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東京3R┃2021/02/20(土)


1. 展開

⑧ジンジャーブラッド、⑨ジュンゼロ、⑮ロンコーネあたりが先行争いをすることが予想されるが、過去走が流して最後まで脚が残るという展開ではないし、いずれも継続騎乗であることを考えると、どの馬がハナを取っても未勝利戦の東京D1600らしくある程度中緩みが入るラップになると予想。

中団のポジションを取れて上りを出せる馬に展開が向きそう。


2. 有力馬分析

③ジョベルヘッド

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藤沢厩舎×ルメールの組み合わせである程度人気しそうな組み合わせではあるものの、前走の個別ラップを見る限り、瞬発力があるタイプでもなく、かといって持続力があるタイプでもない。

さらに、前走11/01に出走してから3ヶ月の間隔だが、去勢明け緒戦というところも気になるポイント。


⑤ペイシャジュン

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前走スローの瞬発戦で時計も見栄えしないので人気しないと思っていたら、思った以上に人気になっている馬。

確かに序盤はスローで流れたものの、後半3Fが推定12.6-12.1-11.8で加速ラップを踏んでいる。しかも、緩んだところでは内で詰まっており、最後に伸びるまではスムーズな競馬が出来ていなかった。

今回は確実に序盤がもう少し早いペースになると思われるが、あの内容でこれだけの加速ラップを踏む脚力を考慮すると、ここでも勝ち負けを期待したい。


⑦テイルウインド

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前走のパフォーマンスを考えると、実績面ではこの馬が一番手。ある程度流れた展開で最後まで持続力を見せており、後半3Fは推定12.2-12.3-12.3と長く同じ脚を使えている。

怪我の関係で鞍上が川田に乗り替わりになったが、ポジション意識の高い騎手なのでこの乗り替わりもプラス。


⑧ジンジャーブラッド

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新馬戦は序盤から流れる展開で、最後は分かりやすく脚が止まっていた。前走は距離を短縮して挑んだが、キレる脚はないものの持続力の高さを発揮。

短距離で先行して粘り込む競馬が現状ベストに思えるが、中緩みが入れば末脚で弾ける可能性も無きにしも非ず。


⑨ジュンゼロ

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重馬場であることを考慮すると大きく緩んでいるし、上りも時計が出せているように見えるが、ほとんど後半2Fだけの脚力。同条件で新馬戦2着、未勝利3着と馬券には絡んでいるものの、長く使える脚が求められる東京には本質的には不向き。


⑬ラインプリンス

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前走の東京T1600の内容を見ると、持続力に優れたタイプ。中山T1600ならば芝でも勝ち上がれたと思うが、今回はダート替わり。リオンディーズ産駒のダート替わりということで抑えておきたいし、持続力を考えても、ダートは合いそう。


⑮ロンコーネ

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大きく緩ませる逃げを打ち、後半3Fでも加速して2着に残しているが、後半4F推定13.4-13.0-12.2-12.7を考えると、持続力に優れたタイプとは言えず、この舞台適性は高いとは言えない。


3. 予想

◎⑤ペイシャジュン
○⑦テイルウインド
▲⑬ラインプリンス
△⑧ジンジャーブラッド

予想次点で1人気単勝4.7倍と予想に反するオッズがついているが、直前にはもう少し落ち着いていることを期待して本命は⑤ペイシャジュン。

過去に実際に出したパフォーマンスでは⑦テイルウインドの方を上に見ているが、それでも新馬戦での加速ラップは優秀。外枠が欲しかったところだが、スムーズな競馬が出来れば序盤が流れても同じような脚は出せるはず。

順当に2番手評価は⑦テイルウインドで、理由は上に書いた通り。過去の実績では、この2頭が抜けているイメージ。

ダ替わりの⑬ラインプリンスを3番手評価。芝しか走っていないが、前走のパフォーマンスを見る限りは舞台適性は高い。ある程度先行して押し切る形の競馬ができれば。

紐に入れるとすれば、オッズを考慮しても⑧ジンジャーブラッド。


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