見出し画像

【ライブメモ】転校少女*「THE LAST LIVE ~With You~」(2022 /01/16)

◆概要

本日(1/16)解散となる「転校少女*」のラストライブ。

・公演名
転校少女*「THE LAST LIVE ~With You~」

・開催日時
2022年1月16日(日)
開場 15:30/開演 16:30

・会場
Zepp Haneda

◆所感

転校少女*「THE LASTワンマンライブ」(2022 /01/11)以来。

転校少女*を初めて観たのは、2019年8月25日(日)「@JAM EXPO 2019」でのストロベリーステージ。
乃木坂46 4期生と日向坂46を観るためにストロベリーステージに張り付いていた中での観戦だった。

「その日が新体制、初ステージ(小西杏優さん、小倉月奏さん、上原わかなさんが加入)」
「楽曲が好み」
「バックモニターを効果的に使っていた(映像を使うグループが少なかったので)」
ということで印象に残り、すぐにCD(Star Light)を買って聴き込んだ。

その後、何度かの対バンを経て「COSMOS」「情熱リボルバー」のリリイベに参加。
いよいよワンマンへ…というタイミングでコロナ禍に。
2020年のツアーが延期となり、その後はタイミングがあわず…。
結局ワンマンに行けたのは解散直前の先週になってしまった。

7年間の活動の中で知っている期間は2年半だけだけど、知ることができて、ライブを観れたことができたことが嬉しい。
そして、今日のステージを見届けることができて何より。

肝心のライブについて。

バンドセットでのパフォーマンス。
メドレー(歴代衣装披露含む)、アコースティック、アカペラ…様々な表現を駆使して、転校少女*の全楽曲を披露。

今までに積み重ねた全てを発揮してのステージ。
”集大成”という言葉がこれほど似合うライブはないと思った。

感極まる場面もあったけど、最後に残ったのは「楽しい」という想い。

「最高に楽しかった!!」

以外の言葉は必要ないし、むしろ無用の長物。
最後に素晴らしいライブを贈ってくれたことに感謝。

メンバー、スタッフの皆様。
本日のライブ、そして2年半、ありがとうございました。
それぞれの道、明るいことを願います。

◆メモ

尺:210分(11曲+アンコール1曲+MC)
SE:あり(歴代Overtureメドレー)

開演時間となり、先にバンドメンバーが登場。
セッティングと同時にSEが流れ始める。

11日のライブでも聴いた初代overtureから徐々に移り変わる。
スタートから7年間の重みを感じる演出。

1曲目「猟奇的You&Me」
11日のライブでも1曲目での披露。
転校少女*にとって、原点といえる曲なのだなと改めて感じた。

1ブロック目(1~4曲目)は、転校少女歌撃団時代の楽曲で構成。
1/11(火)の「THE LASTワンマンライブ」の序盤と似ている展開だけど、Zepp&バンドセットだと受ける印象もかなり異なる。
どちらがいいとかではなくて、両方成り立たせることができる転校少女*のパフォーマンス力を再確認できた。

軽い自己紹介のMC1回目から次のブロックへ。
2ブロック目(5~9曲目)は明るく落ち着いた曲が中心。
バンドサウンドに包まれながら、グループの世界観に浸っていた。

2ブロック目が終わるとメドレーコーナーに突入。
コーナーに入る際の「42曲もあるから(メドレーにする)」というセリフを聞いて「これは全曲披露されるやつだ…!」と悟った。

メドレーコーナー。
2人組に分かれて、次々に楽曲を披露していく流れ。
楽曲に合わせて衣装も変更されて、「転校少女歌撃団」と「転校少女*」のこれまでの歩みがギュッと凝縮されていた。

途中加入の2人が、過去の衣装を着ている光景に目を惹かれた。
以前在籍したメンバーが着ていたものなのか、改めて制作されたものかはわからないけど、この2人はグループの歴史を背負って(背負うことができて)歌っているんだなと改めて実感した。

「バ・ビ・ブブブー・ブートキャンプ~プラクティス1 夢見るアッパーカット」でビルドアップした後、一旦メドレーコーナーが終了。

メンバーが一時退場して、暗転→映像が流れ始める。

映像の内容は4人によるバラエティー企画。
「全員クリアするまで帰れま10」
クイズかチャレンジ企画のどちらかを全員がクリアするまで帰宅できないというシンプルな内容。

ライブ終了後に撮影したとのことで、撮影開始は夜24時ごろ。
最初はクイズに挑戦するも全員正解が遠く、途中からチャレンジ企画に変更。

「パンスト相撲」「激苦茶」「レモン汁」「コオロギを食べる(松井さんが食べるのに30分以上抵抗)」「激辛ラーメン」「ゲテモノ」など、ありとあらゆる罰ゲームを受けるメンバーたち。

ラストは「二人羽織で顔を汚さずにたこ焼きを食べる」を成功して終了。
午前3時過ぎに無事帰宅。

映像により和やかな空気に包まれる中、衣装をチェンジした4人が帰還。
会場は再びライブのテンションに戻る。

メドレーコーナー後半。
”名曲を歌い継ぐ”というコンセプトのアイドルソングカバー企画「LOVE IDOL PROJECT」の楽曲を披露。

メドレーコーナー後のMC。
映像(帰れま10)を振り返って、最後に絆が振り返ったと口述。
「LOVE IDOL PROJECT」で最後にリリイベやツアーができてよかった。
ツアーでは沖縄にも行って、写真撮影もできたことが思い出。
いつか転校少女*の楽曲も歌い継いで欲しい(「LOVE 転校 PROJECT」みたいな)

少しずつ終わりの時を感じさせるMC。
そして、次は歌を聴かせたいということで、アコースティックコーナーへ。
アコースティック用にセットチェンジした後、3曲を披露。

その後のMC。
(アコースティックコーナーについて)エモーショナルな楽曲を文化的にお届けしましたとコメント。
コロナ禍になってから歌を届けたい想いがより強くなったという話から、2人(佐々木さん、成島さん)が加入してからファンのコールを聴いたことがないという話題に。
いつか聞かせて欲しいなと思うというコメントに会場中から無言の頷き。

「プロムナードの足跡」「この世界にサヨナラして」と2曲披露の後、再びMC。

いよいよライブ終盤という空気の中、解散について話し始めるメンバー。
「メジャーデビュー後、すぐにコロナ禍になって、それから半年間空いて活動してきたけど、やはりコロナ禍前とは違って…」と話す姿にこの約2年の状況の大変さや苦労の一端を感じた。

「この先、前向きにそれぞれの道を歩いていくという想いを込めて…」と次のブロックへ。
歌われたのは「銀河列車」「星の旅人」の2曲。
ミラーボールから瞬く光の演出も相まって、ここで一気にグッときてしまった。

「星の旅人」が終わり、松井さんが「私たちが転校少女*でいられる時間はあと少しです!」という宣言から「瞬け、プルート」が流れ始めて、ここからはラストスパート。

「WONDER WAVE」では改めて転校バンドのメンバー紹介。

その後のMCでは、コールアンドレスポンスをしたいという話から、実際にトライしてみることに。
「男の子!」「女の子!」「メガネの人!」「レーシック!」など、メンバー思い思いのコールをしていて楽しそうだった。

一通り盛り上がった後、「あっという間、だけど、次の曲が最後になりました」「次で最後だね。4人の想いをこめて歌いたいと思います」という極振りから「With You」が披露される。

アカペラで各メンバーが歌い始める演出。
最後まで歌唱を大事にするスタイルを貫いていた。

銀紙が舞い散る中、大団円で曲が終了してメンバーとバンドメンバーが退場。

本編終了後、すぐにアンコールの拍手がZepp中に巻き起こる。

アンコールに応えて再び登場する4人。
アンコール1曲目は「NEVER ENDING STORY」
行き先は分かれても、この先の道を歩み続ける4人に相応しい楽曲。

アンコールMC。
メンバー一人ひとりからの感想。

◆佐々木美紅
一昨年11/29から今年の今日1/16。
正直、短い期間でしたが…正直な気持ちとしては、もっと長く「転校少女* 佐々木美紅」を残したかった気持ちはあります。
でも、こうやって、莉世さん・さやかさんが7年間守ってきてくれたから、私とありちゃんが入る場所になりました。
守っていてくださって、ありがとうございました。
苦しいこともあったけど、皆が支えてくれて…一つのツイートに対するリプやいいねに本当に助けられた。
元気の源になっていました、ありがとうございました。
それぞれの道を真っ直ぐ歩いていきたいので、4人の応援を絶対に約束してください。
「転校少女* 佐々木美紅」を支えたくれて、本当にありがとうございます!
大好きです!

◆成島有咲
私も美紅と同じく、1年ちょっと前に加入させてもらって。
お披露目もZeppで「ときめけアフタースクール」「Girl*s Time」の2曲だけだったけど緊張して「無理だ…!」と思ったけど、1年後、3時間ぶっ通しでライブできている自分が不思議。
自分がこんなに成長できたのは、転校少女*に入ったから。
私が入った時「どうせすぐ辞めるでしょ」「という話が度々あった。
とても悔しくて、どんなに辛くても自分からは辞めないと思っていた。
こうして4人でラストを迎えられてよかった。
歌やダンスが飛び抜けて上手いわけではないけど、どんな時でも元気を与えられるような、そんなアイドルになりたいと思っていました。
転校少女*の成島有咲は、そんなアイドルになれていましたか?
(会場から「なれていたよ」という暖かい拍手)
皆が会いに来てくれて支えられた。
四人の応援をよろしくお願いします。
転校少女*を、たくさん愛してくれて、ありがとうございました。

◆松井さやか
毎日の積み重ねが私の幸せでした。
正直、みんなと大きな景色をもう少し見たい気持ちはある。
二人(佐々木さん成島さん)が本当に頼もしくて。
二人が先輩になる姿をみたかった。
莉世がいたから七年間できた。
最高の相棒。これ以上の相棒はいない。
莉世とここまでやってこれてよかった、ありがとう。
転校少女*が好きで、自分がいない転校少女*をみるのは嫌だったから、辞めたいと思ったことはなかった。
4人でラストを迎えることができて嬉しい。
松井さやかをアイドルとして輝かせてくれて、ありがとうございました。

◆塩川莉世
(手紙を取り出して朗読)
会いに来てくれて、診てくれてありがとうございます。
初期メンバーとして、加入して7年間。
最初は何も出来なくて、お姉さんグループについていくばかり。
個性に悩んで、泣きながら家に帰った日もあった。
加入時は15歳だったけど、22歳になって少し自信になることもあった。
みんなの、一人ひとりの人生に寄り添うことができて嬉しかった。
さやか、本当のお姉ちゃんのようで、何でも話せる。
色々と話したしケンカもしたけど、いないとダメ。
こんなに合う人がいるのかと思う、今までありがとう。
二人(佐々木さん成島さん)、転校少女*を見つけてくれて、ありがとう。
二人の成長をさやかと一番近くでみてきた。
転校少女を愛してくれて、ありがとうございました。
4人の新しいスタートが輝かしいものになると信じています。
ありがとうございました!アイドル、最高でした!

アンコールMCより(走り書きメモなので細部言い回しなど異なる可能性があります)

各メンバーからの話を終えて、いよいよラストへ。

「TRIGGER」
ラストパートで各メンバーが一言ずつ感謝の言葉を述べる中、最後の塩川さんの「転校少女は青春でした!」と叫ぶところで胸がいっぱいになった。

そうして迎えた本当に最後となる楽曲。

「Girl*s Time」
転校少女*を代表する楽曲。
そして、自身が初めて観たライブで好きになった楽曲でもある。
最高の締めくくりだった。

持ち曲42曲を全曲披露してライブ終了。

スタッフさんからサプライズで花束のプレゼント。
バンドメンバーの紹介を改めて行った後、記念撮影。

最後の挨拶。
「(色んな感情がある中で)今、楽しいが一番上にある」
「転校少女を覚えていてくれますか?」
「ずっと覚えていてね」
「4人それぞれの道を応援してください」

「以上、転校少女*でした、ありがとうございました!」
最後にしっかりと締めくくって、4人はステージを降りていった。

その後、エンディング映像が流れ、その中で4人の進路が発表。
転校少女たちは旅立っていった。

◆セトリ

SE(歴代Overtureメドレー)
01:猟奇的You&Me
02:ナチュラル☆ハイ
03:ロシアンルーレット
04:私の絶対領域
MC
05:恋はカムフラージュ
06:Love Range!
07:ときめけ☆アフタースクール!
08:春めく坂道
09:100年キミだけ

※メドレーコーナー
10:Peace World
11:サマーサマー皆SUMMER
12:さかさまの世界
13:ときめけ☆サンデー!
14:Step By Step
15:PAINT GIRL
16:Catch Me (If you can)
17:終わらない世界
18:情熱リボルバー
19:Mad Good Love
20:WOW WOW TRAIN
21:リバース・エイジ
22:Mr.Dream
23:バ・ビ・ブブブー・ブートキャンプ~プラクティス1 夢見るアッパーカット
幕間映像(全員クリアするまで帰れま10)

※メドレーコーナー2
24:マテリアルGirl
25:無限大少女∀
26:シンデレラじゃいられない
27:デモサヨナラ
28:Danceでバコーン!
29:じゃじゃ馬と呼ばないで
MC
※アコースティックコーナー
30:ショコラの独白
31:She's Rain
32:Winter Wish
MC
33:プロムナードの足跡
34:この世界にサヨナラして
MC
35:銀河列車
36:星の旅人
37:瞬け、プルート
38:WONDER WAVE!
MC
39:With You

※本編終了→アンコール
EN01:NEVER ENDING STORY
MC
EN02:TRIGGER
EN03:Girl*s Time
映像(エンディング&各メンバー進路)

◆その他

WEBメディアによるライブレポートもあるので、ご興味あればそちらもご覧ください。
(事務所監修されていると思うので、メンバーのセリフなどは恐らくこちらの方が正しいです)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?