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【東京ディズニーランド】スペースマウンテン@乗車レポート

何年経っても色褪せない
名作屋内コースター

【累計乗車回数】
旧含め100回以上
【初乗車】
1999年
【オススメの座席】
先頭


【レポート】
先日(2023年12月14日現在)、スペースマウンテンのリニューアルに向けスペシャルイベントがX(元Twitter)にて発表された昨今だが、私もせっかくなのでこの節目に改めて「スペースマウンテン」のレビュー振り返りを行おうと思ったわけだ。

さて、スペースマウンテンの話をするにあたりBGSの話をしなくてはならない。


【BGS】
エネルギーオーブ
を持ち帰った宇宙船はスペースポートに帰還する。
3つのエネルギーオーブは共に共鳴し1つのエネルギーボールとなり未知のエネルギーを生み出す。
その未知のエネルギーを宇宙船から受け取り、ゲストの乗ったロケットは宇宙飛行へ向かう。

そのBGSが伺えるのが、館内入口前のコチラのボードだ
エネルギーオーブを持ち帰った宇宙船がスペースポートへ帰還する出口付近ボード
エネルギーボールの力を使い宇宙へどーーーん!!!
(出口付近のボード)

…と、まぁ偉そうにBGSを語ったが100%合っている自信はないので、ディズニーリゾートのBGS畑活躍している某Mさん某Kさんに任せるとしよう(他人任せ)

とはいえ、このエネルギーのマークは「スペースマウンテン」の様々なところで確認する事ができ、このアトラクションを象徴するひとつのアイコンと言えよう。

エネルギーオーブが重なり合う図を再度ご覧頂こう
例えば注意事項看板も気にしてみれば、この形
スペースポートの宇宙船にも、この形
ゲストの乗るロケットの先頭にも、この形

こんな感じで至る所にアイコニックなマークが点在しているので、隠れミッキーならぬ隠れエネルギーボールマークを探すのも面白いかもしれない。

さて、BGSのざっくりとした解説をしたのでレポートへ戻ろう。

久しぶりに乗りに来たのは、10月上旬。
平日とはいえ流石の「スペースマウンテン」、60分待ちという数字を叩き出していて人気の程が伺える。

それではメモリアルとして写真も残したいので、画像と照らし合わせながら、時には旧Verと比べながらスペースマウンテン」のレポートをしていこう。

久しぶりのスペースマウンテン
この独特なデザインはいつ見てもカッコ良い
スタンバイ60分待ち
ドーム状のアイコンがワクワクを唆る
頭上の画面では定期的に
「日本語」「英語」「中国語」
での注意喚起がアナウンスされる
第一の好みのポイントだが、エスカレーターを登ってスペースポートへと向かう演出は非常に素晴らしいくリニューアル後も是非継承して頂きたい部分だ(個人的に夕方~夜がオススメ)

また、現行(2023年現在)の前にコース自体は同レイアウトだが演出が少し違う旧スペースマウンテンが2006年まで運行されており、その時は左右にヤシの木が植えられていた
このエスカレーターに乗る前から、非常にワクワクする
ゲストが次から次へとスペースポートへ向かう様は、何か飛行機に乗る前のドキドキ感の様なものを感じる
いざ、スペースポートへ!!
第二の好みのポイントだが、夜ここで一瞬振り返って軽く見渡して欲しい
TDRの風景が広がり素晴らしい開放感と共に非常にエモーションを感じることが出来る
エスカレーターを登りきり
「スタンバイ」は右へ
「ファストパス(死語)」は左へ
進むとスペースマウンテン&コカ・コーラのロゴがお出迎え
※スポンサー「コカ・コーラ」
(※ファストパス呼びのオジサンを許してください)
2階からはこの様にパークの夜景と共にスペースマウンテンの雰囲気を味わいながら歩を進める
更に進むとスポンサーCM及びBGSを彷彿とさせるムービーが流れる場所を通過する
BGMはトランス系のクールな音楽、是非音源が欲しい

旧スペースマウンテンでは、また違った明るめなスポンサーCMが映し出されていた(コカ・コーラ瓶の人工衛星が懐かしい)
それでは館内へGo!!
館内入口には再度スペースマウンテン&コカ・コーラのロゴ
館内へ入るとすぐ右へ曲がり未来的なQラインへと変貌する
更に進むとこの様な「コの字型」のスロープのある場所へと場面転換する

また旧スペースマウンテンでは、折り返し後の左手にある窓で一瞬車両が通過するのが見える演出があったのだ

2023年現在はマジックミラーとなっており、乗車中のみQラインを上から見下ろす形で見る事が出来る
頭上には再度注意事項のボード
更に進むと乗車時の注意事項ムービーが流れている場所へ
道の狭さが緊迫感を演出する
注意事項ムービーを確認しスペースポートへ歩を進める
いざスペースポートへ!!
スペースポートでは巨大な宇宙船がお出迎え

現在の宇宙船は湾曲したデザインだが、旧スペースマウンテンではカクカクとした白の宇宙船があり、周りの雰囲気も今のクールな感じとは異なっていた
テーマカラーの青と緑の光を神々しく放つ
周りも連動して光の演出がある
ゲストの乗降がとてつもないスピードで行われているのもスペースマウンテンの特徴だ

聞いた話によるとディスパッチタイムはおおよそ20秒前後とのこと
車両へ乗り込み、一歩奥で安全バーのチェックを済まし
いざ、宇宙へ!!


では、ここから先は乗り撮りは当然出来ない為文字ベースでのレポートへ移る。

発進すると右へ曲がり第一巻き上げだ。
この巻き上げを通過すると、先程BGSで触れた部分のエネルギーオーブの演出を見る事が出来る。

演出を見終え右へ曲がるとメイン第二巻き上げへ向かう。
第二巻き上げではエネルギーボールの演出を見る事ができ、この力使い宇宙空間へゲストは放り出されたという事が分かる。
(第二巻き上げを終えると、そこは宇宙空間となっている)
※旧スペースマウンテンでは大気圏を超え、宇宙空間に入ると左手にピロピロと音の鳴った黄色の惑星の様な大きな模型があった。

そして、左へ曲がり第三巻き上げだ。
第一、第三巻き上げは高さがあまりないものの巻き上げ回数が多いのと屋内コースターの為自分がとても高い場所まで来てしまったような感覚に陥る。

巻き上げ終わると左旋回をしながら速度を上げていき、再度左旋回で横Gが襲う。

続けて右旋回後に軽くホップ。
そこから大きく右に左にと旋回、少しづつじわじわとプラスGもかかり始める

その後、軽く右へ旋回し、また右へ旋回し…と続くが、長いストレートを走った後の右旋回後に左下を覗くと上記で述べたQラインを見る事が出来る

地味なマニアックポイントかもしれないが、気になる人は探してみよう。

右旋回マシマシゾーンを抜け、軽くホップからの右旋回を抜けるとドロップポイントへ。

旋回メインだったパートから、一瞬マイナスGに切り替わること屋内コースターであることから体感はなかなかのドロップ感を味わうことが出来る。

そのドロップで生み出された速度を使い、最後の右旋回のオンパレードを繰り返す。
恐らく「スペースマウンテン」に乗った後にクラっとしてしまう原因は、このラストの右旋回メインの区間だと言えよう。

じわじわとプラスGを、しかも同じ方向に掛けることにより体力ゲージはまさにポケモンで言う「どくどく」のように少しづつ負荷が掛かっていく

だが、同時に最後まで速度を落とさずに走りきる様は爽快感すら感じられるのだ

当然ラストに向かうほど歓声が上がる

そして、ラストのキメと言わんばかりに左旋回を終えブレーキゾーンへ突入しフィニッシュとなる。

このブレーキゾーンでの演出は、車両の速度と映像や光がリンクしており大変素晴らしく感動すら覚える。
最後に星が流れていく様子もGood!!

そんなインパクトのある宇宙飛行を終え、無事にスペースポートへと帰還する。

出口まで未来的な雰囲気が漂っており流石ディズニーと感じた
BGSで述べたボードも出口に飾られている
ボード、その1
ボード、その2
ボード、その3
また、あとがきだが「スペースマウンテン」では合計4箇所に途中出口が設けられている
1、エスカレーター後のモニター前
2、館内スロープ折り返し
3、スペースポート入口前
4、スペースポート内
の合計4箇所だ。
(厳密にはエスカレーター後の左右で5箇所)

【まとめ】
オープンから約40年、しかし未だに人々を魅力し続ける名作コースター
それが「スペースマウンテン」。

100機種以上のジェットコースターを乗ってきた私だが、現行のレイアウト演出雰囲気、全てが上手く組み合わさり"オンリーワンなジェットコースター"という事は紛れもない事実だろう。

2024年で現在のバージョンがクローズしてしまうのは悲しいが、最後の時まで事故なく走り続けゲストを楽しませてくれる事を祈っている。

また冒頭に話した2024年4月9日から始まるイベントも楽しみにしながら、時期スペースマウンテンも楽しみにしつつ、現行も今のうちになるべく多く乗って記憶に残しておきたい、というのが私の今回思ったことだ。

是非、暫く「スペースマウンテン」に乗ってない
もしくは「スペースマウンテン」に乗ったことがない
という人は是非この機会に乗ることを強くオススメしたい。

そこにはきっと刺激的な体験が待っているはずです。

Thank you "Space Mountain".
Thank you Tokyo Disneyland.

【追記】
①有名な話だが、NASAの宇宙飛行士「ゴードン・クーパー」氏が「スペースマウンテン」の開発へ協力している。

②先頭に乗ると1箇所ドロップ後にエアタイムを感じる事が出来る。

③2006年以前と現行のスペースマウンテンの違い
・演出の変更
・新車両導入
・BGS追加

④スペースマウンテンに近いコースターは?
屋外だが「ルーピングスター/ナガシマスパーランド」とかは結構旋回とかの雰囲気は近いかも。

⑤使われてはいないがファストパス発券機はまだ存在する

ファストパス発券機

⑦スペースマウンテンのお気に入りの写真

やっぱりスペースマウンテンと言ったらこの雰囲気!!

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