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U40メンバーが思う「住みたくなる〇〇な街」

こんにちは、初めまして。U40高松(第5期)の松井佑有です。
前回懇談会で頭をオレンジ色に染めていったので追放されないか心配していましたが、皆さん優しく(?)受け入れてくださいました。高松市は寛容な街です。笑

さて、ひとつ前の記事で会長の英太郎さんが 、“U40とは何ぞや“ が分かる記事を書いてくださいましたが、今回は私が3月に開催されたオンライン分科会①&第2回懇談会のレポートと考察をお届けします!

2021年3月5日  U40 分科会①

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U40ポーズでパシャリ(右手でU、左手で4になっている人が正解のポーズ)

前回記事でも紹介したのですが、私達第5期の活動目的をおさらい↓

『懇談会での議論を懇談会だけで終わらせないように、U40のミーティングから市民の間で水面のように議論が生まれていくことを目指していきたい』

その活動として大きく3つ
①高松を知る
└懇談会のメンバー間で「創造都市」や「高松らしさ」などについて理解を深める。
②メンバー間でコミュニケーションをとる
└メンバー間で交流を進めて、お互いの専門分野について理解を深めていく
③懇談会以外で考えを集める。
└アンケート調査を実施して、「創造都市」や「高松らしさ」について意見を集める、また、懇談会以外でワークショップを実施する。
を掲げています。

任期2年間で10回程しか公式に集う機会が無い中、いかにしてこの活動目的を達成するのか。その方法として、公式以外での「分科会」という場を設けることで後押しできるのでは?と実施されました。

私もこれまで国内外、各所で様々なチームを経験してきましたが

『互いのことを知ること』

これがチームに一番大事なことだと思っています。

2月に懇談会が開催されましたが、まだまだ互いのことを知ることが必要だと考え、分科会では改めて自己紹介と個人への質問による交流を行いました。
これが笑いと興味スイッチの連鎖を生み、予定していた時間を押しに押してとても盛り上がりました。

最終的に全員の自己紹介を終えて閉幕したのですが(そう、つまり自己紹介をして終わりました)、チームとして一番の肝である「互いのことを知るコミュニケーション」を図ることができた良い時間でした。

2021年3月15日 第2回 懇談会

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そんな分科会から10日後、ちょっと冗談が言い合える位に心の距離が近くなったような気がする(気のせい?)私達は、市役所に集合。この日は真面目に第2回目となる懇談会に出席しました。

今回は『高松らしさを考える』というテーマを掲げ
①高松のいいところ・伸びしろを考えるワーク
②創造都市の先進事例を学ぶ→ワーク(湯川副会長によるプレゼン)
が行われました。


①自分たちが住みたくなる街とは?

中村香菜子委員のファシリテーションにより、まずは高松市のいいところ/のびしろがあるところを個人で考え、全体共有しました。

<高松市のいいところ>
・コンパクトな街
・気候が良い、生活圏に海があり、島がある
・うどん以外に美味しい料理を食べられる店が多い
・都会過ぎず田舎過ぎず丁度いい

<高松市ののびしろ>
・交通マナーが良くない
・アーティストやクリエイターが活躍しづらい
・昼からお酒を飲んでも良い環境が欲しい(べろべろの神様)
・広報力や目に見えていないところへの支援が届いていない(孤独など)

等の意見が上がりました。
個人的にはU40のメンバーの意見は、ほぼ一緒なり共通点があるもののような印象を受けました。

②創造都市の先進事例を学ぶ→ワーク

“住みたくなる街って一体どういう街なのか?”

元行政職員であり、立命館大学地域情報研究所研究員であり、官民連携のまちづくりマネジメントを手掛けるパブリックディレクター㈱HYAKUSYO 湯川致光副会長に、創造都市事例のプレゼンを頂き、知識を深めます。

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「観光」分野での北海道夕張市の財政破綻例と美瑛町の成功事例、「地域住民の暮らし(声)ファースト」を市政に生かしたフランスのナント、アメリカのポートランドについてお話頂きました。

話を聞いての感想や疑問点などを共有し、ここまでの話を踏まえて『自分たちが住みたくなる街』について考え、発表していきます。

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丁度良くて不便がない(加点ポイントは少ないが減点ポイントも少ない)街
恋愛で例えると、この人(街)は総じて絶対‼な理由は無いけど、特に別れる理由も無いよね。みたいな全員が深く頷く意見もありました。

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全グループで出た意見をまとめると、

①都会に出た若者(U40世代)が帰ってきたくなる街に
そのために必要なのは幼少期や学生時代に「高松ってめっちゃ良い!」ポイントを知っておく(大人が伝える)こと。また、良いなと思う理由になるもの、こと、支援を整えること。

②元々ある「良さ、良いもの」を全国へPRする力
県内のクリエイター(育成枠も含む)に投資すること。デジタルネイティブ世代は既に全世界の「センスいい」「カッコいい可愛い」を知っていて、基準が高いから。

③「尖った部分」がこれからの市民を増やすひとつのキーワードでは?
丁度よさも心地よさではあるが、加点ポイントが人と街のポテンシャルを高めるという仮説。

以上が我々U40メンバーの思う『住みたくなる街』の要素です。


さてここで、高松市に住んでいる皆さん。
皆さんが思う「高松のよさ・伸びしろ」はどんなところですか?また、「住みたい街」には何の要素が必要だと考えますか?
我々の考えも読んで頂き、意見を交わせると嬉しいです。


次回懇談会は5月。新生活で、県外から転入される方と出会うシーズンでもあります。
「高松に引っ越してこれて良かったな」と思ってもらえるような、この街の特徴や良さを伝えていきたいですね。

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