それぞれの道が見えた十五祭。

6月21日名古屋公演を見てきました。ネタバレせずにライブを見てのただの感想をここに残そうと思います。

渋谷すばるが脱退してからの一年間、ずーーーっと心の中に霧が立ち込めていた。
頭の中ではいつも同じことがループしていた。
渋谷すばるの脱退を否定しては、肯定して、もう彼のことを考えずにエイトを応援したい…というループ。
なんでこうなっていたのかというと、
今年に入って半年間6人揃っての番組がことごとく減った(リリースしたものの骨折問題により地上波披露はなし、クロニクルではメンバー全員が揃う企画なし、など)

3月の錦戸亮脱退報道(しかも確定みたいな書き方)、その後もポロポロと出続ける脱退、解散報道。そしてその内容がくだらない…と思いつつも1年前のことを思うとどれを信じたら良いのかわからなくなる。
この2つが霧が立ち込めた主な原因である。

私自身は基本的に自分が見て、感じたことしか信じないタイプで、とにかくツアーを待つしかない。ライブを見るしかないと思っていた。

そしてライブを見て思うのは、彼らはしっかりと道を照らしていた。
道と言っても1つではない。3つあった。

1つ目は「関ジャニ∞がこれから進んでいく未来への道」。
これは要所要所でしっかり示されていた。グッズや会場装飾、彼らからのメッセージ(これに関しては深読みしすぎな人が多くて…あれはシンプルな考え方で受け取って良いと思うが)。彼らがまだ進んでいくつもりがあるということ。進む上で過去のことをなかったことにするのではなく、認めて受け入れているということをしっかり示してくれた。やっとはっきりした。彼らがグループのことをどう思っているのか、過去に別の道へ歩んでいった2人のことをどう思っているのか。

2つ目は1つ目の道に平行するようにある「これからも関ジャニ∞を応援していくファンの道」。
彼らの決意を受けて、同じ道を歩む人はこちら。という感じ。

3つ目は1・2の道とは逆に伸びた「別の道」。
あのライブを見ても、辛くなってしまったり受け入れられない人は絶対にいたはず。そういう人のための道だ。
彼らは決して自分たちの気持ちを押し付けたりはしていなかった。「それぞれの道で、それぞれの花を咲かせよう」と言ってくれた。

十五祭を見て自分がどう感じたか、それによってこれから進んでいく道が変わっていく。
これからも関ジャニ∞はこういう感じでいくし、6人ということは変わらないし(戻ったりはしないし)、あのライブを見ても受け入れられない人はこれからもずっと辛いと思う。
私は「この内容なら去年泣いていた渋谷すばるを好きな人たちもきっと関ジャニ∞を好きでいてくれるな!」と思っていたが…身近にもそうではなかった人がいた。見ているのが辛いと。人の気持ちって簡単じゃない。本当に複雑で自分でもなんでこうなるのかわからないくらい。きっと見ているのが辛かった人も、楽しみたかったはず。辛い思いなんて誰もしたくない。それでも辛い。本当に複雑だなぁ、感情は。

残すは東京。一ヶ月空く。唯一の心配は約2名の振り付けだ…頑張って欲しい。またかっこいい、ジャニーズしている関ジャニ∞を楽しみにしてる。

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