警察__1_

Day212.1年間の刑法犯の認知数

こんばんは。

さて、続いて気になる警察シリーズ
といってもまだ2回目だけど、こちらも驚き!

最近、みなさんの中で治安がよくなってると思いますか?
私は年々よくなっているかなって思いますが
やっぱり今年も京アニの事件や子供を拉致したり
交番が襲われたりする事件など、凶悪事件が少ないけれども
発生していることもあり、”体感治安”は
そんなに良くなっていないと考えている人が多そうです。

さて、ここからが本題の刑法犯の認知件数。
この認知っていうのは警察が犯罪が発生した!と
認知したということです。
つまり、警察が把握していないものも世の中にはあるはずなので
きっともっと多いということになります。
「認知件数=発生件数」ではないということです。

平成30年(2018年)は

81万7,338件❗️

数字だけを切り取るとめちゃくちゃ多いですよね。
民事とか抜きで、刑法犯のみでこの数ですよ…。

1年間に81万件以上も犯罪があるわけです。

でも、警察も頑張っていて、年々刑法犯は減っていて
実はこの数字、戦後最少なのです❗️
下記は警察白書令和元年版より引用です。

画像1

これを見てもらえるとわかると思いますが
平成14年をピークに激減しています。

記憶している人も多いと思いますが
毎年、ものすごい凶悪事件が起きていました。
一部列挙しただけでも、鮮明に記憶に残ってる事件ばっかりです。

平成9年「神戸連続児童殺傷事件」
平成10年「和歌山毒物カレー事件」
平成11年
「桶川ストーカー殺人事件」「光市母子殺害事件」
「堺市通り魔事件」「池袋通り魔殺人事件」
平成12年
「西鉄バスジャック事件」「世田谷一家殺害事件」
平成13年
「歌舞伎町ビル火災」「筋弛緩剤点滴事件」
「武富士弘前支店強盗殺人・放火事件」
平成14年
「北九州監禁殺人事件」「久留米看護師連続保険金殺人事件」
「群馬女子高生誘拐殺人事件」「マブチモーター社長宅殺人放火事件」
「足立区連続強盗殺人事件」

最近は刑法犯の中でも特殊詐欺やサイバー犯罪が
過去と比べると多くなってきていて、高水準という状況です。
防犯カメラの台数増加や警察の様々な対策によって
凶悪事件自体は減ってきていて犯罪の質が
徐々に変わってきているようです。

さらに女性や子供を狙った犯罪は相変わらず減少していなく
この辺は何か対策をしていかないと
安心して過ごせないかなって思います。

昔に比べて子供への声かけも増えている気もしますし
私が子供の頃は子供だけで公園で遊ぶ姿も多かったですが
最近はほとんどないですものね。

図表2-12 放火の認知・検挙状況の推移

画像2

図表2-11 強制わいせつの認知・検挙状況の推移

画像3

図表2-13 略取誘拐・人身売買の認知・検挙状況の推移

画像4

放火や性犯罪はこちらにある通り80%以上が検挙されています。
でも、20%程度は捕まってないことを考えると
再犯などが怖いですね…。

以上です。
出展は「警察白書 令和元年」


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