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マダミス感想「あたたかな幽霊」②プレイ中の心情や考えてたこと感想【4/4通過】

①はこちら↓

マダミス「あたたかな幽霊」の感想②です。
【2022.04.04通過 GMまりなさん PL雅さん うろ】

未通過の方は閲覧×
ネタバレを多いに含みます。
大丈夫な方は下にスクロールお願いします。

主に「あたたかな幽霊」プレイ中の心情や考えてたこと感想を書いてます。
1万字弱あります…

























【4/4通過】「あたたかな幽霊」概要
GM:まりなさん
PL:雅さん
HO1:相葉 一磨(あいば かずま)
PL:うろ
HO2:皇 真(すめらぎ まこと)
HO3:皇 実(すめらぎ みのる)

■序章(卓開始前)


開始前は、まず実(HO3)視点では、
一磨(HO1)のこと好きだからと言って、殺害を犯した自分についてきてもらうことが相手にとっての幸せなのか、考えた。
現実で考えると、愛してるなら一磨とは縁を切ることが良いんだろうなと思っていた。
けど、綺麗ごと言わずに実を幸せにしたい!!!!!!!だって5時間かけて練り上げて作ったキャラクターなので!!!!!(愛)
出生届すら出されておらず、戸籍を持たない実は、真(HO2)に成り代わってしまえば、死体であるHO2の捜索願も出されないんじゃないか、

そもそも「生まれなかった」ことにされ、他人(HO2)の人生を影武者として生きてきた実(HO3)は、今まで法(社会)に守られていなかった。存在しないものとして、社会の外側にいた。
その彼を今更、社会が裁くのもな~と、天空目線では正直思っていた。
社会に守られないどころか、存在さえ認められなかったんだから、自ら捕まり裁かれに行く必要なんか無いんじゃないか。
そうまでして実(HO3)は社会の一員になりたいのか?
"いないもの"として扱われてきた実(HO3)にとって、社会という隣の芝は青いのだろうか。きっと青いんだろう。それが悲しかった。

だけど今回、中の人はうろなので、うろが考える幸福とやらを実には押し付けてやろうと思った。
担当キャラクターに寄り添ってプレイできるところがマダミスのいいところだと思う。

■実(HO3)目標
「一磨(HO1)と幸せになる」

上記の目標の基準は、実を第一優先に考えることにした。
自分が作った実(HO3)にとっての幸福とは「一磨と共に二人でずっと一緒に生きていくこと」だった。
できる限り二人で生き抜いていくことを目標にした。
そしてこの自分の理想のエンディング実の笑顔拝むためには、一磨にも実にも生きて幸せになってもらわなければ!



■事前打ち合わせ無しキャラ制作

相方PLの雅さんとは事前打ち合わせ無しで、キャラを互いに作った。
正直、事前に相手が男をするか、女をするか聞こうか一瞬迷った。キャラメーカーも合わせた方が世界観崩さないだろうな~とか。

だけど互いに自分が一番やりたいキャラクターを作るのが一番楽しいだろうなと強く思ったので、あえて聞かないことにした。
何より自分が自分の好みのキャラを最大限に作りたい!
できる限り相手が男性キャラでも女性キャラでも自然になるように、中性的な見た目のキャラクターにはしようかなと漠然と思っていた。

HO2/HO3は事前HO読み込むほどキャラクターイメージが男性っぽいなと感じていた。
由緒正しい家柄で、古い文化が根強い家の跡継ぎってどうしても男性っぽい。
じゃあ対するHO1は女性なのか?

■HO1キャラ絵の第一印象


【相葉 一磨(HO1)】PL:雅さんがpicrewで制作


死体隠蔽してくれそう~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


感想戦でも死ぬほど言ったけど、見た瞬間に安心した。
このHO1は死体隠蔽してくれそう。殺人も全然許容してくれそう。むしろそういう仕事していそう。キャラ絵見た瞬間に絶大な信頼が湧いた。
キャラ絵の印象がここまで大事だと思わなかった。

【その他の印象】
・あ、やっぱり男性キャラでくるのか。あたたかな幽霊は男性同士の同性愛シナリオなのかな?
・よかった絵柄が意外と差異無くて、しっくりくる二人だ。
・どちらもキャラ絵の色合いが白黒赤の3色しか使われてないのが良い調和を生んでるな~


■実(HO3)の一人称を何にするか?

HO1が男とわかり、一応ゲーム開始直前まで性別と一人称は迷っていた。
けど開始した瞬間に「俺」と自然に口から出たので、このキャラ(HO3)は男でありたいんだろうなと思った。

一人称は「俺」→「俺は…僕は」→「僕」とゲーム中に変わっていった。
最初は皇 真(HO2)のふりをしていたので一人称「俺」
徐々にどうしても皇 実(HO3)としてここにいると主張したい、という想いと一磨(HO1)なら受け入れてくれそうという想いで一人称「僕」に変わっていった。

・皇 真(HO2)=一人称「俺」
・皇 実(HO3)=一人称「僕」

マダミスプレイ中にキャラクターに命が吹き込まれていくと思ってるんですが、真(HO2)と実(HO3)はこういう一人称の二人なんだな~と自分でRPして理解して自分でしっくりきて、少し感動した。

最初の第一声は「僕」ではなく「俺」がしっくりきた。たぶん最初は一磨を信頼してなかったから、真(HO2)のふりをしたいと強く思ったんだと思う。
途中から「俺」に強烈に違和感を感じ始めて、徐々に「僕」になった。


■第1議論:死体解体のための準備

①絶望から開始


実(HO3)の心情的に「絶望」から始まった。
何もしてない一磨を電話で呼びつけて巻き込んでしまった。
ひたすら「ごめんね…一磨…」と謝り続けていた気がする。
巻き込んでしまった以上、もう「自分とは早く絶縁して、一磨だけでもお幸せに~!」はあり得ないと思ってた。

とにかく死体解体準備を滞りなく済ませなくてはいけない。
アパートの他の住人に通報されれば、実も一磨も全て終わりである。
適した道具が見つからずにBAD ENDルートは全然あると思ってた。

第一関門「死体隠蔽」を超えるために道具を必死で探しまくったので、どんどんカードを開けていったと思う。
感情を見られることを気にするような状況でも立場でもないと思っていた。
スコップが出てきたときは良かった~!って泣きそうになった。それくらい緊張してた。

②記憶喪失のふり

■実(HO3)秘匿情報
・自分の片割れであるHO2を殺したこと
・そしてそのHO2に成り代わってること

秘匿情報が上記なので、双子であることを隠さなくてはと思った。
二重人格の設定で行くことにした。
真である内は別人格なので記憶が無いという設定。

向精神薬を常用している実(HO3)の設定は助かった。
向精神薬はそもそも頭をぼーっとさせる薬が全然あるので、記憶が曖昧などにはこれだけで理由にできる。
真(HO2)が部屋でお酒を飲んだあとがあったので、お酒と薬を組み合わせて、昨日の記憶が丸ごと飛んだふりをした。

実「実は普段から僕は…精神薬を飲んでたから…記憶が曖昧になることがよくあって…
昨日僕はお酒を…飲んだのかな…?もしかしたらお酒と薬が混ざって、こんなことになったのかもしれない。
でも今回みたいにこんなに記憶が飛ぶことなんて…僕も初めてで…」

というようなことを言った。
感想戦にて、まず相手PLの雅さんは最初にアパートにいた実(HO3)を「一磨(HO1)が殺した真(HO2)の幽霊」だと思ってたらしい。タイトルも「あたたかな幽霊」なので。確かに…。
その状態だと上記の実(HO3)の言葉はさらに幽霊っぽく聞こえる。
幽霊だから、死亡前後の記憶が曖昧なのでは?って自分がHO1なら考える。
何よりキャラ絵が実(HO3)は髪色が真っ白なので、めちゃくちゃ幽霊っぽく見える!奇跡的に噛み合ってる!と感想戦でひとり感動していた。
偶然だけど上手く綺麗にミスリード起きてるのすごい。


③死体の情報オープン

だからかわからないけど、一磨(HO1)は昨日の出来事についても協力的に教えてくれた。
この辺りで一磨が「死体の情報」をオープンした。
そこに「首を一周するような赤い痣」があった。

この瞬間に(あ、一磨が真(HO2)の首絞めて殺したんだな。実(HO3)がしたのは死体損壊か。)と思った。実には心当たりがないので。
そしてこれを自らオープンするということは、一磨(HO1)は自らがHO2を殺したと相手に知らせようとしてる?と思った。
HO3目線、これで得られる効果としては…

①HO1が【HO3をHO2の幽霊だと思い込んでる場合】
→自分が死んだときの状況を思い出させて、様子を見ようとしてるHO1に見える
②HO1が【HO3がHO2ではない別人だと気づいてる場合】
→HO3と自分は同じ人物(HO2)に対し殺害を試みた共犯関係・仲間であるというアピールをしてるHO1のように見える

すごいマダミスのやり方だ!なんて信頼構築の仕方なんだ!この人マジですごい!とかなり感動した。
※本人曰く普通にミスって全体公開しちゃったらしい。偶然が上手く作用し過ぎな卓で運命がすごい。

①にせよ②にせよ、これから自分の理想のエンディング「実と一磨が一緒に生きていく」を目指すためには、真相を一磨自ら気づいてもらえるように情報を出していく必要があるなと思った。

④一磨(HO1)の感情

ちょうどこの時、一磨の感情も4つとも見れる状態で、

「愛情:向ける感情を制御できない。あなたが好きだ」
「恐怖:耐えられません。抱えきれません。赦しをこうことすら、赦されないのですか」
「困惑:なぜ自分を頼るのか。なぜあなたなのか」
「激情:赦さない」

と書かれていた。全部見て天空目線で思ったことが、
一磨(HO1)は、好きな人の首を絞めたくなるメンヘラ的な性的嗜好なのかな?だった。
なのでこのあと、一磨と実(HO3)が両思いになったら殺されるENDルート全然あるなと考えていた。
それでも実の目標は「一磨(HO1)と幸せになる」なので本望でしょう、とも思った。

⑥選んだ道具


だけどできる限り、実は殺されてほしくはないので、最後に持ち出す道具に「サバイバルナイフ」を選んだ。
これは以下の理由で、一磨を殺すつもりは無かった。
 
・一磨にサバイバルナイフを選ばせて、実を殺害させないために、先にナイフを選ぶ
・死体を埋めるときに何か役に立つかもしれない万能道具
・一磨に殺されかけても、護身できるように(首絞められたときにロープ切れそうなので)

⑦HO3がHO1を昔に倒木から守った話

第1議論の最後の方で、倒木の話を一磨(HO1)がしてくれたのも良かった。

一磨「昔、倒木から守ってくれたよな?」
実「えっ覚えててくれたんだ!?嬉しい!」
一磨「あぁ、その日から俺はお前のそばにいようって決めたんだ。命の恩人だからな」

的な感じのことを一磨(HO1)が話してくれたので、「HO1はHO2ではなく、倒木から助けてくれたHO3のことが好きなのかもしれない」と、自信を持てた。
なのでここで「お酒飲んでるときに、HO2がした告白の返事が気に入らなかったから、HO1はHO2を殺したのかな」と思った。

⑧第1議論:死体解体準備フェイズまとめ


実(HO3)としてかなり強かったのは、第1議論時点で、真相がほぼわかったことだった。
特に一磨に何も言及することも無く、真相にたどり着けたのは良かった。
ここからは実(HO3)として幸せに一磨と生きていくために、引き続き一磨を大切にしながら信頼関係を築いていくことを目指した。


■一緒に寝ますか?

一択!!!!!!!!!!
「一緒に寝る」と即答した。

実(HO3)はいつ一磨や社会に殺されてもおかしくないと思ってたので、ずっと好きだった一磨といられる時間は少しでも実に味わってほしかった。
いつ死んでも悔いが無いように、実として行動した。
けど、これ家主の一磨に決める権利があるんじゃないかな~と思ってた(※実際HO1の選択が優先されるので合ってた)
この夜に一磨に殺されるバトルフェイズ起きそうだな~と思ってた。

一緒に眠って、何事もなく朝が来た。


■第2議論:カフェで告白


第1議論終了時に言い損ねた~~!!!!!と思ってたのはHO1からの告白に対する返事だった。
実(HO3)は一磨(HO1)を愛してるので、議論中に絶対に「好きだ」と伝えて告白することは事前HO読み込み時に決めてた。
第1議論ですぐ言うつもりだったのに、道具集めに必死になってしまったウワ~~~!!!!!間に合え~~~!!!!!
一磨が心変わりしてませんようにウワー――――――――!!!!!!!!!!

実(HO3)「お酒飲んでるときに、僕、何か変なこと一磨に言わなかった?もし一磨を傷つけてたらごめんね…僕、よく覚えてなくて…」

双子を隠すために、二重人格のふりをしてたので、「別人格が一磨に酷いことした」という体でずっとRPしてた(すごくやりやすかったし楽しかった)

実「僕は、一磨のことが好きだよ」
一磨「俺も、実が好きだよ」
実「ほんと?ずっと一緒にいたいと思ってる。」
一磨「ああ、ずっと一緒にいよう」

よかった間に合った~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!

第2議論の冒頭で一磨に告白して、一緒にいたいとちゃんと伝えられて本当に良かった。めちゃくちゃ安心した。
これでもう悔いは無い。安心した。
このあとで何が起きても実の本懐は遂げたから、実として後悔せずにいられる、と心底思いました。

ここでGMまりなさんがカフェ店員として「キャー――!!!!!告白最高―――!!!!!」とテンション高く入ってきてくださったのも最高に可愛くて良かったです。
GMがまりなさんで本当に良かった。
観戦してくださってる方もこのRPを楽しんでくれてるんだな~と思うとすごく嬉しいし、より楽しくRPしながらマダミスできます。超感謝。


■HO1に病室についてきてもらうか

真(HO2)の顔面を灰皿で殴った時についた実(HO3)の腕の傷が化膿。
壊死するかもしれないので病院にいくフェイズ。

つまりここでは、

・実(HO3)が自ら昔の腕の傷跡を一磨(HO1)に見せるかどうか

HO2と別人であるHO3であることを、HO1に間接的に明かせる。

一磨(HO1)は第1議論からずっと一貫して
「昔、倒木から守ってくれた、穏やかで優しいお前を好きになった」と、実(HO3)に伝え続けてくれていた。
だから一磨には病室についてきてほしかった。早く傷を見せてHO3と気づかせて、安心してほしいと思った。
このときには実として一磨を信頼してた。

実「一磨…あのね、右手の傷が化膿してきて…このままじゃ腕が壊死するかもしれない。病院に行こうと思う」
一磨「大丈夫なのか?」
実「わからない…一緒に、病院についてきてくれないかな。今、ひとりになりたくなくて…」
一磨「わかった。一緒に行こう」

こんな会話をしたと思う。

★成長していく実(HO3)の強さ

この時に、実(HO3)は強いなと思った。
自分は自分の弱さを人に見せたり、人に頼ったり助けを求めることが苦手でなかなかできない。
でもこの実(HO3)RPしてると、素直に頼って一磨に助けを求めることができる。
実(HO3)がそういう人間だからなんだと思う。

不思議な感覚でうまく言えないんですけど、マダミスRPして中は没入感が強い時ほど、考えるよりも口が先にキャラクターとして喋るようになる。
普段の自分が言わないようなことを、口が言うときに、「ああこのキャラクターはこういう人なんだな…」ってキャラクターの人格が生まれる瞬間がある。

自分は趣味で漫画や小説も書くんですが、その時も同じ感覚がよくあって、物語を作るとキャラクターが勝手に動いていくようになる。
「キャラクターに人格が生まれて、自分の手を離れて自立する」感覚になる。
マダミスでも起きるんだなと思いました。この感覚を味わうたびに静かに感動する。

実(HO3)は最初は強くなかったと思う。
一磨(HO1)が緊張状態の実に無理強いせずに、何かを聞くときもずっと優しい口調で「言いたくないなら、無理して言わないでいい」と言い続けてくれたし、何度も「昔に倒木から守ってくれたお前が好きだ」と伝え続けて、信頼を構築してくれた。

そのおかげで実は一磨にどんどん心を許していったと思う。
あたたかな幽霊を進めていくにつれて、実(HO3)の心に自信が湧いて、強くなっていくのを感じた。
一磨に心を許していく実は、話し方も明るくなっていった。

成長していく実(HO3)を感じて、また静かに感動しました。


■病院帰りの車内

一瞬、病院に行けば通報されて二人とも捕まるかもと不安だった。
実の腕が切断になったり実が最悪死んでしまうのは本当に嫌だったので、病院は行くと覚悟を決めた。
何事もなく治療が終わって死ぬほど安心した。
真(HO2)を二人で埋めたことを忘れるくらい日常に戻った感覚がした。

一磨「右腕にやっぱり傷あるよな」
実「見えた…?」
一磨「真は双子なのか?」
実「え?どういうこと?二重…」
一磨「いや、二重人格とかではない…と思う。同一人物じゃないんだろ?」
実「どうして…そう思うの?」
一磨「あ、いや、言いたくないことなら、言わなくていい。けど…たぶん…俺が好きだったのは、今、俺の目の前にいるお前なんだ」
実「え、ハッピーエンドじゃん!」

このような会話をした。

ゲーム開始前に、端から諦めた理想ENDがあった。
「実(HO3)が実(HO3)自身として生きていくこと」

■実(HO3)秘匿情報
・自分の片割れであるHO2を殺したこと
・そしてそのHO2に成り代わってること

実(HO3)の秘匿情報を守らなければいけない以上、不可能だと思い込んでた。
卓中にはそれを考えたことも忘れるくらい、たぶん望めるわけ無いと思って早々と諦めた理想ENDだ。


★実(HO3)自身として生きる


一磨「……名前…とか、あるのか?同じ名前なのか?」

信じられないものを見てる気持ちだった。
【実(HO3)自身として】一磨と一緒に生きていけるかもしれない。
「この物語に幸せは与えられない」と序章で読んでたので、捨てたはずの理想が目の前に現れて震えた。

実の名前は最初から捨ててた。
実が逃げ切って生き延びられるなら、名前はどうでもいいと思ってた。
自分が諦めて捨てたものを、一磨(HO1)は拾ってきて、実(HO3)をこんなに救った。すごいなと思った。
自分にはできない優しさを、一磨はできる人だと思った。

実の名前をすごく一磨に言いたい!!!!!!!!!!!!!!!

実「天の声(GM)~~~~~!」
マック店員(神GMまりなさん)「はい!ドライブスルーです!」

本当に神GMまりなさんだった。

マック店内(VC:GM質問部屋)
実「マック定員さん!実という本名を一磨に伝えて大丈夫ですか?秘匿情報を破ることになるかも」
マック店員(神GMまりなさん)「大丈夫です!大丈夫です!」

神OKを無事頂戴したので車内に戻った。


★実(HO3)の幸福

実「僕の名前は【実(みのる)】…」
一磨「実(みのる)か…。俺が愛してるのは実だな」
実「うん。そうだよ」

実「ずっと、実(みのる)として生きてみたかったんだ。これからは実として、生きていきたい」

実(HO3)として勝手に口が喋っていくのを聞きながら
「実にとっての幸せって、実(HO3)自身として生きていくことだったんだな」と気づいた。景色が晴れていく感覚がした。

■実(HO3)目標
「一磨(HO1)と幸せになる」

一磨「二人きりの時はどっちで呼んでほしい?実?」
実「二人きりのときは実(みのる)って呼んでほしい。僕はこれから世間では真(まこと)として生きていく。一磨の前でだけ実(HO3)として生きていきたい」
一磨「ああ。これからは俺と一緒に実として生きていけるな」

実にとっての幸福は「実(HO3)として生きていくこと」だ。
一磨は実に実自身として生きる世界を与えてくれる。

このとき実はもう大丈夫なんだと思った。
実はもう実自身として生きていける。


■GMから最後の質問

①HO1に秘密はありますか?
→一磨の秘密
 皇 真(HO2)を首を絞めて殺した
②HO1と一緒に生きますか?
→一磨と一緒に生きます!
【追加質問】
HO2として生きますか?HO3として生きますか?
→皇 真(HO2)として生きます!!! 世間的には!
一磨の前でだけ皇 実(HO3)として生きます


■【Dエンド】

Dエンドだった。
こんなエンディングが「あたたかな幽霊」に用意されてると思わなかった。
エンディングで一磨と共に海に立ってる実(HO3)は実自身だった。

そういえば自分は実のキャラ絵を作った時に、

ハピエンver.
HO1の携帯番号が、実(HO3)の携帯にも入ったよ良かったねEND希望するあまりに制作した。
実が実自身として初めて外に出れた様子を表すために背景空。
耳に髪かけて自分の顔を自信もってHO1に見せられるようになった実。隈が無くなる。
ハピエンになってくれ~~!!天の声「この物語に幸せは与えられない」アァァァア」

と言っていた。
あれは自分が精神状態を保つために卓前に創作補完した理想ENDだったのに、ここに空も実も一磨も存在してる。
奇跡の連続がたくさん起きた卓だったので、ずっと夢みたいだった。
ひたすら幸福感でいっぱいだった。

実(HO3)を愛することができて、愛してもらえて本当に良かった。


■「この物語に幸せは与えられない」


実(HO3)はもう大丈夫なんだ、という自分の心情の正体がDエンドを見てわかった。

本来の自分を受け入れてもらい、愛してもらった実(HO3)は、真(HO2)の死を背負って生きていけるほど強くなった、と感じたんだと思う。

第1議論フェイズからどんどん明るく強くなっていった実(HO3)は、最後には自分のために生きていくことのできる人間になったように思えた。

この実(HO3)なら現状と自分がしたことを受け入れて、真(HO2)をきちんと抱えて、その上で自分自身のために生きてくれそうだった。

真(HO2)が亡くなってしまった以上、実(HO3)は真(HO2)の死を背負い続ける。


日常の中で、ふと真(HO2)を思い出して、何かを思って欲しい。

実(HO3)というキャラクターを制作できて、「あたたかな幽霊」で実という人を知れて良かった。


たとえ世間から「まこと」と呼ばれても、実自身であれるように、実(まこと)という本呼び名をHO3につけた。
どうか実がこれからも実自身であれますように。





■続く

プレイ中の心情を思い出して書き連ねました。
後々追記・修正するかも。

まだ続く…
次はプレイ終えていろいろ思うところとか書きたい。


ありがとうなのじゃ~🦊🦊🦊🦊🦊🦊🦊 【例:RP好きです! 例:文章が好き! 例:うろきつねにご飯あげたい🦊】