iOSアプリのstage環境を作り分けてみた
こんにちは、iOSエンジニアの譚です。
4月にスペースマーケットのiOSアプリのstage環境を作成してみたので、こちらで紹介させていただきます。
なぜつくるのか?
今まで、本番環境とテスト環境がしかなかったからです。たまに本番環境で確認する時に、クラッシュしてしまうと、クラッシュがFirebase上に集計されて紛らわしくなってしまいます。ですので、新しくstage環境を作成したら、この問題は解決できると思います。
基本な流れ
①PROJECT→Info→Configuration→「+」ボタンを押す→Duplicate"Debug"Configuration
そうすると、Configurations欄に新しくDebug Copyが生まれますので、名前をStagingに変更します。
②PROJECT→Build Settings→Swift Compiler - Custom Flags→Other Swift Flags→Stagingに対する値を-D STAGINGにします
分岐
Swift
#if DEBUG
// DEBUG環境の処理を書く
#elseif STAGING
// STAGING環境の処理を書く
#else
// 本番環境の処理を書く
#endif
Objective-C
#ifdef DEBUG
// DEBUG環境の処理を書く
#elif STAGING
// STAGING環境の処理を書く
#else
// 本番環境の処理を書く
#endif
User-Definedに各環境の値を入れる
PROJECT→Build Settings→User-Defined
アイコン画像を設定
PROJECT→Build Settings→Asset Catalog Compiler - Options
これで柔軟に環境を切り替えることができました!
まとめ
普段なかなかコーディング以外のことをやっても楽しいと思いました。あと、分岐のコードはああいう書き方だと初めて知りました。参考させていただいた記事はこちらでございます。👇
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