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20代の知見。 いつか見返した時に、黒歴史とエンディングノートになりますように。

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20代の知見。 いつか見返した時に、黒歴史とエンディングノートになりますように。

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本屋と令和、そしてnoteを始める

『逃げたかった』 映画、漫画、ニュース、ショッピング。 様々なモノが "携帯" というツールで完結する時代。 そして、それが当たり前である令和。 私は幼少期から本が好きだった。 小説、漫画、物語など自分の想像する声や人物像を描き、自分の幻想やタイミングで楽しむことができる本は、唯一没頭できる大切な世界だった。 仕事に追われ、パソコンや携帯を毎日触り、たいしてよくも知らない相手からの罵倒や、自分の成績に一喜一憂する日々が続く中、”本を読もう。”と思い、たまたま通りがかった

    • 私の幸せとは

      先日地元に帰り行きつけのスナックへ足を運んだ。 1時間ほど楽しく呑んでお手洗いに立ち戻ろうとしたときにママに止められた。話は、別席で飲んでいる女の子が2人いて、恋愛で泣いているから話聞いてあげてくれないかという内容だった。 私も少しほろ酔い気分で、ママとも仲が良かったのもあり引き受け、席に着いた。 年齢は20代前半で私より少し若いかな??くらいの可愛い2人組。 泣いている原因は、付き合っている彼氏が冷たい・過去の浮気が頭から離れず些細なことでも疑ってしまうことが辛いとの

      • 弁当という名のラブレター

        今年の春から、婚約者との同棲をスタートさせた。 仕事が早い彼に、平日は毎日朝5時に起きて作るお弁当。 軽い朝ごはん、お昼のお弁当、夜ご飯。 1日がごはんを作ることでいっぱいだ。 まだ同棲して1か月半だからこそ、何が食べたいかな?これ喜ぶかな?なんて考えることも楽しくて、どこで節約するかを考えるのも楽しくて。 誰かのお祖母ちゃんが言った言葉で、 【新婚ってのは、相手が帰ってくのが楽しみだったら、いつまでも新婚なのよ。】というのがある。なんだか胸にスーッと入ってきて、こう

        • 匂いとリンクする

          匂いは思い出にリンクする そう感じる人は少なくないのではないだろうか。 もちろん恋愛で相手の香水や柔軟剤の匂い、部屋の匂い。 好きな季節の匂い、好きなブランド店の匂い。 あげればキリがないが、私の思い出にはいつも匂いが付き纏う。 笑顔や幸せの瞬間、楽しかった時間、青春の背景…。 片思いの相手の気を引くために頑張った日。 自分の弱さを隠し奮い立たせ、強気でいるために振りまいた、あの日。 覚えている匂いがすべて幸せで、素敵な思い出だけではないが、すべて愛おしい私の歴史に

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        本屋と令和、そしてnoteを始める

          友人との距離感

          最終学歴は、専門学校。 20歳で学生生活を終えて、強制的に身近の人と毎日過ごし、イベントごとなどの時間を過ごすのを終えた。 卒業後は海外に留学に行って、日本から離れた分、 今までに友人とも疎遠になってしまった。 帰国してからは就職をし、なかなか会う時間も合わず、唯一1人の子とだけ会うようになった。 お互いお酒が好きなのもあり、次の日が仕事だろうが、朝まで飲んで騒いで 楽しい時間を過ごした。 ただ、深く話していくうちに、少しの違和感を感じることも増えた。 仕事に対して

          友人との距離感

          20代のエンディングノート

          特に病気も、怪我も、死ぬ予定も無いが 今からエンディングノートを書こうと思う。 きっかけは、会社を契約満了で退職し 結婚を機に住む場所を変えるための待機期間、 要はニートの状態を過ごしている中で、 嫌と言うほど、あれこれ考える時間が増えたから。 もし今この世から急に消えてしまったら、 残された人たちに、私は私の何を残しておくべきなんだろうとふと思ったのだ。 人間がいつ、この世を去る事になるかは 誰も予想がつかないことだからこそ、大切な人に向けて、今の感謝や思いを残してい

          20代のエンディングノート

          権利

          通勤ラッシュで電車を待っている時 何気ない顔をした女性が私の前に割り込んできた。 並ぶ場所が狭くて寄ってるのかなと思ったが 乗車する際人を押し除けて進んでいった。 その女性はいの一番に座り、鞄にはヘルプマークを付けていた。 『席をお譲りください』 知ってるし、分かっている。 普段から年配の方や不自由そうな方には、自ら席を譲る方だとは思う。 ただ、心が狭いかもしれないが、人を押し除けて不快な気持ちにさせて 許される権利なんて無いと思ってしまった。 もちろん、ヘルプマ

          権利

          愛嬌とぶりっ子は紙一重

          なにを愛嬌と呼ぶのだろう。 少し前に『子供と大人の真ん中』と内容とは少し違う。 ”愛嬌”にフォーカスした話をしたいと思う。 酒を注げば良いのか 笑顔でうなづけば良いのか しんどい時に笑顔になればいいのか 学生の頃は小中ほぼ同じメンバーで進学し 男女の壁すらなく普通に誰とでも話し、学校終わりには遊びに行き その中で何度か恋愛もした。 高校へは同じ中学を卒業した人はたった3人の 学校へ進学し、無垢で何も分かっていない私は いつも通り話しかけ、クラス内で遊び、親交を深めてる

          愛嬌とぶりっ子は紙一重

          誰かが死ぬほど生きたかった一日と私。

          最近やる気が出ない。 何より睡魔が凄い。 生理でも妊娠でもない。 ただただ日々が眠くて困っている。 特に朝は起きることができないし、やる気も漲らない。 誰かが無駄に過ごした一日は 誰かが死ぬほど生きたかった一日。 と言う言葉がある。 そんなの知らん。と薄情になれるほど 毎日がつまらなく感じてしまう時がある。 別に人生を終わらせたいとかでもなく、ただただそんなことすら考えたくもないくらい、自分以外に気を遣うことすらできないくらいにだるいのだ。 人はいつ死ぬかわから

          誰かが死ぬほど生きたかった一日と私。

          喪失

          苦しい どこかで貴方を思うと心が締まって 目の奥が熱くなって、息を呑む ただの傍観者に過ぎず認識もされていない 私だけど、本当の貴方なんて知らないけど 貴方が居ない世界は苦しい。 どこかで笑ってくれていたら、 どこかで健やかに生きていくれたら どこかで幸せで居てくれたら そう心から願うのと共に 見える範囲に居てほしいと願ってしまう。 そう願われる事すら今の貴方にとっては 辛いのだろうと分かっていながら。 きっとこれから何十年 貴方は輝き続け、普通の生活なんて出

          喪失

          それでも女で生きていく

          伸びる髪や爪に色を塗り 毎日落とすのに化粧をしてスキンケアをし いつかわからない妊娠のために毎月生理が来る 多様性が当たり前のこの時代の20代でも分かる 女は、より良い遺伝子を持つ男性に出会うために身なりを整えて知恵を高め、身体を成熟させ、必然的に子を生むために生きている。 個性がなんだ、個人がなんだ 価値観がなんなんだ。 勝手に本能として、身体には変化が起きて生きているじゃないか。いつ誰に出会い子供を産むかも分からないのに、選択肢なんてありゃしない。 そして、どの

          それでも女で生きていく

          子供と大人の真ん中

          現在20代の真ん中で まだまだ子供と大人の真ん中で。 自分を無敵だと、わがままは罷り通るとものだと心のどこかで思ってるのは子どもの感覚。 相手の表情や言葉尻で、感情を読み取れるだけのデータが蓄積し、深入りせず当たり障りなく交わせるのは大人の感覚。 子供でいたいし、子供では居られないし 大人になりたいし、大人になりきれない ただこの二つの感覚を、ずっと真ん中で保ち続けられる人間が、愛嬌がある人なのかもしれない。 自分を信じ、相手に気を遣えて、無邪気さと品を持った人間

          子供と大人の真ん中

          常識と価値観と個性

          社会に出て、いろんな大人を観て この3つは明らかに違うと感じるようになった。 これらをそれぞれ定義づけるとしたら何と答えるだろう。もちろんWikipediaや辞書で正しい定義はあるのだけど、私自身の定義を敢えて書こうと思う。 【常識】 人を傷つけないための最低限のマナー 【価値観】 成長と共に他者の考えを取り入れた上での 物事に対する自身の思考や感情 【個性】 生まれ育った環境や状況で培った個人の特性 あの人常識無いよね〜って混んでいる道で横並びでゆっくり歩く人。

          常識と価値観と個性

          幸せ=お金

          一人暮らしを始めて6年 親の有り難みがわかるとか 生きることは当たり前じゃないとか、お金を稼ぐのは大変だとか そんな分かりきったことは置いといて 私が学んだのは 幸せ=お金 って事だ。 別に大金が良いとか、愛よりお金だってことではない。 落ち込んだ時、苦しいとき 自分の機嫌を取ることができるのは自分だけので 美味しいものを食べるのも 新しいものを観に行くのも 友達と会うのも だってお風呂にお湯を溜めるのも、トイレをするのも お金がかかるじゃない。 きっと何を

          幸せ=お金

          曇った世界を知った17歳の私へ

          初めて煙草を吸ったのは17歳。 咽ながら、曇った目の前に広がる世界を眺める時間は、私を少し大人になった錯覚を起こした。 1分1秒、早く大人になりたかった。 17歳の私には、大人の定義なんて無かったけど、 きっと自分自身に何をしても許され、莫大な自由がある 思っていたんだと思う。 あれから年月が経ち、まだ吸い続け曇った世界を眺める私は 大人になれているのだろうか。 会社の健康診断で煙草と酒を止められた私は、 ただただ自制心の無さを突かれた気がした。 これが17歳で思い

          曇った世界を知った17歳の私へ

          "ゆとり世代"と呼ばれる私たち

          新人類、バブル世代、就職氷河期世代… いつからいつまでの時代が、どう呼ばれているか、意味や特徴を理解し判別出来ている人は何人いるのだろう? 1990年代後半の私は、 『Z世代』『エシカル世代』『ポストミレニアム世代』だ。 しかし社会は若者を一括りにし、ゆとり世代やZ世代と呼ぶ。 セクハラや、パワハラに敏感だと言われて 上司や先輩からよくわからない距離感をあけられる。 そもそもそれは、世代関係なく人が不快と感じること自体NGではないのか? 若者の世代がどうとかではなく、

          "ゆとり世代"と呼ばれる私たち