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私が推しを作るまで

こんにちは。
うみです。

普段Twitterでもよく使っている「推し」という言葉ですが
実は私、かなりこの言葉に不慣れです。

というのも、人生の半分以上を私は
某〇ャニーズのアイドルを追っていました(いや、います)。
その界隈では、「推し」に準ずる存在を
「担当」と呼びます。
韓国のアイドルは「ペン」っていうんだっけ。

ラグビーを好きになった当初は
注目している選手、はともかく
「推し」と呼べるような選手を見つけることになるだろうとも
そもそもラグビーに「推し」文化があることも
想像しておりませんでした。

また、好きな選手を見つけてからも、それを公言することに
すごくすごく抵抗がありました。
(嘘つけ!とか言わないで)

というのは、「担当」界隈に長くいたので、
そこでの価値観が植え付けられているからなのですが。
その価値観というのが、

①古株至上主義
まあ若干言いすぎですが、要は新規に発言権はなく、
古株が絶対な世界でした。
ラグビーでも「RWC2019出」とかありますが、
そういうのがすごく細かくあって、古株のファンは
「〇〇出以降のファンの方とはお話が合わないと思います」
「△△出以降の方とは繋がれません(FFになれません)」
というような内容をプロフィールに書くのも普通でした。
…怖くないですか?
なので、いわゆる「にわか」な私は、
「ちょっとでも外れたこと言ったら排除される!!」
と本気で思っていて、静かにしてよ…と心に決めていました。

②「同担拒否」が普通
ほんっとこれなんですよ!
いや、例にも漏れず私もその界隈では同担あまり得意ではないのですが
同じ人を好きなファンと仲良くしない、という価値観が
割と理解されている界隈です。
それが「新規の同担」なら言わずもがな…
割と有名選手を好きになったこともあり、
言えないなまさか…と本気で思っていました。

③掛け持ちは賛否両論
「掛け持ち」=好きな人が複数名いる
某界隈では「一途」が良しとされる風潮が強く、
「ただ1人の担当のために全力・全額を使えるヲタクこそが正義!」
みたいな価値観がかなり蔓延っていました。
複数グループが好き、応援している人が何人もいる、
同じグループに好きな人が複数いる、などは理解されないこともある、
そんな文化です。
私がラグビーにどっぷり浸かった時にはすでに、
大学に2チーム、トップリーグに2チーム、応援したいチームがありました。
…これ、掛け持ちだよね。ダメくない…?と…(以下同文)

ただ、Twitterで仲良くしてくださる方が増えるにつれ
なんかみんな新規(にわか)に優しいし、
同じくらいの知識の方いっぱいいそうだな…?
同じ選手が好きって、もしかして盛り上がれるやつなのか…?
好きなチームがいっぱい、というか全部応援みたいな方多い?
それでいいのか…!?
と、気が大きくなり

ぶぉぉぉぉぉぉと自分の「好き」を垂れ流しにした結果
受け入れてくださる方が想像以上に多くて、
なにこれ!!!楽しい!!!!!!!!!!
となり、今に至ります。

「推し」にもいろいろあって

という、雑多な追い方をしているのですが、
ラグビーを好きになって3年、
プレーを見て好きになった選手もいれば
試合中の表情を見て気になった選手もいるし
SNSやラジオ、TVなどで追い始めた選手も
きっかけすら思い出せないけど気づいたら目で追っていた選手も
顔が好き!だけで写真を撮り続けている選手もいます。

ラグビーヲタクな推しがいるおかげで
もっとラグビーを勉強しようと思えるし
誰よりも試合中、練習中声を出している推しがいるおかげで
ラグビーやチームの新しい魅力に気付けたりするし
目立つことは少ないけど献身的なプレーをする推しのおかげで
試合を見る視点が増えて観戦がもっと楽しくなったし
推しが頑張ってるから、私も頑張ろう!と
元気や踏ん張る力をいつももらったりする。

推しひとりひとりについては語っていたらきりがないので
別の機会にしたいと思いますが、
「推し」がいるって、趣味を、人生を豊かにしてくれると
本気で信じています。

皆さんの「推し」についても
お話沢山聞きたいなあの気持ちです。
みんな私と同じ感じで好きになるのかな。
どうやって推しができるんだろう。気になります。


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