ちはやふるにみるニーチェの超人的思想
こんにちは。
ちはやふる面白いですよね。
ちはやふるは、競技かるたのスポ根青春もの。少女漫画としても、スポ根作品としても異色の漫画です。伝えるのが難しい競技かるたの緊張感。それを余すところなく描写しきる圧倒的青春表現がちはやふるの最大の魅力ですよね。
そんなちはやふるの中で、私が一番好きな登場人物は、かるた部部長の真島太一です。
太一は、恋愛でもかるたでも新に勝てないと悟っています。新のようにかるたに対する情熱もなければ、千早に憧れられる存在でもない。
「男が女に選ばれてどうすんだって思う。俺は、選んで頑張るんだ」
「先生。俺はA級になるより、逃げない奴になりたい」
千早の気持ちが新に向いていることを何度も感じ、その度に悲痛な思いを抱く太一。俺は新には勝てないのか。それでも逃げずに一生懸命努力し運命に抗う、そんな太一が私は大好きです。
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