大切な人のためなら、何にだってなれるということ。
今回は、5000字越えの大作になります。
以下に綴るのは、私がこの3月、ボランティアで活動できる最後の月に、
2回生の頃から始めたボランティアの経験を通じて、支部のリーダー達や子ども達に届けたいと思い書いた、1ヶ月の活動を通してのThemeとなるものです。
総文字数は10368文字。大学の卒業論文にしては短いですが、卒業論文を書かなかった私にとっては、これが卒業論文ということで…。
noteに残さずとも、残せる媒体はあるのですが、最近アイドルの言葉からも、この自分のThemeと共感できる部分が多くあり、書くことにしました。
(ところどころ、固有名詞は打ち直しています。)
(アイドルの言葉については、最後に記載しています。)
また、私が初めて2年目の春キャンプで書いたThemeはこちら。
この時から、自分の中で大切にしているものは変わらず、より強くなってきたんだなと感じます。
* * * * *
2022年 3月
Theme: 開花
What:大切な人のためなら、自分は何にだってなれる!
私にとって「大切な人」は、どんな時も自分と
共に、同じ方向に向かって頑張ってくれる人。
それも、ただ頑張っているだけじゃなくて、
お互いに「この人との未来のために」
頑張ることができる人。
「この人のために」と思える存在が、
あなたにもいるよね。
出会った人から、一緒に頑張るんだと思える、
大切な人へ。
大切な人は、一緒に頑張り、その人の頑張りを感じることでお互いに「共に向かうこの人のために」と思えるもっと大切な人へ。
そうやって人の繋がりという種を蒔き、
どんどんその人への想いの根を伸ばし、
「この人のためならなんだってできる!」と思えた時、「私はこの人のためにこんな風になりたい」って気持ちが芽生える。
人のためにって気持ちから生まれてくる、
「なりたい姿、なりたい自分」はこれまでの
自分のイメージやこれまでの自分は関係ない!
なりたい自分を思い描いたら、声に出して伝えよう。
そうやって宣言した自分に覚悟を持ったら、
あとは思い描く未来に向かって進むのみ!!
これまでの自分に関係なく、なりたいと思い描く姿は簡単になれるものじゃないかもしれない。
そこまでの道のりはとてつもなく長いかもしれないし、高い壁が待っているかもしれない。
そんな時は、「この人のためならなんだってできる!」と強く思う人の存在を、その時の気持ちを思い出して。
自分一人じゃないからこそ、大きな力が湧いてくるのを感じて。
諦めずに、その道を進めば少しずつ、なりたい自分に近づくことを、自分や周りから感じることができる。
そして、その頑張りが花開いたとき、なりたい自分になれるんだ。
なりたい自分になること、
自分が思い描くものに向かうことは、
自分や周りの人に自信や、新たな力をくれる。
これまでの自分にはできなかった力を人のために使えたり、これまでの自分では感じることのできなかった気持ちや、見ることのできなかった新たな景色に出会うことができるんだ。
さぁ、「大切な人のために」湧いてくる大きな力を感じて、新しい自分に、新たな世界に会いにいこう!!
2019年 春
私は、この場所に足を踏み入れた。
最初は自信がなくて、自分を持っていなかった私も、支部のみんなが自分の頑張りや、良いところをたくさん認めてくれて、背中を押してくれて、自分らしい温かさや丁寧さを大切に、
この世界で頑張っていきたいという気持ちをどんどん大きく育てていった。
そして、このみんなとだから一緒に頑張りたいという気持ちが大きかった。
その年の夏、私の支部は隣の支部と一緒に最初で最後の合同での、この1年間最も頑張った支部に贈られる賞を取った。
そして、ここからまた一年、私たちは一緒に支部でその賞を目指し頑張ることを決め、進んでいった。
夏を越えて、私にとって支部のみんなは「同じ方向に向かって、共に一緒に頑張るんだ」と思える、【大切な人】になっていた。
2020年 春
私は初めてThemeを書くことに挑戦した。
最初の数時間は、共に見てくれるスタッフさんに過去のことも含めて自分のことを
深掘りしてもらって、自分が大切にしていることを考えていた。
そこで、あなたは「温かさも、熱さもあるね。両方が出せたらおもろいだろうなぁ」って伝えてもらうことがあった。
熱さのあるリーダーは、これまですごい先輩たちを見てきて、憧れもあるけれど、自分にはなれない存在だと思っていた。
だからこそ、そんな風に言ってもらえたことが嬉しくて、次の夏には大舞台のキャンプに立つことを目指して理想のリーダー像を模索していた私は、「温かさと熱さを出せる人になりたい」と思った。
でもこの時はまだ、なれたらいいなぁ、そんなすごい人になれるのかなぁと夢物語みたいに考えていて、堂々と自分のなりたい姿を声にすることは、自信がなくて、恥ずかしかった。
支部で賞を目指して進む日々は、時に立ち止まることもあった。
けれど、支部のみんなと取るために。
どんな時だって、もっともっとと頑張るみんなの存在があった。
そして迎えた2020年 夏
私は、その年の目指していた大舞台のキャンプに入ることができなかった。
結果、その年の目指していた人で、
入れなかったのは私一人だった。
支部のみんなとここまで目指して頑張ってきた賞も、取ることができなかった。
悔しかった。
大舞台を目指し、目指すものだけが立てるところでキャンプを創ってきた自分の頑張りが、
少なからず支部みんなでの評価にも繋がっている。
それなのに、って想いが強かった。
2020年 夏を越えて
大好きな先輩に賞を取ることを託してもらい、私たちはもう一度、この支部で目指すことを決めた。
そして、私はもう一度、
夏の大舞台を目指すことに決めたんだ。
次の夏は、就活もあって、その舞台に立つことを諦める理由もあった。
だけど私の中には、そんな気持ちは少しもなかった。
私の中にあったのは、「これまで大好きな先輩に懸けてもらった私は、ここで諦めるような人じゃない。今度こそ、あの舞台に立つんだ。」
その気持ちしかなかった。
自分一人じゃなかったから、
支部のために 大好きな先輩のために
もう一度目指したいと思ったんだ。
「大好きな先輩のために」「支部のために」
そう強く思えたのは、大切な人という存在だったから。
ここまで賞を目指すという同じ方向に向かって、支部を強くするために、どんな時も共に頑張ってきたから。
2020年 夏後
私は大好きな先輩から、役員として立ってくれたら嬉しいと伝えてもらって、支部の役員になった。
緊張も不安もあったけれど、自分が大好きな支部を創るんだと気持ちが奮い立った。
新しく次年度のリーダーのみんなが仲間として加わり、みんなで賞を目指して進む日々を送っていった。
私は役員という立場にたち、温かさだけじゃなく、熱さや強さで支部を支えられるようになりたいと強く思うようになっていた。
役員としての覚悟を持って、「私は大好きな先輩みたいにみんなを支えられる人になりたい」そう口にするようになった。
それは、これまで支部を役員として支えてきてくれた大好きな先輩のために。
そして、大好きな梅京のみんなのために。
自分一人じゃなくて、みんなのためにあれたから、受容するだけじゃなくて、強くあることだってできたんだ。
これは違うんじゃない?ってことや、いまの支部は嫌だってことを伝えるとき、すくんだり、良いのかなって自信がなくなることもあった。
だけど、「みんなのために」そう思えたら、自分のなりたい姿を思い出して、踏み出すことができた。
2021年 夏
私は、目指してきた夢の舞台に立った。
2年間目指してきた仲間と、そして頼もしい後輩たちと。
最初は、自分が目指すとは思っていなかった場所。
でも、誰かのためにと強く思い、諦めずに自分のなりたい姿に向かって進めば、何にだってなれることを感じた。
支部で目指してきた賞は、取れなかった。
共に目指して進んできたみんなが頑張っていることを知っていたからこそ、すごく、悔しかった。
だけど、私は強く思えば、なりたいものになれることを知ったから、
支部のみんななら、次こそ取ってくれると思えたんだ。
2021年 夏後
もう一度支部の全員で、賞目指して進む日々が始まった。
真っ直ぐに進み続けてきたわけじゃない。
だけど、「支部のみんなのために」と思ったら、強くみんなと進もうとすることができた。
そして、支部のみんなで個人で伝えあった未来のあなたはこうあってほしい!と伝え合う企画や、一人一人の素敵なところを伝え合う企画。
「あなたの素敵なところは熱さ、強さ」って伝えてもらう声があった。
ここまで、大好きな先輩みたいに支部を支えられる強さを、背中を押せるような熱さをなりたい姿に掲げて進んできた私にとって、周りのみんなからもそう感じてもらえるくらい、なりたい姿に近づけていることがすごく嬉しかった。
夢のように思っていたなりたい姿にだって、
「この人のため」そう強く思えば、なれることを確信したんだ。
いま私は、自分がずっとなりたいリーダー像として掲げてきた「温かさと熱さ」がある人に向かって、みんなと進んでいる。
私にはやっぱり難しいかも、そう心が折れそうになることもあるけれど、
いま自分がこうなりたいと思えている根本にあるのは、「支部のみんなのため」。
だから、諦めず、そこに向かって進み続ければ、私ならなれるんだ。
これまでの自分よりも、新たな個性を感じあえるようになったこの支部。
これまでの自分も大切に、
そして、大切な人のために思い描くままに何にだってなれるみんながいれば。
この支部も、何にだってなれる。何だってできる。
支部の子どもたちにも、自分がやりたいと思うものに向かい、成し遂げる楽しさを。
「この人のために」と思える存在がいるからこそ、何にだってなれる明るい未来を。
大切な人の存在が自分の大きな力になることを、知ってほしい。
この 支部のみんなと
想像を越える、なりたい姿になってやろう。
伝説を遺そう。
いまを必死に生きている私たちは
自分らしくあることに一生懸命だ。
先が見えなくて、不安がある中、今できることをこなす人生もあるだろう。
でも、これまでの自分に関係なく、自分が思うままに、
なりたい自分になれる未来があったら?
その未来に繋がる今日も、ワクワクして生きることができる。
なりたい自分になれることは、自分に自信を持って、さらに自分のことが好きになれる。
そして、コロナ禍で人間関係が薄れてきている世界の中。
人は一人でも生きていけるけど、高い壁をも乗り越えるほどの強い力になるのは、いつだって自分以外の人の存在だ。
隣にその人がいなくても、その存在を思い出したら力が湧いてくる。
そんな大切な人がいて、人のためにと一生懸命になれることは、とても幸せなことなんだ。
いまを生きる子どもたちにも、
人と共に生きて、人のためにあれる幸せを、未来への希望を抱き続けてほしい。
この世界でたくさんの人と出会い、生きていけばその分、あなたのイメージや、あなたらしさが生まれ、積み重なっていく。
けれど、そのままではイメージや今までの自分を越える自分に、世界に出会うことはない。
自分一人では、これまでの自分を越えるような大きな力を生み出すことは難しい。
だけど、大切な人の存在があれば
どんな高い壁も、長い道のりも
そしてこれまでの自分も越えることができる、力が生まれてくるんだ。
この長い人生、どうせなら周りからのイメージに囚われずに、自分がやりたいと思うままに、なりたいと思うものに向かって進む喜びを、楽しさを感じて生きてほしい。
自分は、なんにだってなれる。
そう、明るい希望を持ち続けてほしい。
そうやってあなたが、あなたらしく挑戦することが、あなたの大切な人の力になるんだ。
そんな、輝く希望に溢れる世界を
私たちから、創っていこう。
私たちから、そんな未来を創っていけたら
この世界はさらに、人々が認め合い、希望で輝くものになる。
大切な人がいるから、未来に希望を持って、いまを懸命に生きる日々を。
なりたい自分を思い描き、心震わせ、駆けていこう!!
* * * * *
では、ここからは冒頭で書いた、
最近、アイドルの言葉から、この自分のThemeと共感した部分について。
(完全なる、自己満、自己解釈ですが…)
①ISLAND TV 「新生活迎える人への格言」
2022/03/08 IMPACTors
『運命ってもしかしたら決められてるかもしれないけど、決められてるからいいやじゃなくて、俺はこうなる!私はこうなる!っていうものに、わからないなりに一生懸命に突き進んでいれば、自ずとそっちにいく。信じようぜ!』
残り1分頃からの影山くんの確現に、すごく共感しました。
②Gina 2022 Spring 特別版 p.83
『上手くいかないことが続く中でも長く頑張るためには「何かのために」という、“何か”を持つことが大事だと思う。
俺やSnowManの場合は“ファンのみんな”のため。
行き詰まっているときも、自分のしていることがどこかで何かの、誰かのためになっていると思えたら、それで自分も報われるなぁって。』
『このご時世の中で、今の俺たちは「いつかファンのみんなと一緒にまたライブをやるために」、「みんなに会いたい」という目標や想いを持って、日々の仕事を頑張っている。
同世代の読者の皆さんも、「何かのために」頑張っている人は必ず報われるよ。』
今の自分にとってすごく共感できる言葉で、
ふっかさんやSnowManのファンへの強い想いに胸を打たれました。
ずっと、この世界で諦めずに頑張ってきたふっかさんと、人のために強くあれる優しいところが好きなふっかさんと、同じようなことを感じられていることがすごく嬉しかったです。
4月からの新たな場所でも、このボランティアを通して感じたことを、大事にしたいことを忘れずに。
大切な人のために、どんなことだって自分らしく挑戦できる私でありたいな。
💐今回のヘッダーは「ヒマラヤスギ」
花言葉は、「あなたのために生きる」
〈5683文字〉
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