腰痛と睡眠の関係がありすぎる


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臨床においてあまり意識されてはいませんが、しかし管理が不十分だと思われるものの一つに睡眠があります。

慢性疼痛患者の多くは、疼痛を持たない人に比べて、睡眠開始までの時間が長い、睡眠中の覚醒が多い、総睡眠時間が短い、安眠できないなど、少なくとも1つの睡眠に関する不満を持っています[1][5]。

これは慢性腰痛患者に絞っても同様で、半数以上の慢性腰痛患者はなんらかの睡眠障害を抱えています[2][3]。

ここでは睡眠と痛み(特に腰痛)がどのように関連しているかをまとめていきます。


睡眠と痛みの関係


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