姿、ミシェルの未来の女王を感じさせる
後ろのVJ、直球でトランプなのが良い形でハマっていたと思う。

QUEENからの「Road」「Joint」でテンション上がってからの「Coro Da Noite」「Y」はひたすらに楽しかった。
だからこそ、「My Wonderland」での落差にやられた。

ALICEの世界を演じるメンバーとバックに大きく映るMIGMA SHELTERのロゴを観ながら「楽しかった…はずだよね…?」と思っていたら、最後バサッと終演。
終わって、少しの間、拍手が起きなかったのが印象に残った。

レイヴ後、お祝いケーキ投入&ハッピーバースデー唱和。
写真撮影後にブラジルさんから抱負。
「でかいステージが似合う女になる」と宣言。

その後、ユブネさんの生誕レイヴの告知。
最後にブラジルさんから一言。
感極まって泣きそうになり、途中ミミミユさんからの頭突きを所望したりしつつ、ファンへの感謝、そして「幸せになってくれました?」の問い。
会場中に響き渡る拍手が、その答えを何より物語っていた。

ソロコーナー3曲、MIGMA SHELTER21曲。
転換含め、約140分の公演。

◆セトリ

・ブラジル ソロコーナー
01:Days(我儘ラキア)
02:Nefertiti(Eversolitude)
03:REM(NILKLY)※ダンスパフォーマンス、振付オリジナル

・MIGMA SHELTER
01:HMX
02:NAME
03:TOKYO SQUARE
04:Mo' Strain
05:BANG ON
06:Paralyzing
07:Baron
08:Unbirthday
09:69
10:Egg Head
11:Drops
12:Deeper
13:It doesn’t matter
14:Cosmic Forest
15:Compression: Free
16:QUEEN
17:Road
18:Joint
19:Coro Da Noite
20:Y
21:My Wonderland
MC(お祝い、記念撮影、告知)


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