コミュ力信仰をやめよう

コミュ力がなくたって

今日は朝8時半までに燃えるゴミを出さなくてはいけなかったのですが、10時に起きました。アラームは、ずっと起きなかったら鳴りやんでしまうみたいです。おそらく目覚ましが鳴っている間、僕は夢を見ていました。内容は、ある人に「あなたの事をブログに書いてもいいですか」とひたすら聞く夢でした。実際その人の許可が下りれば大分ネタが増えるのですが、現実世界で聞く勇気はありません。

今日は、コミュニケーション能力という言葉は漠然としすぎている。という話をしたいと思います。最初に言っておくと、僕はあまり多くの人と知り合わず生活したいので、沢山友達欲しいとか、コミュ力が高くなりたいとは思っていません。よって若干このタイトルへの情熱は欠けています(笑)。しかし、その立場だからこそ言える事、見える視点もあると思うので、書いてみました。

まず、友達が多い人、場を盛り上げる人、ガンガン話しかけられる人、、みなさんが思い浮かべるコミュ力高い人は何に該当するのでしょうか。他人と接するコミュニケーションには、様々な分野があると思います。様々な分野があれば、誰にでも一つくらい得意な所は出てきます。

それを雑にまとめて、コミュ力という単語を使ってしまうと、コミュニケーションにおける全ての分野を網羅するという途方もない理想ができてしまいます。気配りが出来て優しくて、場を盛り上げられるし物怖じしない。新しい場所でどんどん知り合いを作れて大人の知り合いも多い。もちろん同年代の友達も沢山いて、面白い。連絡もまめだし、一対一で話しても楽しい。そして聞き上手。こういう人を漠然とイメージして、コミュ力高いという言葉を使っていませんか?

でも、こんな人いないと思います。自分の周りにいるコミュ力高いと言われて浮かぶ人も、3個くらいしか該当しないのではないでしょうか。3個しかなくても、全て網羅しているように見えるのは、不思議です。上記以外でも数多あるコミュニケーションの分野から3個くらい習得それば、コミュ力高い人に見えると思います。

一昔前にテレビ界で大活躍したタレントの島田紳助さんは、「ある分野に詳しいと思わせたかったら、マニアックな事一つを調べて話す。阪神の話なら、スター選手ではなくて一軍と二軍の間くらいの選手を一人調べて熱く語る。そうすると、通みたいに見える」と言っていました。

もしかしたら、3個でなくて、沢山のコミュニケーション分野において一つ得意科目を作れば、存在感を出せるかもしれません。ラインの返信めちゃめちゃ上手いとか。乾杯の音頭面白いとか。一つ得意科目がある人はキャラが分かりやすいので、誘いやすいし話を振りやすいです。逆にバランスが大事だと思う人は、色々な分野をちょっとずつ習得すればいいのです。

まとめると、コミュ力高くなりたい、もしくは高い人羨ましいと思ってしまうけど、僕たちがイメージしているコミュ力高い人が実際に得意なのは、コミュニケーションにおけるいくつかの分野だけで、コミュニケーション全般得意な人はいない。という感じです。

ちょっと待て岩田。俺のコミュ力高いって思う人は、友達が多いもしくは人脈を持っている人だけだぞ。どう努力したらそうなれるのか、聞きたいんだよ」と思った方。大丈夫です。僕も今読み返して思いました(笑)。最後にそれに対する僕の考えを書こうと思います。

大学や社会では、自動的に沢山の人と知り合います。そして接する相手が増えれば増えるほど、人は他人を分類しようとします。なぜなら分類しなければ覚えられないからです。分類した後は、尊敬したり、関係を持ちたい、友達になりたいと思うフォルダと、どうでもいいフォルダに分けて保存します。友達や人脈を増やすのなら、多くの人の前者に入る事が必要になります。都合上何回も会う人はいますから、必ずしも第一印象が全てというわけでもありません。

そしてそのフォルダに入るためには、自分自身の中身が一番重要だと思うのです。前述のように、集団が大きければ自動的に多くの人と知り合いますから、いかに他人に話しけるかよりも、いかに魅力的になるかの方が必要かもしれない。ということです。尊敬される、オシャレ、趣味が共通もしくは珍しい、考え方、言動、興味を持ってもらえるポイントは、意外と多いですし、生まれ持ったものではなくて後天的に作り出せる物も沢山あります。

少し日常から意識して行動を変えて、尊敬される人物(率先して皿洗いするとか)を目指してみたり、新しい趣味を探してみたり、ニュースを分かりやすく解説するために勉強したり、服を買いに行ってみたり等々。いきなり外を意識してあたふたするよりも、まず自分を磨いてみると、人が寄ってきて友達増えるかもしれませんよ。

なんだか終始フワッとしていて申し訳ないです。自分としてはみなさんが、僕の実体験多めの話がいいのか、そんなのは聞きたくないのか探るために、あえて自分はチャレンジしていない分野を書いてみました。何かあれば、僕に電話してきてください。そろそろ第一次止めたい期なので、コメント、感想、スキ等してくれたら励みになります。近々悩み相談もやろうと思いますので、その時はよろしくです。明日も読んでくれたら嬉しいです。


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