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ゴールを目指したいと、思い始めた記念日

負けないで もう少し
最後まで 走り抜けて

ZARD「負けないで」のワンフレーズからです。この歌詞を聞いて、どう思いますか。きっと多くの方が励まされるはず。そうなはず。

でも一時期、わたしには無性に腹を立ててました。

うっさいねん、こっちは必死や。負けたない。負けたないから、あらがっとんじゃ。

自分の奥底をさらえるように、悪態の言葉が出てくる。もともと負けず嫌いなのも合わさり、勝手に反応です。まさに知らんがなの世界。

勝ちたいわけじゃない。ただ、負けたくない。湧き出てくる衝動をエネルギーに換え、突き進んできました。

ある日のこと。敗北という、木っ端微塵の負けを受け取りました。いわゆる挫折です。今までの勝つや負けるは、なんとかなってた範囲だったんだ。自分の小ささを知りました。

どうにもならないこともある。どうやったとて、覆(くつがえ)らないことだってある。生きてたらそんな経験てありますよね。そしていつの間にか、その数すら増えていく。

自分の非力さ、今までが恵まれてたこと、追っつかない感情。敗北と共に、いろんなものが押し寄せるようにやってきて。処理不能で溺れそうにもなる。

“ちゃんとした”て表現もおかしいんだけど。そんな存分の負けを味わった後だからこそ、勝ちに行こうと心から思える。ゴールを目指したいと強く願う、わたしがいる。

土俵が上がったと言うべきか。スケールの大きくなったところで勝負できる自分になったんだろか。ぬけぬけと申します。

負けないで ほらそこに
ゴールは近づいてる

しみじみと温かく、どんな自分とて伴走してくれてたんだ。何周も遠回りしたからかな。ようやく歌詞が染み込んできます。

実はサビしか理解してない歌です。なのに、こんだけこびり付いてた。ほんと意識しすぎやねん。

テレビで耳にする部分しか聴こうとしてなかった。それもそっぽ向くように聞いてただけ。意地っ張りでした。

もういいでしょ。しっかり全体を聴こうよ。歌詞を読もうよ。自分を揺さぶるように、降参通達です。書くにあたり、歌詞を読みました。でも未だ部分的。

さあ、わたしはどんなゴールへ着くんでしょう。乞うご期待。

では また

#みんなで書く部
#この歌詞が刺さった

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