就職活動のススメ其の3

最後は自分が転職活動してて、こうした方がいいなとかこれ知ってた方がいいなみたいなものをひたすら羅列していきます。

1番大切なのは一貫性

面接は別にコンペの場ではなく、あなたという人間について伝える場です。なのですごいエピソードを言う必要はないです。(素晴らしい成果があるならもちろんそれは素晴らしいことなので、アピールしてください)

通常は選択の基準であったり、その元になっている前述した価値観のところに一貫性がある人の評価が高いです。模範解答を答える必要はありません。むしろそういうのはすぐ見抜かれてしまいます。

特に中途の方は退職理由から志望動機への一貫性がかなり見られます。上辺の条件面だけでなく、何を変えたくて何を叶えたくて転職をするのかを自分の中で明確に棚卸ししておきましょう。

ネガティブな退職理由なんてない

転職ノウハウとして、「転職理由はポジティブに伝えよう」といった意味のアドバイスがよく書いてあります。それは決して間違ってはいないのですが、「事実をねじ曲げて無理やりポジティブなことを言え」というわけではありません。

本当はネガティブな理由で辞めたい、ではなくネガティブな状況を打破してポジティブな自分になりたいという想いがあるはずです。ネガティブに書かれている本当のポジティブな理由に目を向けてあげましょう。

例えばですが、

上司が嫌い→周囲と協調しながら目標に取り組んでいきたい

給料が安い→自分の能力をフルに発揮して正当な評価を得たい

といった具合です。

物は言いようというか、物事には必ず良い面も悪い面もあるものなので、良い面に目を向けてみましょう。

うまく話す必要はないし丸暗記する必要はない

1番最初にも書きましたが、面接はコンペではなくコミュニケーションの場です。上手く話せたからって合格するわけでもなければ、上手く話さないと不合格になるものでもありません。

ちゃんと自分の能力と価値観が棚卸しできていれば、伝え方は何だって言い訳です。

なので気楽にいきましょう。

志望度が高いところ受ける前に、同じ業界の面接何個か受けてた方がいい

これはテクニック的な話になるんですが、先に他に同じ業界の企業を受けておくと、面接の練習になるだけでなく、その業界としての課題や求められているものなんかがわかったりします。

それに対してあたかも自分が調べて、問題の仮説を定義し、どういう風に立ち向かっていこうとしているかを志望度の高いところで話ができると割と高評価だったりしました。ちょっとずるいですけどね。

志望する会社なんていくらでも出てくる

志望度が高い企業な面接に落ちちゃうととても凹みますよね。ただ活動を通して思ったのですが、案外同じような企業や興味を惹かれる企業は後からいくらでも出てきます。

それに不合格になったのは、たまたま今回募集していた枠での、その時点で、面接官が下した決定に過ぎません。相手も人間なのでいつも正確で冷静な判断ができるわけではないですし、本当にクローズな世界での評価でしかないわけです。なので不合格になったからといってそれはあなたの人格や能力が劣っていて市場価値が無いというわけでは断じてありません。

もちろん不合格の面接から学べるところや、自分の準備不足を発見できることはできると思うので、ポジティブに利用しましょう。あなたに合う企業は絶対にあります。

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