最近の記事

感情を全うすることの効能

昨日の息子。 夕食時、椅子のカーブにミニカーを走らせるのにハマり、 ご機嫌に遊んでいた。 の、だけど、大きい車はさすがに走らなくて イライラ大爆発。 ミニカーを全て投げ、 そばに置いてあったコップをひっくり返して投げ 手足をバタバタさせ 私の手をとっては投げ 泣き暴れ とにかく「感情の鬱散そのもの」という感じだった。 一度、もう何かに感情をぶつけなければ気が済まない様子で 私の手を掴んで今にも噛みつこうとしたのだけど、 (それまで無我夢中で暴れていたのに) その瞬間

    • 声にならない声を聴く

      その日息子は朝から機嫌が悪かった。 服を着替える時点で泣いて嫌がり、 家を出る時間になっても泣いて暴れた。 おやつを持たせようとしてもダメ、 おもちゃを持たせてもダメだった。 いつもは少しぐずっても好きなおやつを選ばせれば それを持ってニコニコ出かけるのに。 熱でもあるのかと思ったがそういうわけでもないらしく、 このまま保育園に向かうのは無理なので、 とりあえずぐずぐず言いながらも抱っこして近所を散歩した。 帰ってくるとケロっと大人しくなったので 「では」と保育園に

      • 不安の中で安堵する技術

        思えば、今日は朝から心がそわそわしていた。 明確な理由はない。 昨日の夜明るい部屋で寝落ちしてしまったとか 朝から胃がムカムカしていたとか 朝運動できなかったとか そういう小さなことの集積としての微かな感情の雲。 そんな感じ。 息子を保育園に送って帰ってきてからはすぐ動いた。 こういう時、やることがあるとありがたいのだ。 心のモヤモヤをかき消せるような気がするから。 用事から帰ってきてカレーを食べた。 あまり美味しくなかった。 でも食べ続けた。 普段食事自体を

        • 本当の不安とは、何なのか。

          私の家族。 息子とヨイチさん、と私。 ヨイチというのは仮名ではあるが、彼の性質を私なりに表した名である。 これは私の秘密の日記だ。 誰にも言わないこと、私が日々思案していることを こっそり書き残しておこうと思う。 ヨイチさんは子煩悩な父親だ。 そしてとても心配性だ。 息子は車のおもちゃが大好きで、どこへ行くにも持って行くのだが、 ヨイチさんが「あのさぁ…」と深刻そうに言うので何かと思ったら 息子の鼻頭にいつの間にか細いかすり傷が。 どうやら車のおもちゃの端っ

        感情を全うすることの効能

          摂食障害の食事療法として、これは最強卍

          私の摂食障害にとって食事療法は、 それで摂食障害が完治すると言うものではなかったけれど、 直していく段階では絶対に必要なものでした。 要は治していくための土台となる部分。 そして、それを上手にナビゲートしてくれる指針をもつことは めちゃくちゃ大切です。 今日はそのためにとってもおすすめの本があるのでご紹介〜! 101の科学的根拠と92%の成功率からわかった 満腹食べても太らない体/富永 康太ばばん! アンチダイエットなので この手の本は基本読まないのですが、 なぜか

          摂食障害の食事療法として、これは最強卍

          母親スペック0の子育て論

          息子がもうすぐ2歳になる。 子育てはまだまだこれからだけれど、 私は自分の子育てにものすごく満足してる。 子育てはすごく楽しい。 息子はどの瞬間も胸が潰れそうなくらい可愛い。 毎日が幸せ。 今、そう思えていることに満足している。 とはいえ、私は所謂「母親」に向いている人間ではない。 どちらかというと、というか明らかに向いてない。 まず子供が好きじゃない。 今まで甥と姪と息子以外の子供を可愛いと思ったことがない。 今でも息子と遊ぶことすら苦手だ。 体力も根性もない。

          母親スペック0の子育て論

          摂食障害が辛いのは、摂食障害のせいじゃない

          摂食障害って 「不治の病」だとか 「暗く長いトンネル」と言われることが よくありますが、 本当にそうかな?と私は思います。 確かに、 摂食障害になったことがある人なら とてつもない絶望感や不安や辛さを 味わったことはあると思うし、 かくいう私ももちろんそう。 その気持ちは嘘じゃない。 でも、それでも、 摂食障害を必ずしも 「暗く深刻に」捉える必要はないと 思うのです。 摂食障害が辛いのはなぜ? とはいえ、 摂食障害は辛い。 ただ、その辛さの正体が何のか、 考えこ

          摂食障害が辛いのは、摂食障害のせいじゃない

          これから摂食障害について語りたい。

          私は20歳前後から6年間摂食障害でした。 もう治ってからは数年経ちますが、 本当に最近、 「食べること」について 自分の中で一つの区切りがついたところなので、 これまで考えてきたことを 少しづつ書いていこうと思います。 あの頃の願い。 摂食障害だったころ ずっと思っていたことがありました。 摂食障害経験者の、 そうなった経緯から 摂食障害だった頃に考えていたこと それを克服していく過程 そして今食事に対して 何を感じどう向き合っているのかまで、 めちゃくちゃ詳細な体験

          これから摂食障害について語りたい。