見出し画像

【ライブメモ】アメフラっシ「AMEFURASSHI 1st Tour〈Close to You〉 東京公演(1部・2部)」(2021/11/27)

◆概要

「アメフラっシ」初となるツアー。
今回はツアーファイナルとなる東京公演(2部制)

・公演名
AMEFURASSHI 1st Tour〈Close to You〉 東京公演(1部・2部)

・開催日時
2021年11月27日(土)
1部 開場 12:45/開演 13:30
2部 開場 17:15/開演 18:00

・会場
新宿ReNY

◆所感

「エキセントリックトーキョー 〜ハロウィンNIGHT〜 Part1」(2021/10/31)以来。
ワンマンライブは「Live ∞(Infinity)」(2021/08/08)以来。

今回のツアー、自身としては東京公演が初参加。

8月のワンマン以降、数多くのステージ(対バン、リリイベ、ツアー名古屋大阪)で積み重ねてきた経験の集大成となる、素晴らしいステージだった。
ツアー用の黒衣装の雰囲気も相まって、今までのライブよりも大人っぽさを感じた。

セトリ全体。
ここ1年ぐらいの楽曲とそれ以前の曲の融合が一段と進んだ印象。
「魅せる」「盛り上げる」のバランスをどう取っていくのかを模索しているように感じた。

1部と2部で基本的な構成が同じだったことも印象的。
ツアーだと思えば自然ではあるけど、3月と8月のワンマンが部ごとに結構変えていたので意外と言えば意外だった。

とはいえ、満足出来なかったと言えば、全くそんなことはなく。
基本構成が同じだからこそ、理解が深まったり比較できたりして楽しめた。
美味しいものは、1日2回だろうが食べたら美味しい。

あとはこのライブの感想というより、ここ数ヶ月のアメフラっシについて。

メンバーもMCで触れていたけど、リリイベの存在がとても大きいと思う。
実践(ライブ)の場が数多くあったことはもちろん、SNSを中心にライブや特典会の様子が広がったことも非常にプラスになったはず。
アイドルグループにとって、リリイベって大事なんだなと改めて感じた。

12月末のライブも発表されて、勢いが続きそうなアメフラっシ。
このまま2021年の残り一ヶ月を駆け抜けて、2022年も突っ走って欲しい。

◆メモ

1部

開演時間。
暗転した後に4人が登場。
ツアー用の新衣装。

ファーストブロック。
最新曲を3曲連続でやった後に「Rain Makers!!」を披露する形。
魅せるところは魅せて、盛り上げるところは盛り上げるという緩急を意識した構成だなと感じた。

「DISCO-TRAIN」
ライブで聴くのは初。
曲名にディスコと入っているだけあって、一緒に踊りやすい振付。
市川さんが帽子を被ってラップをするところが好み。

MC、1回目。
今回のツアーへの参加、東京が初めての人という問いに結構な数の人が手を挙げる。
その反応を受けて、ツアーでお披露目した新衣装の話題へ。
2WAY仕様であるという話から、早速着替え。
その間に衣装のお気に入りポイントを紹介。

鈴木さん:脱いだ後が浪江女子発組合の衣装に似ている。ブラック浪江と一部で呼ばれている。脱ぐ前は(他のメンバーと比べると)可愛い。

愛来さん:念願のパンツ衣装。上着がレザー(のどこが好きかなどの紹介は時間切れで聞けず)

小島さん:今回もボーイッシュ系。最近、ボーイッシュな衣装が多い影響からか笑い声も男の子っぽくなってきた?あと、電車でガニ股になっちゃう。

市川さん:時間切れで詳細聞けず。

セカンドブロック。
メタモルフォーズ以前の楽曲で構成されたブロック。
最近の楽曲を通して成長したものが、以前に楽曲にも還元されているなと感じた。

「Dark Face」
1部で一番、刺さった曲かもしれない。
黒衣装がバッチリハマっていた。
この後の月並みファンタジーでも感じたけど、この曲も表現力が増す毎に魅力的になる曲だなと思う。
発表当初から化けたなと思う曲のひとつ。

「Over the rainbow」「フロムレター」
ワンマンで聴くOver the rainbowは格別。
(最近は対バンで観る機会はほとんどないけど)
Over the rainbowからのフロムレターは元々鉄板だったけど、より威力が上がっていると感じた。

「轟音」
やっぱり盛り上がる曲。
ただ、声を出して全力でタオルを回したくなってしまうのが悩ましい。
来年こそはチャンスがあるといいな。

「メタモルフォーズ」
今日は会場的にジャンプは無いと安心していたら、そうは問屋…ではなくアメフラがおろさなかった。
「スクワットしよう!」の一声でスクワットを始めるフロア。
ジャンプとはまた違う光景、俯瞰で見たくなった。
(配信で観ている人がどんな感想だったのか気になる)

MC、2回目。
ツアーで初披露となった「DISCO-TRAIN」の振付講座。
サビ、ピースするところ、ラップパートの3箇所をレクチャー。
ファンに思った以上にやらせるのがアメフラっシのスタイル。

サード(ラスト)ブロック。
ここもファーストブロックに近い形で、最新曲+盛り上げ曲という構成。
特に「グロウアップ・マイ・ハート」から「MICHI」の流れは新鮮だったのと同時に、アメフラっシの進化を感じた。

去年11月の結成2周年記念ライブでMICHIが初披露された時、ライブで盛り上がる曲になるとは正直思わなかった。
それが約1年後にライブ終盤で披露できるようになったのは、この1年での積み重ねとパフォーマンスの進化を端的に表している気がした。

MICHIの4人で順番に掛け声をするところで、愛来さん渾身のボケを他の3人が華麗にスルーしていった流れが面白かった。
文字だと空気感が伝わらないけど、あれは愛来さんへの愛情が故だった。

「STATEMENT」
アメフラっシにとってのアンセム、今回もグッときた。
ただ、以前とは受け取る感覚が違ってきている。

発表当初は、良くも悪くも重い&ひりつく感じが強かった。
(だからこそ、深く刺さったとも言える)
対して今日は、地に足をつけて前を見据えながら、堂々と宣言しているような感覚。

根本の熱い気持ちに変わりはないと思うけど、一歩一歩進んできたからこその違いが出てきているのかなと感じた。

アンコール。
ツアーTシャツを着装。

披露したのは「明後日の方向に走れ」「Staring at You」
エンディングテーマ2連発で、とても爽やか&明るい締め。
未来を感じさせる終わり方で気持ちよかった。

ライブ後、各メンバーから一言感想。
「ファンがいてこそのアイドル」「アメフラっシはこの先も進んでいく」
という点を全員から共通して感じた。

1部だけでもツアーファイナル感があった。
この上で2部がどうなるのか楽しみ。

全17曲+MC、約95分の公演。

2部

※基本構成は1部と同じなので、差異があるところのみ記載。

鈴木さんの髪型。
髪を下ろしていて、1部のポニテよりも更に大人っぽさが増していた。

MC、1回目。
2部では熱いから脱いでこようという話から衣装チェンジ。

市川さん小島さんが先に着替えるために一時退場。
鈴木さん愛来さん2人でのトーク。
・1部と2部の間で差し入れを沢山いただいた。
・珍しく鈴木さんが凄く食べていたのが驚き(by 愛来さん)

市川さんが早めに帰還。
一人は嫌だという市川さんを残して退場する鈴木さん愛来さん。

頑張って一人でつなぐもなかなか苦戦。
すっかり特技となった「チャ、チャチャチャ」で間を持たしているところに、3人がステージに戻ってくる。
その後、鈴木さん愛来さんも「チャ、チャチャチャ」にチャレンジ。
2人共、成功してしまい、複雑な表情の市川さん。

一連の流れがアメフラっシすぎて、めっちゃ和んだ。
格好良い曲&パフォーマンスとのギャップは魅力なので、これからも失わずに進んでいって欲しい。

「ミクロコスモス・マクロコスモス」
一番最初、崩れた鈴木さん小島さんを後ろから操る市川さんの部分。
あまりに決まっていて観ていて圧巻だった。
ミクマクも時間と共に、味が出てきている楽曲だなと思う。

「雑踏の中で」
ワンマン(でなくても良いけど)で聴きたい曲の上位。
スタート位置についた時点で「きた!」となった。
月並みファンタジーではなくて、ミクマクからつないだところにチャレンジ精神を感じた。

「ハイ・カラー・ラッシュ」
1部の轟音と同様、相当に盛り上がった。
ジャンプ無し(今回は禁止)でこれだけテンション高くできるのは流石。
今度は思いっきりジャンプしたい。

「メタモルフォーズ」
1日2回、こんなにスクワットすることになるとは。
「もっと(腰を)下げて!」っていう煽りをするアイドル、他に居ないと思う。

MC、2回目。
会場の特徴である、複数のモニターを使って何かしたいという話に。
無茶振りで小島さんがコール&レスポンスしてみることに。
会場(とメンバー)がどうスベるかを期待していると何とモニターに「HANA」の文字が出現。
想定外の出来事に盛り上がる上がる会場&メンバー。

テンションが上がった他のメンバーも挑戦。
見事に全員の名前が表示されて成功。
…した後に、実は仕込みだったと愛来さんと小島さんが暴露。
鈴木さんと市川さんのショックを受けている様子が可愛かった。

「MICHI」
前奏でメンバーに合わせて左右前後に身体を揺らす部分。
会場全体の一体感が凄かった。
あまりのシンクロぶりにメンバーもびっくりしていた。
(やってる自分でも「揃ってるな〜」と思えるぐらい揃ってた)

「STATEMENT」
歌っていないところでの鈴木さんの表情が凄くよかった。
思わず、惹き込まれた。

アンコール、MC。
ツアーもいよいよ終わり…という感動的な空気の中、愛来さんがStaring at Youで指をつったことが判明。
空気を壊したと突っ込まれていたけど、むしろアメフラらしい空気になっていいなと思った。

その後、各メンバーから一言。
1部でも言っていたけど、全員が「ファンが居てこその私たち」「アメフラっシはこれからも前に進んでいく」と改めて話していたことのが、強く印象に残った。
それ以外の部分は以下の通り。

市川さん:東名阪ツアーはアイドルの憧れ。チケットが完売して嬉しかった。

小島さん:初めてのツアーでわからないことも多かった。大変なことも多かったけど、ステージに立ってファンの顔をみるだけで全て飛んでいった。
最期に「チャ、チャチャチャ」をやりたい(小島さんだけやってなかった)ということでトライ&見事成功。

鈴木さん:今日は地方ツアーからリリイベの集大成。アメフラっシを好きな人がこんなにいるって思えて嬉しかった。
ツアー恒例(とのこと)の幸せの雨を降らせる企画をここで実施。
1回目は上手く伝わらずに軽く失敗。
気を取り直して2回目は見事に決まるもメンバーが傍観していた結果、盛り上がりきらず。
そんなところも鈴木さんらしくて和んだ。

愛来さん:今回はリリイベ期間から自分との向きあいが多かった。リリイベとツアーを通して感じたのは、ファンの皆さんは「永遠のパートナー」だということ。

感想を話した後、12/25のライブの告知をして退場。
直後、会場からダブルアンコールを求める拍手が鳴り響く。

数分後、拍手に応えて4人が再登場。
感謝の言葉と共に2回目となる「DISCO-TRAIN」を披露。
ツアーTシャツだったこともあり、1回目で大人っぽさよりも楽しさが強調されたパフォーマンスだった。

最期に改めて全員で感謝を述べて退場。

全18曲+MC、約110分の公演。

◆セトリ

1部

01:DISCO-TRAIN
02:BAD GIRL
03:DROP DROP
04:Rain Makers!!
MC(ツアーについて、新衣装について)
05:Dark Face
06:月並みファンタジー
07:Over the rainbow
08:フロムレター
09:轟音
10:メタモルフォーズ
MC(DISCO-TRAIN振付講座)
11:SENSITIVE
12:Lucky Number
13:グロウアップ・マイ・ハート
14:MICHI
15:STATEMENT
※本編終了→アンコール
EN01:明後日の方向へ走れ
EN02:Staring at You
MC(各メンバー感想)

2部

01:DISCO-TRAIN
02:BAD GIRL
03:DROP DROP
04:Rain Makers!!
MC(ツアーについて、新衣装について)
05:月並みファンタジー
06:ミクロコスモス・マクロコスモス
07:雑踏の中で
08:フロムレター
09:ハイ・カラー・ラッシュ
10:メタモルフォーズ
MC(モニター コール&レスポンス)
11:SENSITIVE
12:Lucky Number
13:グロウアップ・マイ・ハート
14:MICHI
15:STATEMENT
※本編終了→アンコール
EN01:明後日の方向へ走れ
EN02:Staring at You
MC(各メンバー感想)
※アンコール終了→ダブルアンコール
DEN01:DISCO-TRAIN

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?