見出し画像

海城中学校の2024年度国語入試|本の紹介

海城中学校の2024年度国語入試で使用された本と
著者、他の作品を紹介します!


三浦 しをん「墨のゆらめき」

内容紹介

都内の老舗ホテル勤務の続力は招待状の宛名書きを新たに引き受けた書家の遠田薫を訪ねたところ、副業の手紙の代筆を手伝うはめに。この代筆は依頼者に代わって手紙の文面を考え、依頼者の筆跡を模写するというものだった。AmazonのAudible(朗読)との共同企画、配信開始ですでに大人気の書き下ろし長篇小説。

https://www.shinchosha.co.jp/book/454108/

著者紹介

三浦しをん
1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○(まる)』でデビュー。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、2012年『舟を編む』で本屋大賞、2015年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞、2018年『ののはな通信』で島清恋愛文学賞、2019年に河合隼雄物語賞、2019年『愛なき世界』で日本植物学会賞特別賞を受賞。そのほかの小説に『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』など、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』など、多数の著書がある。

https://www.shinchosha.co.jp/writer/2873

著者の他の本

「しんがりで寝ています」
集英社 (2024/3/5)


同衾するほど愛しいピカチュウのぬいぐるみや、すくすくと育つ観葉植物との日々。玄関の柱に巣を作るハチとの戦い、近所に住む家族との交流、EXILE一族に対する深い愛……。笑いあり、ときどき涙あり (?)

2019年6月号から約4年分の雑誌「BAILA」での連載に、書き下ろしを加えた全55編、三浦しをんワールド全開の最新エッセイ集。

コロナ禍でも、コロナが明けても。人気作家の目を通して描かれる「なんてことのない日常」。その素晴らしさと可笑しさがここに。

「神去なあなあ日常 」
徳間書店 (2012/9/15)

平野勇気、18歳。高校を出たらフリーターで食っていこうと思っていた。でもなぜか三重県の林業の現場に放り込まれてしまいーー。携帯も通じない山奥!ダニやヒルの襲来!勇気は無事、一人前になれるのか……? 四季のうつくしい神去村で、勇気と個性的な村人たちが繰り広げる騒動記!林業エンタテインメント小説の傑作。

為末 大「熟達論:人はいつまでも学び、成長できる」

新潮社 (2023/7/13)

内容紹介

「走る哲学者」が半生をかけて考え抜き辿り着いた、人生を「極める」バイブル。

基礎の習得から無我の境地まで、人間の成長には5つの段階がある。では、壁を越え、先に進むために必要なものは何か。自分をどう扱えばいいのか。「走る哲学者」が半生をかけて考え抜き、様々なジャンルの達人たちとの対話を重ねて辿り着いた方法論が一冊に。経験と考察が融合した現代の「五輪書」誕生!

著者紹介

為末 大
1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2021年7月現在)。現在は執筆活動、会社経営を行う。

Deportare Partners代表。新豊洲Brilliaランニングスタジアム館長。Youtube為末大学(Tamesue Academy)を運営。

国連ユニタール親善大使。主な著作に『Winning Alone』『走る哲学』『諦める力』など

著者の他の本

「諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない」
プレジデント社; 第1版 (2013/5/30)

耐える人生か。選ぶ人生か。
前向きに「諦める」ことから、自分らしい人生が開けてくる。
諦めることは、逃げることにあらず。

与えられた現実を直視し、限られた人生を思い切り生きるために、
よりよい選択を重ねていくことこそが「諦める」ことの本質である。
オリンピックに3度出場したトップアスリート・為末大が、

競技生活を通して辿り着いた境地。

「限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法」
SBクリエイティブ (2016/7/26)

3度のオリンピックに出場、400mハードルの日本記録保持者でもある著者が
心理学・行動科学の研究と出会い、自らの体験・アスリートの成功と挫折を
分析するなかでたどりついた境地。

「目標設定」「まわりの期待」「努力」「夢」……
これまで、モチベーションと思われていたものは
すべて、限界をつくり、才能にふたをする障害だった。

100m走で世界記録が出たとたんに、続々と記録を破る人が続く。
メジャーリーグで一人成功すると、次に続く人がどんどん現れる。

人間にとって「限界」とは何なのか。
それは、脳の思い込み。自分で作った檻なのではないか――。

本書は、自分の眠った才能を発揮したいというビジネスパーソンに向けて、
これまでとはまったく別のアプローチで提示する、枠を超える発想術。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?