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年明け・川崎競馬場

大井競馬場の年末開催は、のどかな様でいてどこか物悲しい空気がある。
それに対して川崎競馬場の正月開催は、あっけらかんとした楽天的な雰囲気があるように感じる。
こちらの気の持ち様なのかもしれないが。

川崎競馬場の最寄り駅は京急大師線の「港町」だが、今までこの駅を使ったことがない。
東京方面から行くと、京急川崎で大師線に乗り換えなければいけないし、正月は川崎大師に参拝する人でかなり混みあう。
それなら少し時間がかかっても、ということで川崎駅から歩く。
歩いて20分弱くらいか。
なるべく最短距離に近いコースで歩こうとすると、堀之内を通ることになる。
東京の吉原と並ぶ首都圏有数のソープランド街である。
客引きに声をかけられながらうつむいて通り過ぎる。

昔はソープランドの他に「ちょんの間」というのがあった。
「小料理○○」なんていう看板が出ているのだが、路地に面した側はガラス戸になっている。

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(ここが昔そうだったかどうかはわからないが、こんな感じのガラス戸)
そのガラス戸の向こう側はやけに奥行きの狭いスペースがある。
その奥行きの狭い細長いスペースに椅子が数脚置いてあり、その椅子にやけに薄着の女性が路地の方を向いて座っている。
ぼくは利用したことがないのだが、どうやら気に入った女性がいたら声をかけ、そのままその店の2階に上がってサービスを受ける、というシステムらしい。
ソープランドなど、他の風俗店は、外装や看板は派手で毒々しくても、そこで働く女性が外から見えることは無い。
だから初めてこのガラス戸の前を通った時はギョッとした。
見てはいけないものを見たような気がして、目を伏せて通り過ぎた。
15年ほど前に大きな摘発があり、この形態の店はほとんど一掃されたらしい。


川崎競馬場に到着。

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ここも3年ぶり。

抽選制ではないが、予約制。

川崎競馬場は大井競馬場よりかなり狭い。
客が動き回れる範囲もずいぶん狭い印象。
なので、今までは小さな所にぎゅうぎゅうに詰め込まれているような感じがしていたのだが、今年はあまりストレスを感じなかったので、かなり人数制限がされているようだ。

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(第1レース、まだ人が少ない)

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(誘導馬も正月仕様)

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(誘導馬よりもお姉さんの方を撮ってしまう)

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(小さな競馬場ほど馬が走る迫力が感じられる)

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(やってやるぜ、という感じ)

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午後予定があったので3レースだけやって退場。
また堀之内を通って川崎駅へ。

そういえばずいぶん正月の川崎に来ているのに、まだ一度も川崎大師に参拝したことがない。

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