2019/5/5(日)次走注目馬

この日の推奨馬は以下の通り。

<予想対決>
・東京9R ワンダープチュック
・京都10R  ホープフルサイン
・新潟11R  プロディガルサン

<note>
・京都3R ヒリュウコウスイ
・新潟10R  オーダードリブン
・京都12R  メイショウグロッケ

推奨馬を挙げたレースの振り返りと推奨馬の勝因/敗因およびそのレースにおける次走注目馬をまとめました。次走注目馬には★を1~3つの範囲でつけてます。

★★★ … 次走、勝ち負けできる
★★ … 次走以降、勝ち負けできる/軸候補
★ … 次走以降、展開が向けば勝ち負け/紐候補


東京9R 湘南S ワンダープチュック

この日に行われたNHKマイル杯が12.0-10.4-11.5-11.9-12.0-11.3-11.3-12.0。これに比べるとテンは遅めだが緩みの幅は少なく、最後の直線で11.7-11.1に加速しているので、持久力+長く使える脚が要求される展開。

◆敗因
行き脚がつかずに後方からのスタート。厳しいペースになったので、結果的に後方待機は正解で、実際に1着~3着までは後方から脚を伸ばした馬で決まっている。

(黄矢印:1着 アンノートル、緑矢印:2着 レジーナドーロ、赤矢印:3着 ワンダープチュック)

3頭のうち、位置取りとしてはワンダープチュックが一番前につけていたが、2頭にかわされた要因としては仕掛けの遅さが挙げられる。この時既にアンノートルとレジーナドーロは鞭を入れて馬を動かしているが、ワンダープチュックに鞭が入れられたのは、アンノートルに横をかわされてからのタミング。もう少し早めに促していたら違った結果になった可能性もある。

◆次走注目馬
★★ワンダープチュック
やはりマイルでは安定した成績を残しているだけあって、馬券に絡んできた。今回は久々の実戦で前回(2018/9/1)から+16キロでの出走。1戦叩いたことで更に馬体も絞れてきたのならば次走はいつも通りのキレる脚を出せそう。ただし、このオッズで買えるのは今回が最後だったかも。

★★ルタンデュボヌール
馬群を抜け出す形でハナを取ってレースを引っ張る。しかし、決して楽にいけた形ではなく、常に先行馬に激しくマークされる形で厳しい展開。さらに道中では①エンヴァールが横並びの形で競ってきており、これがペースがあまり緩みきらなかった要因に。結果的に先行勢が総崩れとなるなか、最後までバテることなく坂をかけあがって6着で、着順以上に強い競馬をした。もう少し息を入れられていれば、チャンスは大いにあった。

★レジーナドーロ
常に安定して上りを出せるタイプで、10戦して上り最速6回、2位3回、3位1回と安定している。ただし、どうしても後方からの末脚勝負となってしまうので展開の助けが必要。


京都10R  橘S ホープフルサイン

どちらかというとスプリントに近いペースで、平坦コースの京都ということもあって強気のラップを刻んだレース。ただし、3F目で11.6と0.5秒も緩ませてしまった分、後続にも脚をためさせてしまう展開になった。

◆敗因
結果的に、出遅れたのが命運を分けた。

間に11.6と緩んでしまったことで、先行馬も息を入れられる展開となってしまったため、前残り決着となってしまった。そんな中で後方から馬群を縫って脚を伸ばしたが、前2頭には追い付けずに3着争いが限界だった。もう少し前で運べていれば、と悔やまれるレース。

◆次走注目馬
★★ホープフルサイン
今回は某タレントTさんがイチ推ししていたようで、その影響でオッズが下がってしまっていた。今回は出遅れという誰の目にも明らかな不利で4着ということで、さすがにバレてしまった可能性もあるが、引き続き狙いたい馬。1200mだと忙しくなりすぎるので、現状1400m~1600mがベスト。

★アズマヘリテージ
★グレイシア
この展開で最後方からともに上り2位となる33.8秒をマークして6着と8着。アズマヘリテージに関しては流れにも乗れているので、1200mの方が合っているかも。


新潟11R  谷川岳S プロディガルサン

テンの緩みが11.1-11.7と少なかったのと、直線を向いてから一気に11.0-10.8と加速する早仕掛けのレースとなり、結果的に消耗耐性が問われる展開に。なかなか珍しいタイプの展開となったが、ローカルで若手騎手中心になる場合は気をつけたい展開。

◆敗因
この馬にとっては、出来るだけのことはした展開。最後方から脚をしっかり伸ばして上り最速をマークできたが、思ったよりも勝ち馬のハーレムラインに展開が向いた形。オープン戦であれば実力は上位であるが、脚質的に勝ち切れないレースが続いてしまっている。

◆次走注目馬
★キョウワゼノビア
★テトラドラクマ
早仕掛けの展開に付き合ってしまったが、それでも失速することなく最後まで走り抜けられていた。仕掛け所をもう少し我慢できていればもう少し上の着順を取れたかもしれないレース。


京都3R 3歳未勝利 ヒリュウコウスイ

テンが速く、全馬消耗の前傾ラップ。最初が速かった分、どの馬もバテてしまっているので最後は脚がとまってしまった。消耗耐性が問われるレース。

◆敗因
前走ウィッチクラフト組12.8-10.8-13.1-13.0-13.2-12.9-13.0-13.0-13.4というテンが速い+並行ラップ頻発の厳しいペースで2着になっていることからも、この馬の消耗耐性は高いはずで好物の展開に。しかし、直線を向いてさあこれから脚を伸ばそうとしたところで失速。

映像を見る限り、内に入って砂かぶりを嫌がったと思われる。なお、今まで馬券に絡んだレースは、他馬に揉まれることなくスムーズに外側を走っている。次走以降、ブリンカー着用なら期待。

◆次走注目馬
★★プレシャスメタル
スタートであまり行き脚が着かず、先団から大きく離れた集団の先頭でレースを進める。

その差は4コーナーまでなかなか詰まらなかったが、これだけの差を徐々に押し上げて、大外を回して上り最速で3着に食い込んでいる。テンの流れについていけるかだけが課題で、この部分さえ克服できれば勝ち負けできる。


新潟10R  二王子特別 オーダードリブン

コーナーに差し掛かって12.1-12.5-12.2と緩みが入り、その後4コーナーを回るところから早仕掛け気味に加速するラップ。

◆敗因
さすがに中緩みの入るペースで、最後方追走では無理があった。もう少し前にポジションをつけるか、それが出来ないのであれば前が崩れそうな展開を読むしかなさそう。上りは安定して出せる馬なので、東京マイル戦あたりに出て来れば面白そう。

◆次走注目馬
★ヒドゥンパラメータ
早仕掛けの展開で先行して2着に残す。周りと比べて、上りもそれほど見劣りするわけでもなく、今回は先行策を取ったが今後も先行していればチャンスはありそう。この展開で着を拾えたのは大きな収穫。


京都12R  4歳上1000万下 メイショウグロッケ

前3頭(ユアスイスイ、トゥザフロンティア、メイショウグロッケ)が雁行の形で競り合い、3コーナーに入る前にユアスイスイ1頭が抜け出す形。テンから11.1を刻んでそこからあまり緩みもなく、この3頭には厳しい自滅展開となったのに対し、それ以降の4頭は比較的楽なペースになった。

敗因
自滅ペースで先行してしまったこと。前走で先行して3着に残せたことが自信となって強気に行ってしまったパターン。


◆次走注目馬
なし

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