2019/4/27(土)次走注目馬

この日の推奨レースは以下の通り。

<予想対決>
・東京4R ベルレガッタ 5着
・東京9R エミーリオ 6着

<note>
・東京5R コールザチューン 1着
・東京6R アシャカトブ 1着
・東京8R タイセイマルス 1着
・東京11R  リオンリオン 1着

推奨馬を挙げたレースの振り返りと推奨馬の勝因/敗因およびそのレースにおける次走注目馬をまとめました。

次走注目馬には★を1~3つの範囲でつけてます。
★★★ … 次走、勝ち負けできる
★★ … 次走以降、勝ち負けできる/軸候補
★ … 次走以降、展開が向けば勝ち負け/紐候補




東京4R 3歳未勝利 芝1800m

◎ベルレガッタ

ラップを見ると、コーナーに入って大きく緩んでおりラスト3Fだけの瞬発力勝負。隊列もほぼ一団となっていたため、どの位置からでもチャンスがある純粋な末脚勝負

◆敗因
最後の直線で追い出しに時間がかかったこと。

直線を向いて追い出しに入る場面をご覧いただくと分かるように、内で詰まってしまっています。その後、何とか外に出して進路を取るも、目の前にピンク帽子の2頭がいる状態で、しかもフラフラと走る始末。

追い出しがスムーズであれば、1着を確実に取れていた、とまでは言い切れないが、少なくとも馬券圏内には来ていた。

前走のように最後方に位置するのではなく、追走してしっかりと中団につけられていた点もプラス。


◆次走注目馬
★★ベルレガッタ
内で詰まり、追い出しに時間がかかっても上り34.1秒。末脚は確実なので、スムーズであれば未勝利ならば勝ち負けできる。

★ミカエラ
この馬もなかなか追い出しできず、それでいてフラフラ走りながら上り33.9秒(2位)。課題は追走できないところで、今のところ最後方からの競馬をせざるを得ない。ペースが落ち着けば馬券に食い込めそうで、距離延長の時が狙い目。



東京9R 秩父特別(1000万下)芝1600m

◎エミーリオ

コーナーで一息入るものの、11.0-11.5とやや速めのペースが続く展開。先行馬にとってはタフなペースだが、中団以降に控えた馬にとっては息が入る瞬発展開。後方有利

◆敗因
直線を向いた際に最内で詰まってしまい、進路が取れなかったこと。

この馬にとっては、もう少しペースが速くなって消耗展開になった方が良かった。このペースであれば、もう少し先行してもよかったかもしれないが結果論。能力があることは間違いないので、引き続き追いかけたい。


◆次走注目馬
★★エイムアンドエンド
スタート直後は逃げたヴェロニカグレースと競りかける勢いだったが、一旦下げて2番手追走。先行しながらも掲示板に残したのは評価。

★エミーリオ
内で詰まる。最後、進路が開いてからは僅かな短い距離だったが掲示板確保を目指して脚を伸ばす。さらに人気を落とすならば積極的に狙いたい。




東京5R 3歳未勝利 芝1400m

◎コールザチューン

ラップを見ると、コーナーで減速が入る瞬発ラップ。このラップであれば先行馬は脚が貯まるので、先行有利

◆勝因
田辺騎手の逃げが上手かった。ハナを奪ってからはいったん減速、後続馬を引きつけたところで直線を迎えて再度加速。

ただし、あくまでもこの勝ち方だけから判断すると、昇級して即通用するとは思えないラップ。1400mはもっとペースが流れる消耗展開になることが多い。2走前の2着に入ったレースを見ると、もう少し流しても良さそうな馬。


◆次走注目馬
★ヴォアラ
後方から大外を回して6着確保。もう少し流れる展開になれば、チャンスあり。どこかで馬券に絡むタイミングはありそう。



東京6R 3歳500万下 ダート1600m

◎アシャカトブ

東京ダート1600mはワンターンのコースなので、コーナーで減速が入るのが標準的なラップ。しかし、このレースは緩み方が12.2-12.4-12.5と少ないラップで、先行勢にとってはかなり厳しいラップ。先行組が総崩れしてもおかしくないペース。

◆勝因
この馬は未勝利勝ちのパフォーマンスが強かったが、そこからさらに成長している。未勝利勝ちが冬の中山ダート1800mということもあったが、13.0-12.1-12.4-12.7-13.0-13.2-13.1-13.5-12.8。これよりも速いペースで推移した今回を中団5番手で追走でき、最後は交わしきって1着。今後も楽しみな馬。


◆次走注目馬
★★★ロマンティコ
今回は相手が悪かっただけで、次走も勝ち負け必至。ただし、オッズがどこまでつくのかが問題。

★★ブリッツェンシチー
ロマンティコに続いて2段目の一番外側を先行。このペースに食らいついたところを評価。

★★タイセイビルダー
ロマンティコに続いて2段目最内追走。6着ではあったが、それでもこのペースで6着に残したのは素直に評価。



東京8R 4歳上500万下 ダート1400m

◎タイセイマルス

逃げた③キタノユウキが速いペースで逃げた。11.0-11.5-11.7とかなり刻んでいるが、後続を突き放して大きく逃げたので、追走するのにも脚を使うどの馬も厳しいレース。

◆勝因
この馬にとっては、むしろ前が厳しい展開になった方が向く馬で、まさに望んだ通りになった。外枠を引き、スムーズに番手を取ってこの競馬が出来るのであれば、昇級しても通用する。


◆次走注目馬
★★キタノユウキ
毎回このように逃げてくれるのであれば、近いうちにこのクラスは勝ちあがれる。

★★クリップスリンガ
あれだけ隊列が離れていると差をつめるためにも脚を使うが、そこから鈍らずに詰めて2着は評価。

★★サトノユニゾン
この厳しいペースを2番手追走で5着。

★キタノナシラ
やや離れた位置から脚を伸ばして4着に食い込む。

★オレノマニラ
後方から距離を詰めてしっかりと上りを出せていた。展開の助けは必要だが、向けばハマる。



東京11R 青葉賞(GⅡ)芝2400m

◎リオンリオン

◆勝因
このレースのラップは参考外。というのも、レースを作った横山典弘騎手の作ったペースが上手過ぎた。前走の大寒桜賞でもそうだったが、最初は素早く刻んで後続を離し、3コーナー手前から緩めて息をいれるペース。この展開を作られると、2番手以下追走組は常に追いかけ続ける必要があり、なかなか息の入らない。まさに芸術的なラップ。


◆次走注目馬
★★ピースワンパラディ
離された隊列の先頭を引っ張る形でレースを進める。この展開で3着は地力の現れ。

★★キタサンバルカン
最後方追走から、大外を回して上り最速。展開の助けはいるものの、まだ1勝馬なので自己条件に戻れは馬は勝ち負けできる。

★サトノラディウス
★マコトジュズマル
後方に位置し、そこから脚を伸ばして5着、6着。


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