競馬メモ 2020/12/05

ご無沙汰の予想。最近は多忙によりひっそりとすら予想をする時間が取れませんでしたが、久しぶりに予想をしてみました。

中山1R 2歳未勝利(D1200)

◎⑮ロングジャーニー
○⑧ウィズインリーチ

冬の中山は北風が吹くことが多い。
向正面は追い風、ホームストレッチは向かい風となるため、向正面発走のD1200は基本的に先行有利(ただでさえ急坂の中山で向かい風となると、上りを出しにくい)。加えて、芝発走なので、テン3Fの数字だけを見るとかなり速くなるのが特徴的。

本命は⑮ロングジャーニー。

前走は外枠ピンク帽で発馬を決めたが丹内Jが折り合いを重視して、強くは出していかず、離れた2番手追走。直線を向いて逃げ馬を捕まえに行ったが、キレる脚ではなく長くしぶとい脚で逃げ馬を差したが、中団から飛んできた馬にかわされて惜しくも2着。

今回もピンク帽の8枠に入った。もう少し馬のリズムで走らせればハナを取っても不思議ではなく、また、ジリジリ伸びる脚を見ると中山は合うはず。

対抗は⑧ウィズインリーチ。

前走は中山で3着だったが、そもそも頭が高いフォームで走っており、まだまだ幼い印象。大外枠から番手につくも終始外4で追走し、直線を向いてこれからというタイミングで勝ち馬にかぶされる。しかし、最後までジリジリと脚を伸ばしていた。

先行+中山での上り実績もあり、素直に買いやすいプロフィール。鞍上が天才に乗り替わるが、中山なら大丈夫のはず。



中京2R 2歳未勝利(D1400)

◎④ディニータ
○⑬アレナマエストロ

中山開催の裏で行われる中京開催。能力よりも適性がものを言う中山と、外3だとだいぶキツくて外4からはアウト、コーナーで加速してもアウトという欠陥コースの中京をセットにする性悪JRA。

中京D1400はそうした特徴から、コーナーを回すロスなく立ち回れる逃げ馬がとにかく有利なコース。

ここは脳死でテンの速い馬を選べばなんとかなりそうなレース。

◎④ディニータは前走、出足は速かった。最後はもれなく先行馬の脚がとまっているが、この時期の新馬戦で7.0-11.1-11.9-12.9の入りはさすがに速すぎる。距離短縮でも十分先手を取れる脚は見せた。

新馬戦時は1人気に推されていたが、調教での動きもバッチリだった。今回は鞍上だけが不安要素だが、さすがに先行できる馬に乗ればやらかすリスクは低い。

○⑬アレナマエストロは④ディニータではなくこちらに騎乗。この馬は前走東京D1400でレースラップこそ12.7-11.3-12.5とそこそこ緩やかに見えるものの、これはスムーズに隊列が決まったことに由来。

若干外枠なのが気になるが、ハナを取るか、取れなくても番手の外2は取れるはず。④逃げ⑬番手か⑬逃げ④番手の隊列を希望。



中京5R 3歳以上1勝クラス(D1200)

◎④メイショウカササギ
○⑤ゴーゴーレイワ

本命の④メイショウカササギは前走、混合戦で発馬後隣の馬に馬体をぶつけられながらもしっかりとハナに行ききるテンのスピードを見せた。最後こそ差されたものの、しっかりと2着に残した内容は素直に評価。

今回は牝馬限定戦になりメンツも弱体化なので、単純に前走と同じパフォーマンスを発揮すればここでも勝ち負け。

対抗は⑤ゴーゴーレイワ、⑮ロゼキルシュ、⑯カーテンコールで悩んだ。⑮ロゼキルシュはスムーズに番手外2が取れれば、⑯カーテンコールは大外からハナを叩ければチャンスはあるものの、メイショウカササギが逃げる想定である以上、内から主張されれば外3~4ポジションになってしまう恐れが十二分にあるため、枠順を見て消し。

⑤ゴーゴーレイワは短距離でもしっかりと先行できているので、番手のインポジをしっかりと取れれば、あとはコース形態の恩恵を受けてそのまま2着残しを期待。



中京6R 3歳以上1勝クラス(T1400)

◎①クリアサウンド
○④リヴェール

本命は1人気でも①クリアサウンド。
前走ファンタジーSは12.0-10.7-11.0-11.9-11.7-11.5-11.9とレベルの高い消耗戦を経験しており、他の出走馬のその後の成績を考えても、ここで3着を確保した当馬は1勝クラスに混ざれば実力は上位。

1年1ヶ月ぶりのレースだが、追い切りでは坂路で時計を出してしっかりと仕上げに来てる。もちろん叩きの可能性も考えられるが、長岡Jを起用していることから、普通に勝ちに来てる。

杉山先生は開業5年目の若手だが、情に厚い先生で、調教から足繁く通っている長岡Jにはしっかりと馬を回している。長岡×杉山コンビは小倉記念を勝利したアールスターが記憶に新しいが、秋華賞にもミスニューヨークを騎乗させている。

枠順的にも最内からの競馬になることから、欠陥コースの中京ではほとんど完璧な立ち回りができる。

対抗は④リヴェール。他に速い馬もいないし、枠順を考えてもハナを取るか、番手のインは確保できる。中京は欠陥コースなので、内枠で先手を取れるのなら脳死で買う。



中京9R 3歳以上1勝クラス(T1600)

◎③ワールドスケール
○⑤ロードシャムロック

土曜日で一番妙味を感じるのが③ワールドスケール。
持ち時計で嫌われているのか全く人気していないが、普通に強いと思う馬。

前走
12.7-10.8-11.6-11.9-11.9-12.1-11.7-12.4
しっかりと流れた消耗戦を中団追走から差しきり。発馬後、1つ内の馬と競り合いやや控える消極姿勢だけが減点要素。

3走前
12.5-11.4-12.5-12.7-11.8-10.6-11.0-11.8
2番手追走のスローペースから10.6-11.0-11.8の上りに対応した点を評価。

欠陥コースの中京において先行力のある馬が内枠に入ったのは心強い要素。昇級初戦であっても、通用すると見てる。

相手は前走の勝ち方から素直に⑤ロードシャムロック。裏開催のため中内田厩舎3番手の中井J起用だが、2走前に騎乗しておりコンタクトは問題ない。最終追い切りでは中内田厩舎らしいCW仕上げで、ヴェロックス相手に0.2秒遅れで食い下がっていることも十分評価に値する内容。

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