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iOSアプリのstage環境を作り分けてみた

こんにちは、iOSエンジニアの譚です。

4月にスペースマーケットのiOSアプリのstage環境を作成してみたので、こちらで紹介させていただきます。

なぜつくるのか?

今まで、本番環境とテスト環境がしかなかったからです。たまに本番環境で確認する時に、クラッシュしてしまうと、クラッシュがFirebase上に集計されて紛らわしくなってしまいます。ですので、新しくstage環境を作成したら、この問題は解決できると思います。

基本な流れ

①PROJECT→Info→Configuration→「+」ボタンを押す→Duplicate"Debug"Configuration

スクリーンショット 2021-05-27 20.12.37

そうすると、Configurations欄に新しくDebug Copyが生まれますので、名前をStagingに変更します。

②PROJECT→Build Settings→Swift Compiler - Custom Flags→Other Swift Flags→Stagingに対する値を-D STAGINGにします

スクリーンショット 2021-05-27 20.22.53

分岐

Swift

#if DEBUG
// DEBUG環境の処理を書く

#elseif STAGING
// STAGING環境の処理を書く

#else 
// 本番環境の処理を書く

#endif

Objective-C

#ifdef DEBUG
// DEBUG環境の処理を書く

#elif STAGING
// STAGING環境の処理を書く

#else
// 本番環境の処理を書く

#endif

User-Definedに各環境の値を入れる

PROJECT→Build Settings→User-Defined

スクリーンショット 2021-05-27 20.30.24

アイコン画像を設定

PROJECT→Build Settings→Asset Catalog Compiler - Options

スクリーンショット 2021-05-27 20.34.15

これで柔軟に環境を切り替えることができました!

スクリーンショット 2021-05-27 20.36.03

まとめ

普段なかなかコーディング以外のことをやっても楽しいと思いました。あと、分岐のコードはああいう書き方だと初めて知りました。参考させていただいた記事はこちらでございます。👇

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