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いまの私をつくる、推したち。

0.ジャニーズ英才教育

私は6歳上のいとこのお姉ちゃんが幼少期から大好きで、いつも真似っこしていた。

小学生の頃、祖父母の家に遊びに行ったときにはいつも隣のコンビニで好きなものを買ってもらえる特典があった。

お姉ちゃんはそのうちのひとつにいつも『ちゃお』を買ってもらっていて、私もいつも一緒にちゃおを買っていた。

お正月は、いつもジャニーズカウントダウンで年を越していた。

お姉ちゃんと一緒に年を越さないことが増えても、私はいつもジャニーズカウントダウンを見ていた。

ジャニーズに関して特別オタクっぽいことは、それまでこれくらいだった。

でも、歌が好きで音楽番組はいつもよく見るし、家では常にラジオが流れていたから流行りの曲とかは聴く機会が多かった。

だから大体のデビューしたジャニーズグループの有名な曲は人並みに歌えて、顔と名前が一致するくらいだった。

1.ジャニオタの道へ〜中島健人くんとの出会い〜

沼に落ちたのは、中学2年生の頃。

嵐のメンバーの名前も全員言えない友だちが、映画の試写会に誘ってくれた。

それが私をジャニオタ人生へと導いてくれた、中島健人くんが主演を務めた『銀の匙』である。

シンプルにかっこよかった。

メガネをかけているし、もさい髪型だし、王子様みたいなキャラでも、俺様なキャラでもなかったけど胸キュンが止まらなかった。

次の日、学校でジャニオタの友だちに「銀の匙をみて、中島健人くんがかっこよかったんだ!」と話した。

友だちは「ケンティーかっこいいよね!!」と一緒に盛り上がってくれた。

そうやって一緒に女の子らしくイケメンの話でキャーキャーできるのが嬉しくて、家に帰ってもっと中島健人くんのことを知りたいと思い、インターネットで検索をかけた。

衝撃を受けた。そこには握手会やファンミでの王子様エピソードの数々。

この世に、こんな王子様みたいな人がいるんだ!

すぐに沼に落ちた。

2.Jr.の沼へズブズブと

ジャニオタの友だちは「少クラ」や「まいジャニ」のDVDも貸してくれた。

ドル誌も買った。

Jr.にも詳しくなった。

少クラでは岸くんや平野くんや阿嵐くんを見つけるのが楽しかった。

友だちとジャニーズアイドルの顔文字も書きまくった。

近キョリ恋愛も、毎回楽しみに見た。

岸くんも阿嵐くんも出てるドラマ、最高だった。

映画はジャニオタの友だちと一緒に2人で観に行った。

だけど、実家暮らしのオタクはなかなか辛かった。

部屋にポスターを貼ったら父親にFacebookに載せられるし。

テレビを見てたらいじられるし。

親族の集まりでも、いまあのアイドルが好きなんだよねって暴露されるし。

そういう恥ずかしさもあって、堂々とオタクはできなかった。

3-1.ジャニオタになって初めてデビューしたグループ「ジャニーズWEST」

私がジャニーズにハマり、セクゾを推してから初めてデビューしたグループがジャニーズWESTだった。

メンバーは知っていたし、デビューの瞬間に立ち会えているのが嬉しくて、CDやアルバムは気分が向いたときだけ買っていた。

でも、北海道住みなのに関西のアイドルが好きってことに違和感を覚えて、あまり堂々と推してはいなかった。

3-2.運命的な再会

大学生になり、関西に上京した。

ある日、家の近くの業務スーパーで流れていた【ホメチギリスト】。

曲を聴いた瞬間に、なにこの曲!と全身に電気が走った感覚になった。キラキラしてる!!

その場で歌詞を検索した。

えっ、これジャニーズWESTの曲なんだ!

こんなキラキラ元気をくれる曲歌うんだ!

CDを買った。

ずっとキラキラ爽やかな王道アイドルの鏡みたいな重岡くんが好きだった。

春が来て、2日間かけてWESTV!の物販に通った。
この時も重岡くんの個人ファイルとフォトセとポスターを買った。

3-3.神山担の沼へ

WESTVの円盤が発売されて予約して買った。
そこで、思わぬ沼に落ちた。

緑の、あの私とは住む世界が違う、一番好きになることはないなとずっと思っていた、神山くん。

ステージ上の彼は、その他のメンバーと比べると小柄な身長を感じさせないダイナミックなパフォーマンス、ばちばちで熱いところ、そしてきゅるきゅるにかわいい顔、いろいろな顔を見せてくれた。
気がつくと、もう神ちゃんしか追えなかった。
いわゆる、ギャップ萌えというやつだろう。
毎日何回だって、永遠に観ていた。

こうして、私は【かみしげ双子】推しの神山担になった。
(でも山田太陽くんは、もう大優勝!🏅
はやく就職して、太陽くんに会いたいよ〜。

神ちゃんは真面目なところとか、努力家なところとか、優しいところとか、意外と共感できるところがたくさんあった。

健人くんに対する好きとは違って、ただの憧れじゃない、好きがあった。
めちゃくちゃ好きだった。
いつも神ちゃんのことを考えて、神ちゃんがかわいすぎてツイートして、幸せだった。
初めてオタ垢をつくって、友だちもできた。
一緒に神ちゃんのかわいさやかっこよさを共有できるのがすごく楽しかった。

その後ボランティアにハマって、1か月追えないこともあったりして、少しずつ離れていった。

それでも見たらきゅんとするし、その度に写真を見漁って、「はぁ、やっぱり好き〜」って気持ちに浸ってた。

4.SnowManとの出会い

2020年、10月。
YouTubeでふと、SnowManの【君の彼氏になりたい。】をみた。

えっ、、、!?なにこの曲!??

私はまた沼落ちの縁に突き落とされるような衝撃を受けた。

セクゾ、ジャニストが好きだった私は
例に並びジャニーズトンチキソングが大好きだ。

スキすぎて、ぶつかっちゃうよ、Duバイを好んでカラオケで歌う私は、この曲好き〜!!と細胞が叫んでいるの感じた。

なにより曲の合間の、リアコささやきボイスがたまらん。
オタクの夢を詰め込んでる!

私は、画面越しに「大好き。」と囁いてくれる目黒くんが好きだった。

黒髪、テクノ、イケメン、最高!!
めめがいつだってかっこよかった。
3rdシングルは全形態フラゲした。

でも、どんどんSnowManを知ろうとしていくなかで、3Bの沼が待ち受けていた。

しょっぴーもかっこいいし、
ふっかさんもリアコだし、、
こんなに担当を決められないグループがあるのかと思った。
めちゃくちゃ悩んだ。

でもいつからか、私は深澤担を名乗るようになった。
ふっかさんを見たときのときめきが半端なく強くなっていた。
SnowManを守ろうとある最年長、でもおちゃらけることが好きなところ、なのにリアコなところ。
お兄ちゃんにほしい。年上彼氏にぴったり、甘やかしてくれそう。UFOキャッチャーでぬいぐるみ取ってほしい。
ギャップに心を鷲掴みにされていた。

5.気付かぬうちにteam SixTONESの一員に

SnowManにハマり出して、気づいたらSixTONESにもハマり出していた。

バレカアの映画は見ていないけど、バカレア組は認知していた。
メンバーも知っていた。
松村北斗くん、黒髪でかっこいいなっていうのはずっと思っていた。

だけどSnowManと並行してハマり出したときには、田中樹くんがかっこよかった。
みんなにツッコミ、MCを回し、ラップもできる。
チャラそうなのに。
ふっかさんと同じじゃん!
そのギャップにやられた。

けれどSixTONESを追っていって、
やっぱり友だちが少ない北斗くんが
本や美術が好きな北斗くんが
哲学的な考えをもっていて、魅力的な文章を書く
北斗くんが好きになっていた。

なのに、ライブ映像ではえっちだし、
子犬みたいにかわいいし、ネジもはずれるし、
沼だった。

スト担さんのアンケートブログでみた
SixTONESメンバーカップリングランキングでは
どのメンバーとの組み合わせでも
〈ほく〇〇〉が上位に入っていた。
そんな何色と混ざっても最高の色を生み出せる
黒の北斗くんが好きだ。

アイドルとして好きなだけじゃなくて、
色々な顔をもっている。
知らないこと、知らない考えをもっている。
人として単純にすごく魅力を感じる。
北斗くんのことを知りたい、そう思わせる力があるし、それってアイドルにとってすごい強い力だよなと北斗くんを好きになってから思う。

なにより、顔がいい。
ライアーライアー月間の頃は、どの雑誌もビジュが良すぎて、いままでにないくらい雑誌を買いまくった。
どれも良質な写真集だった。
北斗担なら誰しも思ったことがある、
n番煎じの「あの高い鼻で滑り台をしたい」。
私は毎日思いながら、いま日々を過ごしている。
就活サイトで、IDやパスワードを再送する際の
合言葉は、毎度「ほっくんかっこいい」にしている。
誰もみないから、たまには遊び心を入れてもいいよね。

6.推したちへ、感謝を込めて。

インスタやTikTokには素晴らしい歌詞動画がたくさんあって、何時間でも見られるし、いっぱいの幸せをもらってる。
その分、現実に引き戻されて絶望したり、リアコすぎてオタクしんどいって思うこともあるけど。
だけど、なかなかこの沼からは抜け出せないんだよなぁ。

このご時世はジャニーズJr.もYouTubeやドラマ、ラジオ、IslandTV、ジャニーズWebでたくさん見られる時代だ。
名前と顔、曲が一致するグループは日に日に増えている。

スノストのデビュー1周年記念は私も一緒に応援することができた。
もちろん、いままでの辛かったことも、嬉しいことも味わえていたら感じる重みは違うかもしれない。
けど、この大事な1歳の誕生日をお祝いできたことに誇りをもちたい。

SixTONESは5/1に結成6周年を
SnowManは5/3に結成9周年を迎えた。

深澤辰哉さんは5/5で29歳になる。
(いや、この前のラヴィットなんて大学生みたいだったぞ?あんなアラサー信じられない…。

こうやって大事な記念日を、いちファンとしてお祝いできることが幸せだ。

アイドルを続けてくれて、ありがとう。
いつもファンの笑顔のためにたくさん考えてくれて、ありがとう。
幸せを返せるように、私も日々を頑張りたいと思います。

歴代の推しも、あなたがいたから、いまの私がいます。
たくさんの幸せを本当にありがとう。

          心から、感謝を込めて。

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