就職活動のススメ其の2〜自己分析編〜

自己分析の基本的な考え方

ここからは各論に入ります。

やるべきことはわかったけど、じゃあ具体的にどうすれば…ですね

まあぶっちゃけ正しい方法があるわけではないです。当然ですが、人によって好みのやり方は違ってきます。能力と価値観さえ棚卸しできればやり方はなんだってよいです。

ただ面接の特性上、帰納法的に話ができるととても説得力が増します。

つまり、Aというエピソードがある、Bというエピソードがある、Cというエピソードがある、だから私はこういう能力がある。

という具合です。

なのでこれまでの人生を振り返ってみて、共通している能力や価値観を探るのがベターかと思います。

才能の探し方

ここで一般論的なお話をすると、才能というものは「自分が好きなもの」「自分ができること」「社会から必要とされているもの」この3つが合わさるところだと言われています。

自分は社会から必要とされてるものとかよくわからなかったので、とりあえず自分の好きなものとできることから棚卸ししようとしました。

具体的なやり方としては下記です。

①成功体験と失敗体験を5つ以上出す
②体験の中で共通して発揮している能力や、共通しているシチュエーションやパターン等、そこから導き出される得意なことや苦手なことはないかを探す。できれば3つ以上。
③時間が経つほど熱中したもの、お金と時間を費やしてきたもの、1時間以上語れるものを5つ以上出す
④何があなたを夢中にさせたのか、それぞれ理由を書き出す

ポイントとしては、どんな些細なものでも出してください。前提として才能や強みとは人より突出していないといけないわけではありません。そして1つだけというわけでもありません。

好きで得意なことであればそれは立派な才能です。才能とは育てることができるものです。むしろ育てないと無意味です。まあなので初めは軽く考えましょう。

なので①のエピソードも軽いもので大丈夫です。マラソン大会で完走した。ラジオ体操に毎日行った。ポケモンの手持ちのレベルを全部MAXにしたとかそんなもんで大丈夫です。とにかく出すことが大事。するとどんどん出てきます。中途の方はご自身がやってきた業務から出していくとかでも良いかと思います。

最後に出てきた共通点に対してそのルーツとなっている体験を探しにいきます。これが大事。

ここまで出来たらもう自分の能力と価値観の共通点が見えてると思います。これの良いところはエピソードベースで分析しているので、面接で深掘りされても余裕で答えられるというところです。美味しいですね。

ここまでで、何が自分にできるか?自分の好きなことは何で、何を育てられるのか育てていきたいのか?辺りがまとめられると思います。

私自身の例

自分の場合は好きなこともできることも、「組織に対して働きかけて1つの目標に向かって推進させていくこと」でした。人の役に立つことも好きみたいでした。それが自らの価値の証明になるからです。

なので最終的にはざっくりとですが自ら組織を作って、何かこまっている人達のために貢献していきたいみたいな想いが明確になりました。

こんな感じでここまで出来れば自分の強みも価値観を、いわゆる志望動機や自己PRという形に文章として落とし込むだけです。

企業によって使い分けるために何パターンか持ってたり、1分版3分版5分版でそれぞれ用意しておけみたいな細かいテクニックはありますが、まあその辺はあくまでもテクニックですし、根本ができていないとあまり効果はないと思います。気になる方はググったらいくらでも素晴らしい記事が出てくるのでそちらにお任せします。

以前記事にもしましたが、いきなり手段の話をするのは筋が良くないと思っています。それよりも何を何のために伝える必要があるかを考えて用意する方が個人的には大事だと思います。

まとめ

自分の人生のいろんな体験を振り返って、帰納法的に共通点を見つけよう!それがあなたの才能!




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