京成杯組はなぜこないのか?│皐月賞分析
①京成杯上位馬の成績
![](https://assets.st-note.com/img/1681056755068-1bSETyi3Gv.png?width=800)
<皐月賞成績>
・京成杯勝ち馬 ・・・(0.1.4.12)
(勝率0%、連体率5.9%、複勝率29.4%)
・京成杯3着以内馬 ・・・(0.2.4.23)
(勝率0%、連体率6.9%、複勝率20.7%)
②皐月賞とのラップ比較
![](https://assets.st-note.com/img/1681057193437-gvUYDpVrRl.png?width=800)
・2018年と2014年を除き、京成杯は道中で13秒台までペースが落ちるのに対して、皐月賞では一度も13秒台のラップを踏むことがない
→京成杯は追走負荷が緩く、同じコースで行われるレースであるものの、基本的には皐月賞に直結しないレース展開になる
③京成杯勝ち馬のレース経験
![](https://assets.st-note.com/img/1681060032526-agzMH5A895.png?width=800)
・デビューが遅く、キャリアの浅い馬が多い
・テン2Fを除く区間の最緩ラップが12秒台前半となるような、流れの厳しいレース経験を積んだ馬が少ない
(オニャンコポン → ホープフルS 12.2
エイシンフラッシュ → 萩S 12.4)
・ワンターンの競馬を経験した馬が少ない
(ラストドラフト → 新馬:東京T1800
フェイムゲーム → 未勝利:東京T1600)
⇒厳しいレースを経験しないキャリアの浅い馬が京成杯に出走し、その後基本的には皐月賞に直行するため、本番で初めて追走負荷の高いレースを経験することになる
④皐月賞勝ち馬のレース経験
![](https://assets.st-note.com/img/1681061861787-mgXWpt1TRk.png?width=800)
・デビューが早く、2歳のうちからOP戦に出走している
・テン2Fを除く区間の最緩ラップが12秒台前半を切るような、流れの厳しいレース経験を積んだ馬が多い
(ジオグリフ → 朝日杯FS:12.1、札幌2歳S:12.2
コントレイル → 東スポ杯2歳S:11.8
エポカドーロ → スプリングS:12.4
ディーマジェスティ → 共同通信杯:12.1
イスラボニータ → 東スポ杯2歳S:12.0
ロゴタイプ → スプリングS:12.4、朝日杯FS:12.2、ベゴニア賞:12.2、クローバー賞:12.3、函館2歳S:12.1、新馬:12.2)
・全馬ワンターンの競馬をしている
(ジオグリフ → 共同通信杯、新馬:東京T1800、朝日杯FS:阪神T1600
エフフォーリア → 共同通信杯:東京T1800
コントレイル → 東スポ杯2歳S:東京T1800、新馬:阪神T1800
サートゥルナーリア → 新馬:阪神T1600
エポカドーロ → 未勝利:京都T1600、新馬:京都T1800
アルアイン → 毎日杯:阪神T1800、シンザン記念、新馬:京都T1600、千両賞:阪神T1600
ディーマジェスティ → 共同通信杯:東京T1800
ドゥラメンテ → 共同通信杯、セントポーリア賞、未勝利、新馬:東京T1800
イスラボニータ → 共同通信杯、東スポ杯2歳S、いちょうS:東京T1800、新潟2歳S:新潟T1600、新馬:東京T1600
ロゴタイプ → ベゴニア賞:東京T1600、函館2歳S、新馬:函館T1200)
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