【Everland】T-Express@乗車レポート
【累計乗車回数】
8回
【初乗車】
2023年8月5日
【レポート】
2023/8/4~8/6、私の中でのビッグイベントが待ち受けていた。
そう、初海外渡航での遊園地遠征だ。
勿論一人での初海外…しかし、その不安要素も吹き飛ぶくらい楽しみにしている木製コースターがある。
それこそ韓国の「Everland」にある「T-Express」だ。
この「T-Express」は私の憧れのコースターの中の一つであり、これまた私の憧れのコースターであるアメリカにある「Six Flags Great Adventure」にある「El Toro」にも引けを取らないであろうインパクトのあるファーストドロップに私の心は釘付けになった。
そして、遂にこの夏に「Everland」へ行くことが実現したのだ。
(初日編)
8/4、早めに仕事を終わらせ足早に成田空港へ向かった。
飛行機の搭乗時間は遅めに取ってあるものの初海外渡航なので、かなり時間に余裕を持たせて空港の方へ到着した。
国際空港のターミナルへ移動した私だが、そこでは国内線とは違う雰囲気で様々な国の方々が行き交い、これから本当に海外へ行くんだなという"実感"が沸いた。
日本円をウォンに変え、チェックインや保安検査などを済ませ…と着々と進めて思ったより早く搭乗口に辿り着いたので今回かなりゆとりが持てて安心して飛行機に搭乗する事が出来た。
そうして、私を連れた飛行機は「韓国」へ飛び立った。
韓国「仁川空港」に到着後、入国審査を済ませソウル駅付近に予約してあるホテルまで「A'Rex」という鉄道を使いソウルまで移動する。
この「A'Rex」は「仁川空港駅」~「ソウル駅」までを乗り換えなしで走ってくれる列車だ。
列車に揺られること1時間で「ソウル駅」に到着し、ホテルまでの道のりをNever Mapで調べ無事初日はホテルまで辿り着くことが出来た。
(韓国では「Google Map」より、この「Never Map」が主流なので今回はこの「Never Map」にお世話になった。)
そして、不慣れな英語と韓国語を駆使しチェックインを済ませ本日はホテルに泊まることが出来た。
(2日目「ソウル」~「Everland」到着編)
8/5、この日遂に「Everland」へ遊びに行くことができる。
この日は移動と入園チケット込みのバスを予約していたので、少し早めに起き集合場所の「明洞駅」から近くの「ナムサン バスターミナル」へ向かった。
天気は快晴、素晴らしい遊園地旅行の開幕となった。
ツアーガイドの方に予約の番号と氏名を伝えバスへ乗り込んだ。
(勿論、カタコトの英語と韓国語で喋ったが伝わったようで安心した。)
そこからバスの中で「Everland」で有意義に遊ぶためにアプリケーションの導入などの説明を受けた。
最初は韓国語での案内だったが、ガイドの方が親切に私にハンドサインや英単語を使って説明してくれた。
とても有難いし、「言葉では上手く通じないが伝えようと思う意思があれば、試行錯誤して相手にもしっかり伝わる」という事が分かった。
そうしたやり取りをしながら1時間、「Everland」へ到着した。
(「Everland」Enjoy!! & 「T-Express」レポート編)
入園すると足早に「T-Express」へ乗りに行きたいところだが、アプリケーション内で「T-Express」の表記は"Ready"、つまり準備中であるため園内の造形や雰囲気などを楽しみつつ目的地へ向かった。
この「Everland」は「アメリカンエリア」や「ヨーロピアンエリア」、「ズートピア」など様々なテーミングがされたエリアで構成されている。
そのため施設もかなり広く自然も感じられ様々なエンタメが複合している。
私個人として、最高に好きな雰囲気の園内だ。
そうして園内を楽しみつつ歩くこと15分"ヨーロピアンエリア"で「その姿」は急に現れた。
「T-Express」
やはり肉眼で見ると迫力がまるで違う。
"ファーストドロップ~キャメルバック"の迫力
"3段構造のカーブ"
"いかにも浮きそうなキャメルバック"
そして、憧れのコースターが実際目の前にあるという感動は国内に居たら決して感じられないくらいの高揚感があった。
到着後、営業開始していたので早速エントランスへ足を運んだ。
エントランス入り口の内部には「T-Express」の車両が展示されており、更には恐らくエントランスは"駅"という設定なのだろうか要所要所に造形が作り込まれていた。
更にはこの「Everland」は"YouTube活動"も積極的であり、登録者が100万人超えると貰える銀の盾も飾ってあった。
エントランスを抜け待ち列へ並ぶと、木製コースターに囲まれている素晴らしいキューラインが造られていた。
そこで間近で走り抜けていく車両がまさに"ド迫力!!"
ゲストの歓声とコースターの走り抜けていく音、コースターマニアとして思わず見とれてしまう造りだ。
また、先程の駅という設定も散りばめられており造形もかなり凝っている。
遂にプラットフォームへ到着。
恐らくここが日本で言う「○○番線」という設定なのだろう、各造形にも拘りが見られる。
"Stop"と書かれた看板が飾られてあったり、列車の絵画が飾られてあったりと雰囲気がある。
個人的に嬉しかったのが、「T-Express」の建設中の写真が掲載されていたこと。
この時点で大興奮だ!!!!!
そうして、プラットフォームの造形を楽しみ終えるとスタッフの方に案内されるのだが席は選択式だ。
自分の行きたい席の番号へ並ぶのだが、やはり"先頭/最後尾"は人気で2~3台運転分くらい待つ。
ただ、やはり初の「T-Express」…あの凄まじいファーストドロップを最後尾で経験したいとの事で、私は迷わず"最後尾"の列へと並んだ。
2台運転分待ち、私の順番が回ってきた。
車両に乗り込みシートベルトを付ける。
お馴染みのインタミンシートベルトだ。
座った感覚は、やはりインタミンなので「サンダードルフィン(旧車両)」や「カワセミ」に近い気がした。
(※しかし、やはり少し違うような感覚もある)
ハーネスは上記2機種とは違い「T字」ではなく「U字」のラップバーだった。
ラップバーなので勿論拘束感は全く気にならない…寧ろハーネスはスタッフの方が下ろしてくれるのだが、結構ゆとりのあるくらいまでしか下ろさず良い意味で誤算だった。コレは何とも嬉しい。
全チェックを終えるとスタッフの掛け声と共にホームを出発した。
韓国語だったので内容は分からなかったが、雰囲気でも最高にテンションが上がった。
そうして初の海外コースター「T-Express」が走り始めた。
まず、巻き上げだが非常に速くグイグイ登っていく。
頂上付近で速度調整なのか、少し巻き上げ速度を緩め「ファーストドロップ」へ向かう。
さぁ…憧れの「T-Express」どんなコースターなのか気持ちが最高潮に高ぶった。
巻き上げ終わると180度右へ旋回し、「ファーストドロップ」が迫ってくる。
そして、"ドロップ"の前にスピーカー演出で「3、2、1...」とカウントダウンが…コレはテンション上がる!
「ファーストドロップ」
車両の長さがゆえ強烈な引き込まれ感が身体を襲った。
コレはまさに国内でベスト急に怖いファーストドロップの「ビックバンコースター」、そして「白鯨」の良いとこ取りをした様な"最高にエキサイティングなドロップ"だった。
勿論、自然と絶叫も上がる。
こりゃあたまらん…。
続けて「キャメルバック」に突入だ。
当然爆浮き。
しかもエアタイムの時間が長くその後のドロップで最後尾では再び引きずり込まれるようなドロップが味わえる。
そのまま休まずに右に左に旋回!!
初動の右旋回時に一瞬衝撃はあるが…もうね、ずっとテンション上がりっぱなし!
「Express」の名に恥じないレイアウトの良さを身体で感じる事が出来た。
(是非1分35秒くらいの「キャメルバックの良さ」を見て頂きたい。)
その後、一旦「ブレーキゾーン」でブレイクタイム。
ただそのブレイクタイムもあまり気にならず後半戦へと突入する。
その後、「キャメルバック」を1回挟み右へ旋回。
これから続く「キャメルバック地帯」では、先頭車両で「白鯨」に匹敵するくらいの強い"浮き"を味わうことが出来る。
勿論、連続で「キャメルバック」を何回も超えると太ももが痛いのだが、この「T-Express」では「キャメルバック」の後に必ず旋回があるのでお互いに良い塩梅で成り立っている。
また旋回をするに従い先程の3段構造のカーブを1段ずつ降りていく訳だが、後半に行くに従い"木組みの中をキャメルバックで抜けていく"という演出があり、これがまた楽しくって仕方がない。
「ハンズアップ」すると本当に天井に手が当たってしまうくらいギリギリの所で「キャメルバック」をする。
そうして下段まで降り終え、最後の畳み掛けで「3連続キャメルバック」が待ち構える。
最後の3回目の「キャメルバック」では、左に旋回しながら「キャメルバック」という動きでコレもまた面白い!
そして、ライドフォトを3回目の「キャメルバック」で行っているので是非ポーズを決めよう!
「キャメルバック」を抜けると長いストレートを走り"フィニッシュ"となる。
【まとめ】
「強烈なファーストドロップ」
「爆浮きキャメルバック」
「木組みの中を走るコースレイアウト」
どれも日本には無いタイプの体験が出来て本当に楽しかった。
また、この「Everland」という遊園地も最高でショーやパレードがかなり充実していた。
そして、個人的に大変素晴らしい点としてパークで「オリジナル音源」を持っていたことだ。
勿論エリアごとのBGMもあり、ナイトパレードやエントランス付近のBGMなど、演出面でもとてもレベルの高いパークだと感じた。
公式からYouTubeで音源を聴くことが出来る。
本当に良い曲が多いので、是非聴いて頂きたい。
そんな「Everland」が、初海外遊園地の入口で本当に良かったと思う。
これから海外遠征を増やそうと思わせてくれる良いキッカケになったし、次回の「Everland」は是非オフィシャルホテルに泊まって、まだ見切れていないエンタメなどを見なければ…と思わせてくれた。
それくらい一日では遊び足りないくらい素晴らしい遊園地だった!
※動画はコチラから
Thank you Everland.
Thank you T-Express.
【追記】
次回、ロッテワールド編へ続く
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